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IMO 競馬倶楽部 コミュの京都金杯の情報(JRA)

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新年を飾る恒例のハンデキャップレース!「第48回 スポーツニッポン賞 京都金杯」

従来の芝2000mから、2000年に芝1600mに距離が変更されて今年で11年目。その間の優勝馬には、既に GI 勝ちのあったキョウエイマーチ、のちにGI 馬へと成長を遂げたハットトリック、エイシンデピュティが名を連ね、GIII のハンデキャップレースながら、新春を飾るにふさわしいハイレベルな戦いが繰り広げられている。今年の重賞初勝利をゲットするのは、果たしてどの馬か? 過去10年のデータを分析しながら、その傾向に迫っていこう。

信頼度高い単勝3倍未満の1番人気!

まず、単勝人気別の成績を見てみると、優勝馬は「1番人気」、「3番人気」、「6〜9番人気」の3グループからしか出ていない。また、上位人気では「2番人気」の馬が連対ゼロ、「4番人気」の馬が2着1回のみ、「5番人気」の馬は3着以内馬ゼロというデータが見つかった。最多の優勝馬4頭を送り出す「6〜9番人気」の馬は、「1、3番人気」の馬には劣るものの勝率10.0%を記録しており、まさに“伏兵が主役”とも言えるレース傾向を示している。〔表1〕

さらに、単勝オッズ別の成績を見ると、単勝オッズ「3倍未満」の人気を集めた馬は延べ6頭(いずれも単勝1番人気)が出走して、すべて連対を果たしていた。〔表2〕

〔表1〕 単勝人気別成績(過去10年)

単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 3-3-0-4 30.0% 60.0% 60.0%
2番人気 0-0-3-7 0% 0% 30.0%
3番人気 3-2-1-4 30.0% 50.0% 60.0%
4番人気 0-1-0-9 0% 10.0% 10.0%
5番人気 0-0-0-10 0% 0% 0%
6〜9番人気 4-3-5-28 10.0% 17.5% 30.0%
10番人気以下 0-1-1-67 0% 1.4% 2.9%

〔表2〕 単勝オッズ別成績(過去10年)

単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
1.0〜1.9倍 2-0-0-0 100% 100% 100%
2.0〜2.9倍 1-3-0-0 25.0% 100% 100%
3.0〜4.9倍 0-0-2-6 0% 0% 25.0%
5.0〜9.9倍 3-3-2-20 10.7% 21.4% 28.6%
10.0〜49.9倍 4-4-5-54 6.0% 11.9% 19.4%
50.0倍以上 0-0-1-49 0% 0% 2.0%

若い世代が主力を形成!

次に、年齢別の成績を調べると、「4〜6歳」までの世代には大きな差異は見られなかった。ただ、その中でも3着馬の数で他世代を上回る「4歳馬」が3着内率27.7%と、トップの数値をマークしており、安定感では一歩リードしている。一方で、「7歳以上」の馬となると、2着が2回あるだけ(2003年グラスワールド7歳・4番人気、2006年ニューベリー8歳・12番人気)。「7歳以上」の出走馬は延べ38頭と決して少なくはないが、苦戦傾向にあるようだ。〔表3〕

〔表3〕 年齢別成績(過去10年)

年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
4歳 4-3-6-34 8.5% 14.9% 27.7%
5歳 3-2-2-25 9.4% 15.6% 21.9%
6歳 3-3-2-34 7.1% 14.3% 19.0%
7歳以上 0-2-0-36 0% 5.3% 5.3%

好走馬が多いハンデ「56キロ以上」組!

負担重量別の成績では、ハンデ「56キロ以上」を背負った馬の好走例が多かった。優勝馬で見れば、10頭中8頭が「56キロ以上」のハンデを課せられた馬で、3着内率でも「58キロ以上」の馬が40.0%、「56〜57.5キロ」の馬が25.5%と、軽ハンデ馬を大きく引き離している。なお、ハンデ「54キロ」の馬では、2005年にハットトリック(この年は56キロ以上の出走馬はゼロだった)、2006年にビッグプラネットが優勝しているが、両馬共に4歳だった点は覚えておいて損はないだろう。〔表4〕

ただし、「トップハンデ馬」となると、優勝馬はこのレースを連覇したダイタクリーヴァ1頭のみ(2001年58キロ、2002年58.5キロ)。3着に入った1頭は2001年のアグネスデジタル(58キロ)で、同馬は前年のマイルチャンピオンシップ優勝という実績があった。〔表5〕

(河野道夫)

〔表4〕 負担重量別成績(過去10年)

負担重量 成績 勝率 連対率 3着内率
51キロ未満 0-0-0-2 0% 0% 0%
51〜53.5キロ 0-2-2-29 0% 6.1% 12.1%
54〜55.5キロ 2-2-4-51 3.4% 6.8% 13.6%
56〜57.5キロ 6-5-3-41 10.9% 20.0% 25.5%
58キロ以上 2-1-1-6 20.0% 30.0% 40.0%

〔表5〕 トップハンデ馬の成績(過去10年)

成績 勝率 連対率 3着内率

コメント(2)

2000 年に距離が芝2000mから芝1600mに変更された京都金杯。中山金杯=中距離馬、京都金杯=マイラーと、各馬の距離適性に応じたレース選択が可能となり、このレースは関東馬の遠征も見られるようになった。1年の最初の重賞を勝ちたいと思う厩舎関係者は多く、例年、GIIIのハンデキャップ重賞とは思えないほどの豪華な顔触れが揃う。2005年の京都金杯を制してスターダムに乗ったハットトリックは、同年秋にマイルチャンピオンシップ、香港マイルを連勝するほどのトップマイラーへと成長。未来のスターを探す楽しみもあるレースと言えそうだ。

