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IMO 競馬倶楽部 コミュのスプリングステークスの情報

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【アイティトップ】情報

丹内アイティで初重賞勝つ/スプリングS
2008年3月18日(火) 8時54分 日刊スポーツ

 デビュー5年目の丹内祐次騎手(22)がスプリングS(G2、芝1800メートル、23日=中山)に勝負をかける。パートナーを組むアイティトップ(牡、矢野照)は弥生賞で内田博へ乗り替わり予定だったが、1週スライドしたことで再度チャンスがめぐってきた。初重賞勝ちと、初G1騎乗のためにも負けられない一戦。吉田隼人、藤岡佑介ら競馬学校20期生同士の競演も見ものだ。

 最近の活躍が著しい競馬学校20期生の中で、丹内の成績は決して目立つ方ではない。だが、今回ばかりは主役は譲れない。「最大のチャンスだと思っています。ここを逃したらダメだと思う」。並々ならぬ気合がみなぎっている。

 前走後は本気で乗り替わりを覚悟した。京成杯は賞金加算を逃す3着。4角で最大のライバル・マイネルチャールズを内に押し込める絶妙の騎乗を見せたが、馬群を割って抜け出され、大外強襲のベンチャーナインにも差された。「今の自分の実績、位置を考えれば、もう乗せてもらえないと思った」。常日ごろ感じていた乗り替わりの不安が頭を駆けめぐった。レース直後は、涙をこらえきれなかった。

 その夜、オーナーも同席した会食で矢野照師が「次も丹内でお願いします」と申し出てくれたが、クラシック路線はシビア。間もなく、弥生賞は内田博にスイッチが決まった。だが、見えない糸はつながっていた。弥生賞当週にアイティが馬房内で暴れて顔を強打したため鼻出血。スライドすることになり、再度チャンスがめぐってきた。デビュー戦も武豊で決まっていたが、除外で1週延びたことで騎乗機会が回ってきた経緯がある。「この馬では、落ち込んで喜んでまた落ち込んで喜んでの繰り返し。でも不思議な縁があるのかも」。騎手人生の転機になる馬。誰よりも本人がそれを感じている。

 「乗せてもらえれば、勝負になる自信はある。勝てば本番(皐月賞)も乗せてもらえるのでは」。初重賞勝ちは、初G1騎乗にも直結する。骨折による長期離脱でどん底を見た男が、愛馬とのコンビで華やかな舞台に躍り出る。【高木一成】

コメント(10)

【レインボーペガサス】情報

レインボー内田博が初騎乗/スプリングS
2008年3月18日(火) 8時54分 日刊スポーツ

<スプリングS>
 内田博と新コンビを組むレインボーペガサスは、8番人気のきさらぎ賞であっと言わせた。森田常正厩務員は返し馬に送り出すその瞬間、好勝負を確信したという。「ペリエがピースをしたんだ。相当に自信を持っていると思ったよ」。予感は当たった。中団待機から鮮やかな差し切り勝ち。芝では詰めの甘い競馬が続いていた馬が、34秒7の切れ味で重賞をぶち抜いた。

 激走の理由の1つには、もちろん馬自身の成長もある。「坂路で乗り込むようになってから、身が入ってきた。動きが力強くなった」。札幌のデビュー戦は478キロだった馬が、前走は490キロ。トモも含めて、全体的にパワーがついた。

 2点目は差す競馬。前走も行きたがったが、何とか抑えて末脚を引き出した。「馬を抑えられるタイプが合っているのだろう。内田博は初めてだが、そういう競馬ができる騎手だと思う」。デビュー当初はまだ幼く、走りも力みが抜けなかった。我慢を覚えさせて、しまいの甘さが解消した。

 12日には内田博が栗東に初登場。1週前追いにまたがった。「走る馬と言ってくれたよ」と森田厩務員。デビュー前から陣営がダービー候補と公言していた大器が、クラシックへ加速する。【鈴木良一】
【サダムイダテン】

イダテン調教パターン変更/スプリングS
2008年3月18日(火) 8時54分 日刊スポーツ

<スプリングS>
 共同通信杯5着のサダムイダテンは調教パターンを変えて挑む。清水助手は「レース後に中村先生、安藤勝騎手と相談して、追い日以外の調教法を変更しました。最後だけビッシリやるといくらでも時計は出てしまうので、火、木は運動量自体を豊富にするようにしました」。先週あたりから効果は出ている。あとはレースで発揮するだけだ。
【サダムイダテン】情報

