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【ローレルゲレイロ】情報

逃げで開花、ローレルゲレイロ電撃王だ…30日・高松宮記念
2008年3月25日(火) 8時1分 スポーツ報知

 ローレルゲレイロは、逃げる競馬に転じて大変身。重賞連勝を果たした。前走の阪急杯では、昨年の高松宮記念の覇者スズカフェニックスの追撃を封じてV。勢いに乗っている。父キングヘイローは、00年の勝ち馬。父子制覇の快挙に向け、GIの舞台でも思い切り先行する。

 「逃げ」への戦法転換が、起死回生の一手になった。06年6月の新馬戦を勝ち上がったあと、勝利の女神に見放されていたローレルゲレイロが、重賞連勝を果たし、GIの舞台に乗り込んで来る。

 きっかけは、昨年暮れの阪神Cだった。先手を奪い、スズカフェニックスから0秒2差の4着に。平岩厩務員は「ダメなら、放牧に出す予定だった。イチかバチかの逃げだった」と振り返る。

 思えば、新馬戦は1000メートルを逃げ切りV。2走目のラベンダー賞(3着)と、函館2歳S(2着)は、ハナ争いに加わって粘り込んだものだ。「馬込みに入れると、調教とは走りが違うと藤田騎手が言うんでね。阪神Cの時は、調教通りだったと言っていた」と平岩厩務員。もともとは先行型のスプリンター。その後の控える競馬が、馬にとって負担になっていたのかもしれない。

 “制約”を取り払うと、潜在能力が一気に開花した。東京新聞杯で重賞初Vを遂げると、前走の阪急杯ではスズカフェニックスの差しを封じ込んだ。単騎先行を後押しするアイテムである、チークピーシーズの装着も功を奏した。まさに、充実一途の4歳馬。マイラーズCから安田記念に向かう当初の予定を変更しての参戦には、勝負気配が漂う。

 「アストンマーチャンが出ないので、展開的にチャンスがあると思って決めた」イイデケンシンでUAEダービーに挑戦する昆調教師は、自信のコメントを残してドバイへと向かった。「メンバー的にチャンスはあるし、馬の調子はいい。運が向けば勝つだろう」と平岩厩務員。スプリント界の頂点へ、一気に突っ走る。

 ◆キングヘイロー産駒 カワカミプリンセスがGI(06年オークス、秋華賞)を制覇。他に、ゴウゴウキリシマ(06年シンザン記念)が重賞を勝っている。

 ◆東京新聞杯勝ち馬 昨年はスズカフェニックスがV。02年はアドマイヤコジーンが2着になった。キングヘイローは、高松宮記念を優勝した前年(99年)に東京新聞杯を制している。

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[ファイングレイン]情報 スポーツ報知

 淀短距離S、シルクロードSと連勝中のファイングレイン。6ハロン戦を使われるようになり、素質が一気に開花した。そんなスプリント界の新星をリードするのが、幸英明騎手(32)=栗東・フリー=だ。スティルインラブで“牝馬3冠”を達成してから、約4年半。久しぶりに巡って来たJRAのG1奪取のチャンスに燃えている。

 − 勢いに乗るファイングレインで挑む高松宮記念。まずは、今の心境を聞かせてほしい。 「3走前から乗っていますが、1200メートル戦を使ったここ2走は、直線ですごい末脚を発揮しました。結果が出ない時期もあったようですが、NHKマイルC2着馬で、能力は確か。僕にはいいイメージしかないし、本当に楽しみです」

 −淀短距離Sは内から。シルクロードSは大外を伸びて重賞初制覇。マイルのファイナルS(9着)は伸びを欠いたが、スプリント戦で新境地を切り開いた。 「道中からハミをかんでしまうので、ファイナルSでは距離が長いと感じましたが、淀短距離Sは思ったよりハミがかからず、結果的にすごい脚。シルクロードSでは何パターンかを考えていましたが、あれだけ後ろ(4角12番手)になるとは思わなかった。道中でハミを抜くことを覚えた今なら、逆にマイルでもやれそうだけど、1200メートルは3戦全勝。やはりベストでしょう」

 −1週前追い切りは、栗東のDウッドチップコースでブラックシャンツェ(4歳1600万)と併せ、手応え十分に先着。またがった感触は? 「途中ハミがかかったけれど、動きは良かった。すごくいい状態です。けっこう強めに追って、馬はもうできていますし、今週は半マイルか5ハロンぐらいからサッとやれば十分。いい感じでG1へ向かえそうです」

