日本史・戦国・幕末歴史好きコミュの武田勝頼の墓が高知県にある

武田勝頼

武田晴信(武田信玄)の子、四男
甲斐武田家２０代当主
武田四郎勝頼
通説でわ１５８２年３月、天目山の戦いで自刃したとされる。
武田勝頼の墓所
・法泉寺(山梨県)
・妙心寺(京都府)
・高野山(和歌山県)

だが、高知県に武田勝頼の墓がある。しかも２箇所。
①鳴玉神社(高知県吾川郡仁淀川町大崎)
②武田神社(高知県香美市土佐山田大法寺)

勝頼わ織田軍・滝川一益の追手から敗走後、
武田氏分家である土佐の武将、香宗我部親泰を頼り土佐国へ落ち延びたのである。

甲斐源氏の香宗我部家わ分家に武田家、喜田家、中山家とあり
香宗我部家の家紋わ割菱(武田菱)である。

こうして入国後、大崎村井川(現在の吾川郡仁淀川町)に入り、名を『大崎玄蕃おおさきげんば』と改め、天正１４年、土佐大崎城(現在の大崎八幡宮)創建。
宮内にわ武田菱(裏紋花菱)の手鏡が祀られている。
２５年の歳月を経て、慶長１４年８月までの６４歳で亡くなる。埋葬わ土居屋敷内柿木下。戦国時代～江戸時代まで生存していた事となり、また、武田家系図にも三枝(さえぐさ・みつぎ)夫人と実子の正晴等と共に土佐国へ入ると延べられて在ることから信憑性が高い。
(仁淀川町、佐川町に系図が現存する)

・鳴玉神社(鳴王神社)
　勝頼亡き後、氏子などにより神社を創建。
　土居屋敷後。

武田神社に在る勝頼の墓わ、言い伝えが曖昧な事から香宗我部氏が建てた供養墓でわないかと推測される。

・檮姫(ゆすひめ)
武田勝頼の娘、檮姫
平成１６年４月高知県高岡郡越知町横畠にて
武田勝頼の娘、檮姫の墓を発見。
通説でわ天目山の戦いで勝頼と共に１３歳で亡くなるとされる。
しかし、勝頼と共に土佐国へ入り、片岡氏の武将、横畠貞秀と結婚。文録２年２月２４歳で亡くなる。
(佐川町に現存する系図に記載)

・武田正晴(まさはる)　
武田勝頼の三男、正晴(小三郎)
没年不明
墓所(高知県吾川郡仁淀川町寺村)
成福寺跡
寺村観音堂

・大崎八幡宮(高知県吾川郡仁淀川町大崎436)
・鳴玉神社(高知県吾川郡仁淀川町大崎37)
・武田神社(高知県土佐山田町大法寺570)
『関連』
・三都岐神社(高知県高岡郡佐川町)
・貢神社(高知県高岡郡越知町)
・成福寺跡(高知県吾川郡仁淀川町寺村)
・寺村観音堂(高知県吾川郡仁淀川町寺村)