サダムイダテンの共同通信杯凡走は燃え尽き症候群だった。「第57回スプリングS」(23日、中山)は雪辱を期す一戦。単勝1・5倍の圧倒的人気を裏切った前走の借りを返して皐月賞へ名乗りを上げる構えだ。

 名手・安藤勝が「ダービーを狙える」と絶賛する大器サダムイダテン。前走・共同通信杯でも堂々の1番人気に支持されたが、追い込み届かず5着に敗れた。「結果は素直に受け止めなければ」と話す中村師。だが、開催順延のアクシデントでイダテンはすでに戦意を失っていた。

 2月10日に行われる予定だった共同通信杯。イダテンは前日の9日に予定通り東京競馬場に入ったが、同日夜からの積雪でレースは11日に順延となった。陣営は10日の昼に競馬場のダートコースでキャンター調整を行ったが、これが裏目に出た。「ターフビジョンがついていたし、お客さんも思った以上に入っていた。それで、馬が競馬だと思ってしまったんじゃないかな…」。東京開催は中止となったが、京都、小倉は通常通り開催されておりパークウインズ(場外発売所)として機能した同競馬場には午前9時開門の時点で1692人が詰めかけていた。翌11日のレース前検量では8キロも体重を減らした上「返し馬でも、輪乗りでも妙におとなしかった」と中村師。「落ち着きが出たと解釈していたが、精神的に参っていたのかな…」

 陣営にとってもまさかの敗戦。「競馬をナメ過ぎていた」と中村師は自戒の言葉を口にした。「僕の中にも“スタートが五分なら負けない”という気持ちがあった。安藤(勝)君もいいスタートを切ったのに後方に下げたのは“それでも差し切れる”という自信があったのだろう」。中間は栗東近郊の宇治田原ステーブルでリフレッシュ。帰厩後も「今回の方がビシビシ攻められている」と前走の後遺症は残っていない。

 現在、収得賞金は1050万円。クラシック候補から一転、ここで権利を確保しないと皐月賞出走さえ危うい状況。それでも師は「(皐月賞に)ただ出走するだけでは仕方ない」と前哨戦できっちり結果を出して本番に臨む姿勢を崩さない。崖っ縁に追い込まれた大器が真価を問われる一戦だ。
【レインボーペガサス】情報

レインボーペガサス、内田博で羽ばたく…23日スプリングS
2008年3月19日(水) 8時1分 スポーツ報知

 ダート路線からクラシックの主役へ。2月のきさらぎ賞で、鮮やかな変ぼうを遂げたレインボーペガサスが、スプリングS・G2(23日、中山・芝1800メートル)で重賞連勝に挑む。新たに鞍上に迎えたのは、3月から中央に移籍した内田博。地方のダート競馬でガッツあふれる騎乗を見せてきた名ジョッキーとのコンビは、魅力たっぷりだ。関東の新戦力シンワラヴも、砂の舞台で力を付けてきた1頭。トレンドに乗り“皐月切符”をゲットできるか。

 前走のきさらぎ賞が、芝での初勝利。レインボーペガサスは、ダート路線から“転身”し、クラシックの扉をこじ開けた。同時に、ダートでレコード勝ち(07年11月・もちの木賞)したスピードが、芝でも十分に通用することを証明した。

 8番人気での快走だったが、鮫島調教師は、もともと芝向きと見ていた。父は皐月賞馬アグネスタキオン。母は芝で5勝を挙げたギャンブルローズ。血統的にも下地はあった。勝つことはできなかったが、デビュー3戦は芝を走っている。

 「以前は、レースに行くとカッとなって、返し馬で終わっていた。でも、精神的に大人になり、それが解消された。前走でも折り合いはついて、上手に走っていた」と鮫島師。ダートで2連勝して、暮れのG1・全日本2歳優駿でも3着。そのままダート路線を進む道もあったが、勇気ある挑戦が素質を開花させた。

 きさらぎ賞で勝利に導いたペリエは、短期免許での騎乗を終えて離日。今回は、大井から移籍した内田博が手綱を執る。チャレンジ精神にあふれる馬にぴったりのファイターは、12日に栗東に赴き、追い切りに騎乗。「カッとなる面はありそうだけど、かからず乗りやすい馬。ラスト1ハロンの反応も良く、いい動きだった」と確かな手応えをつかんだ。

 地方NO1騎手として、鳴り物入りで中央入りした内田博。3週間で9勝をマークしているものの、重賞、特別は未勝利と、波に乗り切れていない印象だが、気持ちは常に前向きだ。「地方時代もそうだったけれど、なかなか勝てないもの。ファンのために、精いっぱい騎乗するだけ」

