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異次元トリップ倶楽部コミュのJAM’S ROOM

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日記に書いても検索が難しい詩や散文の管理を

ここでしてみようと思います^^

ちょっとした隠れ小屋的気分で><

(再掲になるものもありますがご了承ください)

コメント(14)

『はなかんむり』

花を摘みにいこう 手をつないで

朝つゆに 素足しめらせ

絶望の森を抜けて

光ふる あの草原まで



冠をつくろう 摘み取った花で

草の汁に 指を染めて

あかい花は あなたに

しろい花は 私に



風が香って 光があふれて

あなたの上に降り注ぐように

小鳥がさえずり 時がとまって

私は何にもいらないから



陽がかげったら くちづけをかわして

手をつないで森へと帰ろう

あなたは あちらへ

わたしは こちらへ

また逢えない 夜を数えて‥‥



(2005.9.30)
『夜想曲』


遠い町で

別な人と

ちがう景色を眺めていても

同じ夢が見れるね

同じ想い出があるから



甘い吐息も

熱いくちびるも

背中を伝う指の感触も

肌に染み付いて離れない

決して消えない

TATOOのように



たとえ一度きりの夢でも

想いのすべてをこめた夜

どんなに遠い闇を超えても

あなたのもとへと届く愛



だから 今夜は

同じ夢を見ようね

同じ夜の想い出の夢を



(2005.10.23)
『THE NAME OF THE MOON』



  月に

  あなたの名前をつけたの



  つめたく冴える 冬の三日月



  なんども見上げて

  ため息をついて

  夜明け前には 眠りにつこう



  つめたい光に 抱かれながら


  月の名前を つぶやきながら・・・




  (2005.11.8)
『R』



やわらかい髪に指を絡めて

なめらかな頬にキスをする


あなたは春の匂いがするから

いつまでも抱きしめていたい


恋はしないし、優しさも求めない

ただ触れてみるだけ

あたたかいその背中に


たとえば星のしずくのように

たとえば乾いた風のように

ただ心地よいその背中に


話すことは他愛なくて

ただ未熟なばかりでも

それでも心は満たされていく

ゆっくりと

あなたの声に溶かされていく


恋はしないし、優しさも求めない

ただ少しだけ、あたためて

凍てついた心を


やわらかい髪に指を絡めて

閉じたまぶたにおやすみのキスをもう一度・・・




(2006.1.8)
『無題』



湿った匂い

けだるい午後の雨

意識の外で

あなたの声がしてる

でももう少し このまま眠らせて



足元から 崩れていく地面

現実感のない風景

目の前で

愛を語っていたのは誰?

色をなくしたシーンの中で

雨音だけが時を刻んでる



春の匂い

けだるい午後の雨

どうしてこんなに眠いんだろう

揺り起こさないで

このまま沈ませて

I'm goin' to the deepest darkness

音のない世界へ





(2006.3.12)
『禁猟区』


哀しくないのに

涙が溢れてとまらないよ

ときどき

どうしてかな?