 −ファイングレインにとって中京コースは初めて。不安はない? 「左回り自体は、全く問題ありません。中京は、開幕週だと、内々、前々の決着になることが多いけど、今回は10日間連続開催の最終日。内が荒れてきて差しの決まりやすい馬場は歓迎ですからね。ただ、前走は一番後ろから勝ちましたが、それは意識せず、出たなりの競馬をするつもり。きれいに外に出すには、内枠では後ろからになるので、できればスムーズに運べる外枠がほしいですね」

 −幸騎手といえば、スティルインラブでの牝馬3冠(03年)があまりにも有名。その後もブルーコンコルドで交流G1は何度も勝ってるが、JRAのG1は、久しぶりのチャンスになる。 「スティルインラブは、G1制覇というだけでなく、歴史に名を残せる出来事。本当に、一生に一度あるかないかの出来事でした。でも、中央のG1勝ちは、それだけなんですよね。やっぱり、どの馬でも勝ちたいという気持ちはあるし、G1を取れるチャンスという意味で、今回はかなり手応えを感じています」

 −スティルインラブをはじめ、主戦騎手として有力馬の手綱を任せてくれた名トレーナー、松元省一調教師が、2月いっぱいで勇退。期するものがあるのでは? 「先生の勇退は、僕の中でも一番大きな出来事。寂しいですよ。ホーマンランドオーで、初めて上のクラス(準オープン特別=95年)を勝たせていただいたのも、クリスタルケイで初めてG1(天皇賞・春14着=95年)に乗せていただいたのも、松元先生でした。トゥナンテでも重賞を3つも勝たせてもらい、主戦騎手のように扱ってもらった。先生が引退され、そのぶん勝ち星が減ると思われているところは、僕自身が気を引き締めないといけない」

 −デビュー15年目の今年は、ここまで15勝。メーンも何度も勝っているし、リズムはいいように思う。 調子がいいというよりは、タイミングです。いい馬の、いい時に乗せてもらっていますから。でも、ジョッキーには巡り合わせが大事ですし、それには結果を出さないと。今年のフェブラリーSのブルーコンコルド(2着=7番人気)も、先生(服部調教師)は喜んでくれましたが、2着と勝つのとでは、全然違います。フェブラリーSで勝てなかった分まで、今回は頑張りたい。何とかチャンスをものにしたいと思っています」
【スズカフェニックス】情報

フェニックス連覇へ理想的/高松宮記念
2008年3月25日(火) 8時51分 日刊スポーツ

 スズカフェニックス(牡6、栗東・橋田)が、史上初となる高松宮記念連覇に挑む。マイル路線も視野に入れていた昨年と違い、今年は短距離G1に絞って調整。今月2日の阪急杯から始動と、理想的なステップを踏んできた。本番への上積みは十分で、キングの威厳を見せつける。

 昨年の優勝が「偶然」であるなら、今年は「必然」でなければならない。史上初の連覇へ、スズカフェニックスが本気モードで取りにきた。

 昨年は、年明けの京都金杯(5着)から始動。続く東京新聞杯を制し、阪急杯3着。高松宮記念が4戦目だった。児玉助手は「マイラーズCへという話もあった」と振り返る。それまでマイル以上を中心に使ってきたため、阪急杯の内容次第で路線を決めることになっていた。武豊騎手の助言もあり、短距離G1に出走したが、狙いすました“戴冠”ではない。たたき4戦目で馬体はぎりぎりの状態だった。

 その点、今年は年明け2戦目。阪急杯2着からの参戦で余力はある。理想的なローテを組んだ。児玉助手は「昨年とは違い、今年の場合は本当にここを目標に仕上げている。昨年も良かったが、それに比べてさらにいいように思う」と自信をのぞかせる。暮れの阪神C(1着)を使ったこともあるが、年明けに無理しなかったことが、陣営の本気度を示している。

 前走阪急杯は59キロを背負ってローレルゲレイロの2着。頭差とらえ切れなかったが、復帰戦としては上々の内容だ。「斤量も背負っていたし、レース後に疲れが出ると思ったが、ずっと元気。どっしりしてきた」と同助手は状態面に自信を持つ。

 今回は、主戦の武豊騎手がドバイ遠征のため福永騎手が手綱を取るが、2週続けて感触を確かめており信頼関係は築けている。「スタートを普通に出て、コーナーまでスムーズに行ければ。力を出せる状態にはある」と同助手。「連覇はできない」という嫌なジンクスを、フェニックスが破ってみせる。【和田美保】
【プレミアムボックス】情報

