精神の基礎体力 Q(+)コミュの精神の基礎体力 2016年編

私達の心が神道、武士道など、日本固有の伝統的精神、倫理
から、ここまで離れてしまった時代はないかもしません。
反面、何かがおかしいと気付き、自分で学び、考え、真剣に
真実を追求している人たちも増えているのも確かですから、
あまり悲観的にはなっていません。

皆さんはいかかでしょうか。

昔に比べ、街には物も、食べ物も、これでもかというくらい
溢れていて、お金がいくらあっても、買いたいものがなくな
るという心配は必要ありません。
余裕があれば買い換えたいと思うものも、リストに上げたら
キリがありません。

そして流通している全ての物が、数字に換算され評価される
ものばかりになりました。
発行部数、視聴率、人気順位、アクセス数、給料、平均値な
ど、簡単な数字で可視化できるもので全てが動いています。
人間も偏差値、学年順位などで優劣が決められています。
会社は資本金、売り上げ、株価によってランク付けられ、血
圧、血糖値、通勤時間、労働時間、睡眠時間、そしてマイナ
ンバー。

しかし、人間が作った計測器、そして計算には限界がありま
す。どんなにデーターを集積しても予測がつかないこともた
くさんあります。
毎日、毎年、繰り返しやってくる今日ですが、1日たりとも
同じ日、というのは来ないですから。
だからこそ、人生面白いのですが...

自然界は我々に見える、測れる、理解できるものだけで動い
ていませんので、我々の試算だけでは全体を把握できません。

この視点からもう一度、既存の常識、価値観、システムを考
えなおす時に来ていると思います。

今後、自分の生活を改善する、より良い社会を作り生き残る
ためには、見えないものを見る力を鍛えるしかないかもしれ
ません。

まずは、見えないものを感じ取り、キャッチできるようにな
るために、いろいろ考察していきます。