最も勢いに乗っているのは、前走のGI・マイルチャンピオンシップで14番人気の低評価を覆して2着に好走したマイネルファルケ(牡5・萱野浩二)だろう。520キロを超える大型馬だが、鞍上の指示通りの競馬ができる器用なタイプ。逃げ一辺倒の感じはなく、好位に控えても2着3回と結果を出しているように、自在性もある。

マイル路線へ活路を求めてきたのは、スマートギア(牡5・佐山優)。2009年の京都大賞典・鳴尾記念でともに2着と、重賞でも通用する力があるのは証明済み。あとはマイル適性があるかどうかだが、追い込み脚質だけに、速い流れの方が結果の伴う馬。この距離は意外に合うかもしれない。

前走の愛知杯で7番人気ながら2着に好走、再び調子を上げてきたのがブラボーデイジー(牝5・音無秀孝)。自分の形で競馬ができた時のしぶとさは、牡馬相手でも侮れない。今回もマイペースの競馬ができるかどうかが鍵となる。

タマモサポート(牡7・藤岡健一)は、アドマイヤオーラ、ヴィクトリーなどの強豪メンバーが揃った2009年の京都金杯で、2着のマルカシェンクに2馬身差をつける快勝劇を演じている。その後の5戦では良績を残せていないが、全6勝中3勝を挙げている京都コースに戻る今回は、無視できない1頭だ。

クラウンプリンセス(牝6・橋口弘次郎)は、全7勝中4勝を挙げている阪神コースほどではないが、京都コースでも〔1・3・0・5〕とまずまずの結果を残している。また、芝1600mは〔4・2・0・6〕と、最も得意の距離だけに、ここで重賞初制覇を飾っても、驚けない。

前走のディセンバーS(中山・芝1800m)でハナ差の接戦を制したショウワモダン(牡6・杉浦宏昭)。オープン特別2勝目をゲットした勢いに乗って、重賞初制覇を目指す。

フィールドベアー(牡7・野村彰彦)は、2008年の函館記念で2着、新潟大賞典・札幌記念でともに3着の実績がある。能力はこのメンバーの中でも引けを取らないだけに、ここで幸先良いスタートを切りたいところだろう。

大きな可能性を感じさせるのは、ドラゴンファング(牡5・矢作芳人)。実戦を経験させることにより強く育てていく矢作芳人厩舎の管理馬だが、この馬は5歳にしてわずか13戦のキャリア。陣営の期待の高さが感じられるローテーションだ。2009年の阪急杯3着、阪神C4着と、重賞で結果を残しているのも見逃せない。

ゴールデンダリア(牡6・二ノ宮敬宇)は、勝ち鞍の4勝すべてを芝1800m〜2000mの中距離で挙げている馬。むしろ、小回りの中山コースから伸び伸びと走れる京都の外回りコースに替わるのは、プラスに働く印象を受ける。

シェーンヴァルト(牡4・岡田稲男)は、2歳時にデイリー杯2歳Sをコースレコードで勝った実績馬。古馬との初対戦、距離短縮で挑んだ前走の鳴尾記念は9着に敗れたが、勝ち馬とは0秒6差だった。重賞初制覇を飾った京都のマイルが舞台となる今回は、走り頃と言えそうだ。

※年齢表記は、2010年の年齢とした。

(松浪大樹)
【京都金杯】ファング、初笑い開幕奪取だ
デイリースポーツ - 2010/1/3 9:15

新春恒例の一戦で重賞初制覇を見据えるドラゴンファング
 「京都金杯・G3」(5日、京都)
 開幕ダッシュだ。当初は賞金的に出走が厳しい状況だったドラゴンファングが、上位馬の回避で新春のG3へ登場する。昨年、関西リーディングを初奪取した矢作師が送り込む期待馬。厩舎の勢いそのままに、重賞タイトル獲得を狙う。阪急杯3着、阪神C4着の内容からも実力は確か。短距離のG1戦線を見据える精鋭だけに、チャンスを確実にモノにしたい。
  ◇  ◇
 昨年、関西リーディングを初めて獲得した矢作師が年始から目を輝かせる。例年、年明けはゆっくりと始動する厩舎だが「今年はコイツがいるんでね」とニヤリ。初挑戦となる新春を飾る重賞に、本格化気配のドラゴンファングを送り込む。
 阪神C4着後、京都金杯に目標を絞って調整。当初、賞金順では除外対象だったが、上位馬の回避でチャンスが巡ってきた。12月30日には新コンビを組む浜中が騎乗し、栗東坂路で4F53秒3-38秒1-12秒5を馬なりで記録。実質的な追い切りを消化し、万全の態勢で本番を見据えている。

 キャリアはまだ13戦。成長を促しながら大事に使われてきた。そのかいがあって、着実に地力を強化。「ちょっと体質は強くなったな。以前は使ったらガタッときていたから」と指揮官は話す。芯がしっかりとしてきたことで、レースぶりにも力強さが増してきた。

 成長の跡は前走にも刻まれている。ひ弱さが残っていたころは「脚元や体のバランスで左にもたれていた」と振り返るように、左回りを中心に使われていた。右回りのG2戦で0秒3差の4着に奮闘。前半3F33秒7のハイラップで飛ばしながらも、ゴール寸前まで見せ場をつくった。「体質が強化されたことで解消されてきた」のセリフを体現する内容だった。

 今回は開幕週のうえ、直線が平たんな京都コースへ舞台が変わる。「マイルは折り合い次第でこなせる。これぐらいのメンバーなら、いい勝負をしてもらわないと。重賞を獲らせないといけない馬だからね」と力を込めた。重賞初制覇で飛躍の一年へ。素質開花の兆しを見せる5歳牡馬が、寅(とら)年の開幕戦で牙をむく。

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