うれしいという言葉では

表しきれない

心に触れるあなたの

想い 優しさ 熱さ

確かな手触り



もうひとりにはしないでね

先の見えない不安な世界で

あなたという光だけが頼りだから

暗闇で迷子になったら

もう戻れないから



やっと見つけたサンクチュアリで

柔らかい真綿のような愛に包まれて

子羊のように安らかな眠りを



満たされて 癒されて 溶かされて

心の澱が消えていくまで




(2006.9.13)
『愛しい人へ』


優しい人になろう

まず自分を愛して

それから、隣にいる人を愛して

自分を愛してくれる人を愛して

そして最後に、自分を憎んでいる人も

全部を愛してあげよう

憎しみからは、醜い心しか現れないし

争いからは、悲しみしか生まれない

人を憎むことで、自分の心を汚さないように

自分を幸せにするために

優しい人になろう

穏やかに、空気の流れに乗って

強い人になろう

誰よりも大きな心で

憎むよりも許すことで

自分の心が浄化されるように

心と瞳がいつも澄んでいるように

優しい人になろう

強い人になろう

そしていつか、風に乗って

心が自由に飛べるように



(2006.12.2)
『電話』


はじめての電話は

『くつ下』と『公園』のはなし

くつ下の買い置きがなくなったから

買い物に行ってきたって

いま、公園を抜けて帰るとちゅう

他愛無い話なのに

ずっと笑ってばかりいたね



夜おそくまで話していて

いつのまにか眠ってしまって

朝起きたら、電池がなくなってた

メール確認したら

『君は眠ってしまったけど

なんだか切りたくない気分だから

ずっと寝息を聞いてたよ

もっともっと聞いていたかったけど

電池がなくなって切れちゃったよ』

その時の切なく甘い痛みに似た感情

今も忘れないよ




離れているから

すぐには逢えない距離だから

いつも『電話』がふたりのきずな

今日はお天気で気持ちいいね

今日は仕事でミスしちゃったよ

桜の花が咲いたよ

川沿いの散歩道が綺麗だから

来年は一緒に見ようね

絶対ふたりで、一緒に見ようね




来年の

スケジュールばかりが詰まってくね

来週は

逢えないのにね




今夜はとても疲れて

淋しい気持ちで潰れそうだから

来年の話はしないでいてね

ただ

甘い言葉だけ聞いていたいよ




大好きだからね

いつも君だけを

想っているからねって‥‥



(2007.5.22)
『HAPPY BIRTHDAY TO YOU』



お誕生日だから

今日は 『さみしい』 は言わないでいるね

『逢いたい』 も 『悲しい』 も

今日だけは我慢

昨夜、電話がつながらなくて

『おめでとう』 が言えなくて泣いた事も

朝起きたら

また目が腫れちゃってた事も

内緒にして一日過ごそう

そばで祝ってあげられないから

それが私の誕生日のプレゼント

HAPPY BIRTHDAY TO YOU

離れていても

いつもあなたが大好きだからね


(2007.5.28)
『紫陽花の森』




月がぼんやりにじんでる


流れる風は花のかおり


紫陽花の森で迷ったら


誰が助けに来てくれるの?


白いボウシのうさぎさん


早くしないと雨が来るから


繋いだ手は暖かく湿ってる


急いで森を抜けよう


その先にも


果てしないラビリンスは


ずっとつづいているけどね




(2007.6.26)
『魔法の言葉 』



冷たい風が

あたしを吹き飛ばそうとしてる

雨は

心のスキマにしみ込んでく

からだじゅうの部品が

湿気ってぎしぎし音をたててる


カナシイ・サミシイ・セツナイ・コイシイ


涙の跡は

白くかわいてざらざらと

指先に触れてこそげおちる


だからお願い

魔法の言葉を


早く


あたしが石に変わる前に


あたたかいあなたの胸で

もう一度

息が出来るよに


魔法の

魔法の言葉を頂戴


記憶や色や名前さえも

失くしてしまうその前に



“大好きだよ”

そのひとことを



(2007.7.21)
『月の光に』


月が綺麗だね

この月の光はきっと

あなたのところにも届いてるよね



今は遠く離れて

会えなくて 話せなくて

あなたの心が凍り付いていても

いつかまた

あの頃に戻れると信じてる



あなたに刺さった氷の欠片が

いつか溶けて消えるように

あなたに

あの日の笑顔が戻るように



願いをかけるよ



この月の光に



(2007.8.2)
『約束』



桜の花陰 かわした口づけ

あれは

あなたと私の最後の約束

永遠に変わらないものを求める

初めから

叶うはずのない願い

舞い散る花びらと一緒に

水面に消える

うたかたの夢



離れない事

くじけない事

迷わない事

泣かない事

何ひとつ守れなかった

たくさんの誓いのことばたち



あなたを信じる力がなくて

あなたを困らせるしか出来なくて



また春が訪れて

桜の花びらが風に舞う時

あの約束を思い出すでしょう

冷たい唇

頬に触れる花びら

思い出はずっと色鮮やかで

眠っていた哀しみが

何度も胸を締めつける


(2008.4.18)
『繭』





繭玉を作って

ふかふかの白に包まれて

透明な夢を見ながら

待っていたい






すべてから遮断されて

守られて

許されて

甘い甘い夢の中で






安全なあなたの腕に

逃げ込める時まで






弱虫で卑怯者

それでも待ってる






小さく丸まって



(2010.8)

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