Larry Carltonコミュのカールトン・サウンドの作り方　アコースティック編

ラリー・カールトンのアコギ・サウンドに使われている楽器や機材について、私が調べた限りのことを書いてみました。

情報源：B-Band社によるラリーとのインタビュー記事　2004年8月16日
次のページにある抜粋を参照。
http://www.b-band.com/index.php?page=larry-carlton

『アコースティック・ギター・マガジン』Vol.14 2002年10月　インタビュー記事
http://www.rittor-music.co.jp/magazine/agm/02212014.html　

Larry Carlton公式ウェブサイト　Gearについて：　http://larrycarlton.com/wordpress/?page_id=93
http://larrycarlton.com/pdf/lc_gear.pdf

１．ギター：Valley Arts 00-Acoustic　
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comment_count=22&comm_id=20091&id=52875553

弦はダダリオの012-セット

２．ピックアップ：B-Band A2.2 XOM preamp・・・インブリッジ・ピエゾ(UST=Under Saddle Transducer)と貼り付け型ピエゾ(AST=Acoustic Soundboard Transducer)をミックスする2ch入力内蔵プリアンプ付きのアクティブ・ピックアップ。プリアンプは9V電池で駆動。出力はモノラル。
http://www.b-band.com/index.php?mact=Products,cntnt01,details,0&cntnt01hierarchyid=6&cntnt01productid=13&cntnt01returnid=151

日本での販売価格は2014年1月現在で14,300円。

上記のラリー本人によるその演奏動画（2013年12月）：　・・・マイクなしのラインのみ。　　
　　　※上記の2002年アコースティック・ギター・マガジンとのインタビューでは、フィッシュマンのピックアップを使って、モニターからのフィードバックをカバーでサウンドホールに入らないようにしていると語っていた。
　　　※上記のB-Bandピックアップを紹介されたのは、インタビューより「4年ほど前」で、「数年後の今」それを使っていると語っている。

３．外部プリアンプ：Avalon　（機種は不明？）http://www.avalondesign.com/index-main.html　
　　　　　　　キョーリツ・コーポレーションが輸入代理店か？：http://www.kcmusic.jp/avalon/　
　　　＊モノラル１チャンネル。

４．Mackieミキサー・・・32チャンネル、8-Bus：http://www.mackie.com/products/8Bus/index.html　

ツアーでは1604-VLZ3を使用：http://www.mackie.com/products/1604vlz3/　
http://www.mackie.com/artists/index.html?id=356　

ミキサーからコーラスとリバーブをsend-return。

ライブではJBLのモニタースピーカーを使用：　http://jbl.harman-japan.co.jp/　

スタジオ録音ではマイクと上記のピックアップを併用し、ピックアップからの音をヘッドフォンで聴く。

マイク：2005年東京公演でaudio-technicaのAT4050を使用：
http://www.audio-technica.com/cms/news/fc2ac22ae1fe2952/index.html　

上記のシステムは、ミキサー担当者との共同作業によるもの。コーラスとリバーブを手元で操作するのではなく、ミキサーにつないで操作している。