 そろそろ、胸のすく重賞Vを決めたい内田。レインボーペガサスも、きさらぎ賞がフロックでないことを証明したい。「前走は馬場が渋っていた。パンパンの良馬場でやってみてどうかだね」と鮫島師。人馬がそれぞれに真価を示せば、一気に春の主役へと躍り出ることになる。
【アルカザン】情報

アルカザン大噴火の予兆/スプリングS
2008年3月19日(水) 8時51分 日刊スポーツ

 好メンバーがそろったスプリングS(G2、芝1800メートル、23日=中山)で、アルカザン(牡3、栗東・昆)がひとたたきされた上昇度を見せつける。中間のけいこで自己ベストをマークするなど調子は絶好。ここにきて存在感を増してきた昆貢師(49)が期待を寄せる素質馬が、持ち前の勝負根性で皐月賞の切符を手にする。

 前走きさらぎ賞で6着に敗れたアルカザンだが、昆師に悲観の色はない。「休み明けでも、この前の弥生賞2着馬(ブラックシェル=7着)より前に来てるから」。小声でボソボソとした口調でも内容は強気そのものだ。自信の根拠は中間の上昇度。もともと調教で動く方ではないが、先週の1週前追い切りでは自己ベストをマークした。「速い時計を出しておきたいと思った週にベストの時計を出せた。ひとたたきして反応が変わってきた」。休火山が再び活火山となって爆発する手応えを感じている。

 新馬→京都2歳Sの連勝でクラシックを強く意識した。春に余力を持たせるため、放牧でリフレッシュ期間を置いた。前走はあくまで本番を上向きで迎えるためのステップ。初黒星も想定内の結果だった。誤算があったとすれば弥生賞と使い分ける予定だったジュウクリュウシン(若駒S勝ち)が骨折でリタイアしたことぐらい。「本当ならこっち(アルカザン)も弥生賞を使いたかった。でも前走で結構激しい競馬を経験できたのが生きてくれれば。輸送も大丈夫」と初遠征の不安を打ち消した。

 連勝はともに首差だったが、大きく突き放さないで勝つあたりに逆に大物感が漂う。勝負根性は世代唯一の重賞2勝馬マイネルチャールズにも引けは取らない。「もしここで権利が取れなかったら、皐月賞は登録もしないで流すかも」。追い詰められてるとは思えない昆師の表情が、愛馬への強い信頼を物語っている。【高木一成】
【サダムイダテン】追い切り

イダテン静かな最終追い/スプリングS
2008年3月20日(木) 8時43分 日刊スポーツ

 中山メーンのスプリングS(G2、芝1800メートル=23日)で復権を期すサダムイダテン(牡3、栗東・中村)が、静かに最終追いを終えた。Dウッドコースでの併せ馬は6ハロン84秒8、ラスト11秒8。併走馬に1馬身先着はしたが、繊細な性格を考慮し、安藤勝己騎手(47)は馬なり調整を貫いた。現状では賞金的に皐月賞は不可能。何としても3着以内が必要だ。

 サダムイダテンの背中の上で、安藤勝騎手は本当に何もしなかった。がっちりと手綱を押さえ、追うポーズすら見せなかった。行き出しと同じ姿勢のままで、ゴール板を駆け抜けた。
 それでもラスト1ハロンは11秒8の好時計。やはり性能は高い。2秒近く先行したマイネルローグ(3歳500万)に、コーナーワークで内から並びかけると、最後はきっちり1馬身先着。「いっぱいにやらなくていいと思ったので、最後は仕掛けなかった。これでいいと思う。大丈夫でしょう」。あん上は満足そうな表情で振り返った。

 共同通信杯で単勝1・5倍の断然人気を裏切った。圧勝を確信して吹きまくっていた中村均師(59)はこの中間、言葉を封印した。「前走は慢心があったのかも知れない。もう強気なことは言わないよ」と意識的に発言を控えめにした。
 追い切りの後も驚くほどに弱気な言葉を並べた。「もしかしたら大した馬じゃないのかも…」。「動きはそんなによく見えなかったなぁ…」。だが、決して本心ではないことは、表情で分かる。調教後の遅い時間、イダテンの馬房の前には必ず、状態をチェックする中村師の姿がある。期待が大きいからこそ、ショックが尾を引いているだけだ。