プレミアム、メジャーになる!30日・高松宮記念
2008年3月26日(水) 8時1分 スポーツ報知

 プレミアムボックスは、関東に現れた短距離界の新星だ。高松宮記念と同じ芝1200メートルのオーシャンS(G3)を差し切り、勢いに乗って挑戦する。上原厩舎では、昨年暮れに引退したダイワメジャー(G1で5勝)の後継馬にと期待が大きい。

 厩舎の偉大な先輩からバトンを引き継いだかのような快進撃だ。目下2連勝。勢いに乗ったプレミアムボックスは、ダイワメジャーが昨年で引退すると、重賞のオーシャンSも制覇。ついにG1戦線にまで名乗りを上げてきた。

 抱えていた難病も、ダイワメジャーと同じだった。「のど鳴り」(喘鳴症)に悩まされていた。大きな期待を背負っていたが、結果が出ない。4戦目に未勝利を勝ったあとに手術を受けると、そこから成績が上昇カーブを描いた。「楽に走れるため、パワーを出せるようになってきた」と上原調教師。迫力ある走りが全開となったのだ。

 そればかりではない。肉体面の強化も後押しした。前走時の馬体重は、デビュー2戦目以降では最高となる528キロ。伊藤助手は「調教を目いっぱいやってプラスですからね。よほど具合がいいんでしょう。カイバも与えたら与えただけ食べている」と話す。今がまさに“育ち盛り”。「充実しているなと感じますよ」

 初の大舞台は、好条件が用意されている。芝1200メートルは9戦5勝、3着3回。「この距離だと、どんな競馬もできる。それに福島、小倉の競馬を見ると、小回りの平坦はベストですね」未経験の中京コースはプラスにこそなれ、マイナスにはならない。今年から種牡馬になったダイワメジャーの空席を、見事なレースで埋めてみせるだろうか。
【プレミアムボックス】情報

勢い一番プレミアム/高松宮記念
2008年3月26日(水) 8時54分 日刊スポーツ

<高松宮記念>
 勢いならプレミアムボックス(牡5、上原)が一番だ。3歳夏に施されたのど鳴り手術を経て大成。1600万と重賞のオーシャンSを連勝して本格化した。短距離専門で実績を築き、芝1200メートルは9戦5勝。ダイワメジャーに代わる厩舎のエースが、得意の平たんコースで一発を狙う。

 昨年の今ごろ、プレミアムボックスは500万を勝ち上がったばかりの条件馬。この1年で4勝を挙げて、一気にオープン入り。前走オーシャンSはエムオーウイナーをゴール寸前で鼻差とらえ、重賞初制覇を飾った。デビュー前から調教をつけてきた伊藤助手は「今年に入ってから本当に良くなった。以前は1、2回使うと疲労が抜けにくいこともあったが、今は体がパンとして充実している」と本格化を認めた。芝1200メートルは【5・0・3・1】。短距離畑で育ち、マイル以上の出走は1度もない。電撃戦のスペシャリストだ。

 引退したダイワメジャーに代わって上原厩舎の看板を背負う。社台ファーム生産で、喘鳴(ぜんめい)症を克服したあたりは境遇が似ている。3歳春に未勝利を脱出した後に、のどを手術して負担は軽減された。「未勝利を勝っていなかったら、ここまで残っていたかどうか分からない。脩とかナベが我慢して乗ってくれたおかげ」。伊藤助手は石橋脩や田辺ら、本格化前に騎乗していたジョッキーに対する感謝の気持ちを忘れない。今でも調教中に周囲が驚くほどガーガーと鳴る。それでも競馬で結果を残せるのは「のど鳴りを苦にしない精神力と体力がついたから」と説明した。

 全6勝中4勝が新潟、小倉、福島、京都で、直線が平たんのコース。中京は初めてでも、割り引く材料にはならない。吉田隼騎手とのコンビで2戦2勝と、相性も抜群。新星誕生のシーンは十分考えられる。【岡山俊明】
【ファイングレイン】情報

黄門 “ベリー”ファイン/高松宮記念
2008年3月26日(水) 7時9分 スポーツニッポン

 スプリント路線に新王者誕生の予感。春の短距離王決定戦「第38回高松宮記念」の馬体診断で“美浦黄門”こと境勝太郎元調教師は、シルクロードS1着から駒を進めてきたファイングレインを48点でトップ評価。骨折で1年の長期休養があったが、ここへきて馬体に身が入って完全復活。今の充実ぶりなら一気にG1奪取のチャンスも十分と強力プッシュした。(スポニチ専属評論家 元中央競馬調教師 境勝太郎))