 陣営は「繊細な馬」と声をそろえる。前走は雪で月曜に順延。1日の延期がリズムを狂わせた。追い切りをセーブ気味にしたのも、そのあたりの性格を考慮してのもの。「前走は馬場の割にやり過ぎたのかもね。やれば動く馬だから」と安藤勝。前回は道悪のCウッドで目いっぱいに攻めたが、今回はあえてセーブした。追い切り前の計量で466キロ。長距離輸送を控え、強い負荷をかけるのは心身ともにプラスに作用しない。敗戦の中から得た教訓だ。

 思わぬ惨敗で主役の座から転げ落ちた格好だが、アンカツの評価は少しも落ちていない。「本当にいいフットワークをしている。『強かった、やっぱり』にならんかな」。本賞金1050万円では、皐月賞出走は難しい。失った自信を取り戻し、権利もつかみ取る。【鈴木良一】
【ショウナンアルバ】追い切り

我慢覚えてアルバ切れる/スプリングS
2008年3月20日(木) 8時43分 日刊スポーツ

<スプリングS:追い切り>
 野獣、猛獣、暴れん坊。馬房から出ると激しい闘争心をあらわにするショウナンアルバの形容詞は、草食動物の競走馬に似つかわしくない。乗り手は一苦労だ。前の馬を抜かそうとする強い気持ちをなだめつつ、しまいの脚を伸ばす追い切りができた19日、二ノ宮師は「理想的な併せ馬ができた。ずっと馬なりで掛かることもなく、非常によかった」と満足そうに振り返った。トールハンマー(古馬オープン)の5馬身後方で我慢。4コーナーで馬体を併せ、直線楽に抜き去って1馬身先着した。必死に追いすがるパートナーとの脚色の差は歴然としていた。ポリトラックで5ハロン64秒8、ラストは12秒1の好時計。昨夏から20キロ増えた馬体は、前走後の短期放牧でさらにたくましくなった。

 皐月賞直行のプランもあったが、抑える競馬を再度試すためにトライアル出走が決まった。スピードに任せて押し切った若竹賞と違い、共同通信杯は蛯名騎手が「意地でも我慢させて」2番手グループから抜け出す鮮やかな変身ぶりを見せた。中山でも同様の競馬ができるかどうかが、今回の課題となる。

 うるさい馬には定番のメンコは着けていない。「それは最終的な手段」と、トレーナーは説明する。乗りやすくするための馬具はいくつかあるが、レースで持ち味を殺してしまうリスクも伴う。闘争心を競馬で発揮できないようでは本末転倒。好位抜け出しで4連勝を飾るようなら、本番でのチャンスは大きく広がる。【岡山俊明】
【ドリームシグナル】追い切り

シグナル 皐月へ青信号/スプリングS
2008年3月20日(木) 7時8分 スポーツニッポン

 初めて騎乗したパートナーから伝わってきたのは最高級の性能だ。「第57回スプリングS」(23日、中山)の追い切りでドリームシグナルが迫力満点の動きを披露。初コンビの吉田隼人騎手(24)も絶賛する大物がシンザン記念に続く重賞連覇へ前進した。3連勝で共同通信杯を制したショウナンアルバも軽快な走りだった。

 シンザン記念を圧勝したクラシック候補のフットワークは東のヤングジョッキーも魅了した。ドリームシグナルの最終追いには新コンビを組む吉田隼が美浦から栗東へ駆けつけて騎乗。朝一番の坂路に勢い良く飛び出すと、全身を使った躍動感あふれるフォームで加速していく。最後の直線も真一文字に伸びて4F50秒9の好時計をあっさりマークした。「しまいをサッと伸ばす感じ。そんなに時計が出ているとは思わなかった」。余裕たっぷりの走りに吉田隼は声を弾ませた。

 見守った西園師も開口一番「いい動きだったね」と笑顔。「先週も追って馬は仕上がり過ぎるくらい仕上がっている。(初コンビの)ジョッキーもいい感触をつかめたんじゃないか」。吉田隼は04年のデビュー以来、着実に白星を積み重ね、昨年は自己最多となる73勝を挙げた。今年もすでに18勝をマーク。西園師も「関東では今一番乗れている騎手」と若さあふれる思い切りのいい手綱さばきに期待を寄せる。

 デビューから5戦連続で掲示板(5着以内)確保と堅実な半面、勝ち切れないレースを続けてきたシグナル。だが、6戦目の前走・シンザン記念で、それまでのイメージを一新した。父アグネスデジタルがG1初優勝(00年マイルCS)を飾った京都芝1600メートルで、父と同じド派手な大外追い込みV。デジタルを管理した白井師も「(マイルCSの)VTRを見ているようだ」と賛辞を送った。西園師も「タメれば切れる脚が使える。白井先生も褒めてくれたし、デジタルの代表産駒にしなければいけないと思っている」と意気込む。

 シグナルは今後、皐月賞→ダービーと牡馬クラシックの王道を歩む。3戦すべての手綱が吉田隼に託されることも決まった。「いいチャンスをもらった。まずは第1関門で結果を出したい」と目を輝かせた同騎手。外国産馬で当時クラシックに出走できなかった父デジタルの分まで…。シグナルの行く手には大きな夢が広がっている。

  ◆吉田隼に聞く

 ――追い切りの感触は?

 吉田隼 乗る前のイメージ通り、素軽い動きをする。背中の感触もいいし走りが柔らかい。こちらの指示もよく聞いてくれて乗りやすい。

 ――栗東は初めてだが。

 美浦より坂路の直線が長いので乗っていて気持ち良かった。シグナルも自分の手で感覚をつかんだことで、レースに対するイメージが浮かんできた。乗りに来て本当に良かった。

 ――作戦は?

 じっくり考えたい。西園先生や前走で騎乗した岩田騎手にも相談して馬の特長を引き出す騎乗をしたい。

 ――ライバルは?

 サダムイダテンは見ただけでも、いい馬ですね。相手は強くなるけど、馬の力を出し切ればそんなに差はないと思っています。

 ――最後に意気込みを。

 大きなチャンスをもらって本当にうれしい。期待に応えられるいい走りができるよう頑張りたい。
【フローテーション】追い切り

豪快!フローテーション/スプリングS
2008年3月21日(金) 7時2分 スポーツニッポン

 西の伏兵が叩き一変、急浮上だ。「第57回スプリングS」(23日、中山)の木曜追いで豪快な伸び脚を披露したのがフローテーション。昨年、ハイレベルの2歳オープン萩Sを勝った素質馬が皐月賞最終トライアルで息を吹き返した。

 雨に煙る坂路を豪快に突き抜けた。フローテーションはツルマルフェロー(6歳1000万)と併走する形でスタート。迫力のあるフットワークで、前日から降り続く雨で水分をたっぷりと含んだ重いウッドチップを蹴り上げていく。ゴール前ラスト1Fの標識を迎えても手綱は抑えられたままだが、明らかにパートナーとは脚色が違う。最後は楽々と2馬身差をつけてゴールした。見守った橋口師も「余裕しゃくしゃくの走りだったね」と満足顔。「体がすっきりしてきたし、すべての面で前走より上積みがある」と力強く言い切った。

 昨秋にデビュー戦→萩Sと連勝。一躍クラシック候補と注目を集めたが、その後に挑んだラジオNIKKEI杯2歳Sで8着、今年初戦となったすみれSでも7着とふがいない競馬を続けた。だが、この2戦には明確な敗因があった。「2走前は馬場も悪かったし、ルメールが大事に乗りすぎて位置取りが後ろになってしまった。前走はコースロスが響いた。(騎乗した)小牧も“外を回らされ過ぎた” と言っていた。追い切り本数も足りず仕上がり途上だった」と橋口師は分析する。

 萩Sで首差退けたダンツキッスイは1日のアーリントンCで重賞制覇。他にもサブジェクト、ベンチャーナイン、ヤマニンキングリーなど、後に重賞で好走する馬が多数出走していたハイレベルなレースだった。距離も今回と同じ芝1800メートル。「この距離で負けていない(2戦2勝)のは魅力」と橋口師。新コンビを組む横山典に対しても「どんな乗り方をするか頼む方もワクワクする」とその手綱さばきに大きな期待を寄せる。

 僚馬ダノンゴーゴーは先週のファルコンSを制し、3歳短距離路線の主役に躍り出た。橋口師の心の中には「クラシックはフローテーションで」の思いが強い。仕切り直しの一戦で夢舞台への切符をつかむ勢いだ。
【オーロマイスター】情報

オーロあるぞ田中勝で一発/スプリングS
2008年3月21日(金) 8時51分 日刊スポーツ

<スプリングS:追い切り>
 スプリングSに出馬投票した本賞金400万円の1勝馬3頭は無抽選で出走がかなった。ジュニアC2着以来2カ月半ぶりのオーロマイスターは、主戦の吉田豊騎手がアサクサダンディに乗るため田中勝騎手で臨む。大久保洋師は「前走は出し抜けを食らった感じ。久々だが九分以上に仕上がっている。この相手でも好走できる力はある」と期待した。混戦のクラシック戦線だけに、伏兵台頭の余地は十分ある。

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