 私が現役の調教師だった頃は、芝2000メートルの名物重賞だった高松宮記念(当時は高松宮杯)ですが、芝1200メートルのG1に衣替えしてから今年でもう13年目。今では春のスプリント王決定戦としてすっかり定着しました。短距離のG1といえば、私にはサクラバクシンオー(93、94年スプリンターズS連覇)という思い出深い馬がいる。あの馬の体は素晴らしかった。スピード勝負ならどの馬にも絶対に負けない自信があったものです。

 今年の出走メンバーもなかなか豪華ですが、トップ評価はすんなりと決まりました。ファイングレインが飛び抜けて良く見えます。パッと見ただけでは、胴長でスラリと細身に映る体つき。筋肉質でがっちりした体形の馬が多い短距離路線の強豪とはやや異なるタイプですが、胸前やトモ(後肢)の筋肉の盛り上がりは相当なもの。あふれるスピードと強烈なパワーを兼ね備えており、究極のスプリント比べにも十分対応できる馬体をしている。しかも、必要なところだけが発達し、余分な部分はすべてそぎ落とされた感じ。完成期を迎えたサラブレッドらしい、気品のようなものが感じられます。

 3歳春のNHKマイルCで2着するなど、若い頃から非凡な能力を示していた馬。その後に重度の骨折を発症して約1年の長期休養を余儀なくされましたが、今の馬体を見る限り、故障の影響などみじんも感じられない。よくここまで立て直したものだなと感心させられます。

 芝1200メートルでは3戦全勝と全く底を見せておらず、出遅れながら直線一気に差し切った前走・シルクロードSも圧巻の強さ。G1を勝つだけの底力は十分に備えており、今の充実ぶりなら好勝負は必至でしょう。
【マルカフェニックス】追い切り

マルカフェニックス自己ベスト50秒7…30日・高松宮記念
2008年3月27日(木) 8時1分 スポーツ報知

 ◆高松宮記念追い切り(26日)マルカフェニックスは、追い切りで超一流スプリンターの資質を証明した。坂路の外ラチ沿いを一直線で駆け抜けた時計は、50秒7の好タイムだった。

 「動きは良かったね。今日が一番速かった」松永昌調教師の記憶では自己ベスト。この日、同じく50秒7をマークしたのはスズカフェニックス。1番人気確実の前回覇者と同じでも、手応えには余裕があった。

 トレーナーは「この前より状態はいいんちゃうかな。前走はゲートが悪くてリズムを崩したけど、しっかり練習したから大丈夫」と上積みを強調する。一線級と初めて対戦した経験が生きてくるのは今回だ。休み明け2走目で本番を迎える理想的なローテーション。一気に頂点に立っても不思議はない。
【スズカフェニックス】追い切り

スズカフェニックスV2へ一直線50秒7…30日・高松宮記念
2008年3月27日(木) 8時1分 スポーツ報知

 ◆高松宮記念追い切り(26日)史上初の連覇を目指すスズカフェニックスは26日、栗東トレセンの坂路で追い切られた。最後までしっかり伸びて、万全の態勢を整えた。強敵に浮上したファイングレインも素晴らしい動きを見せ、上がり馬の怖さを印象づけた。

 スズカフェニックスは、坂路で単走。スタートから外ラチを擦りそうな位置に馬体をキープし、徐々にスピードを上げていった。残り1ハロンで右ステッキを入れられると、ゴールに向かってもうひと伸び。4ハロン50秒7。左右に全くぶれることなく一直線に坂路を駆け上がる姿は、史上初の偉業に向け、最短距離を突き進んでいるかのようだ。

 2週前と先週は、追い切りで福永がまたがった。この日はテンションが上がり過ぎるのを考慮して込山助手が騎乗したが、それでも抑えきれないほどの動きだった。「感じは悪くなかったと思いますよ。去年も非常にいい具合でレースに臨むことができましたが、今年も同じような状態で向かえると思います」と橋田調教師。体調に関して不安は皆無のようだ。

 すでに調教で感触をつかんでいる福永も“難関”を乗り越えたことで、レースへの自信を深めている。「ユタカさん(武豊)からは『すごくかかる馬なので、調教に乗るのが一番難しい』と言われていたけど、2週続けてそれをクリアできた。何度も戦って、すごい瞬発力がある馬だってことは知ってるからね」。主戦の武豊がドバイWCデーに参戦。あくまでも今回は “代打騎乗”となるが「これだけの馬を頼まれるというのは名誉なこと」と、逆にプラス思考でとらえている。

 トレーナー、福永が共に信じる絶対的能力。心配なのは小回りの6ハロン戦という特有な流れの中で起こる“紛れ”だけだ。「相手うんぬんよりも、いかに自分がスムーズに競馬ができるか。それだけです」と橋田師。すんなり力を出せた時、2つ目の勲章は自然に手に入るはずだ。
【ファイングレイン】追い切り

ファイングレインV宣言!!究極11秒4…30日・高松宮記念
2008年3月27日(木) 8時1分 スポーツ報知

 ◆高松宮記念追い切り(26日)史上初の連覇を目指すスズカフェニックスは26日、栗東トレセンの坂路で追い切られた。最後までしっかり伸びて、万全の態勢を整えた。強敵に浮上したファイングレインも素晴らしい動きを見せ、上がり馬の怖さを印象づけた。

 Dウッドチップコースに入ったファイングレインが、究極の仕上げを施された。

 5ハロン地点からスタート。大きなストライドを伸ばして悠々と走っていたのが突然切り替わったのは、直線に入ってから。右ムチを受けると、首を前に突き出すようにして四肢をフル稼働させる。5発目をもらったところがゴール。66秒1、ラスト1ハロンは11秒4の切れ味を披露した。

 初重賞を飾った前走時のシルクロードS時と同様の内容ながら、時計は上回っている。「ここまでは、すべて予定通りに来ている。出来に関しては整っていると思います」と長浜調教師は、自信満々の口ぶりだ。昨秋のオーロCから、4戦連続して馬体重が増加。充実ぶりは、目を見張るばかりだ。

 2走前の淀短距離Sで久々に6ハロン戦に起用され、後続から一気に差し切って勝利。続く前走も、豪快な末脚を見せた。「短いところを使ってみたら結果が出た。いい意味での誤算でしたね」とトレーナーは話すが、力なくしては、重賞を勝つのは不可能だろう。

 スズカフェニックスをはじめ、強豪がそろったが、長浜師の自信は揺るぎない。「いつまでも同じ馬ばかりではなく、新顔が勝った方がいいと思うからね」。その言葉は、事実上の“勝利宣言”のようにも聞こえた。
【プレミアムボックス】追い切り

ド迫力プレミアム12秒1…30日・高松宮記念
2008年3月27日(木) 8時1分 スポーツ報知

 ◆高松宮記念追い切り(26日)プレミアムボックスはウッドチップコースでの併せ馬。5ハロンからダイワバゼラード(5歳1000万)を約10馬身追走。残り3ハロンで内に進路を取って並びかけた。4コーナーでは早くもリードを奪う。最後の直線でビッシリ追われると、4馬身突き放してフィニッシュ。

 5ハロン63秒6。ラスト200メートルも12秒1とダイナミックな伸び脚だった。「乗っていても充実を示す、迫力あるいい動きでした。状態はいいですね」と伊藤助手の感触は上々のようだ。

 のど鳴り(喘鳴症)を患ったが、3歳時に手術を施されて克服。「ダイワメジャーといっしょで、克服する体力、精神力があり全く心配していない」と伊藤助手。パワーを増して2連勝と勢いに乗ってのGI挑戦だ。「一気に相手は強化されますが、恥ずかしいレースはしません。今後、飛躍するためにいい競馬をしてほしいですね」強豪に正面からぶつかる構えだ。
【ローレルゲレイロ】追い切り

ローレルゲレイロ、ソフト仕上げ…30日・高松宮記念
2008年3月27日(木) 8時1分 スポーツ報知

 ◆高松宮記念追い切り(26日)ローレルゲレイロは、好気配を維持するだけで十分だった。坂路で4ハロン57秒3。キャンターより少し速いだけの追い切りでも、自ら乗って感触を確かめた四位は「元気いっぱいで、あまりやりたくない感じですね。状態はこの前(阪急杯1着)よりはいいと思いますよ」と、手応えを口にした。

 1週前の攻め馬(坂路)が強烈だった。51秒0−11秒9。前半から飛ばしても急坂を突き抜けた。この動きを見届けた昆調教師は「もうやらなくていいだろう。来週は四位に任せる」と話し、安心してイイデケンシンがUAEダービーに出走するドバイに向かった。

 四位は「トータルでいい馬だけど、強いて言えばスピード。前で競馬ができるのは間違いない」と再度の積極策をにおわせる。テン乗りの阪急杯(1400メートル)で逃げ切り、6ハロン戦でも通用する速さを確認した3冠ジョッキー。あとは精神面が安定すれば、自慢の二枚腰はさらに強化されそうだ。

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