ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

「いのちの風」通信コミュの誇りを失なった民族

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

さっき墓参りから帰ってきました。 出発が遅かったのと、息子が神戸へ行きたいというので送っていって、帰りは節約して高速を使わなかったので遅くなりました。

明日は大阪府倫理法人会の16の単会全体が主催で、早朝掃除をJR難波駅OCATでする、というので初めて参加します。 6時半集合、そしてそれから別の予定が2つある。 應典院での会議と通天閣でのイベント。 忙しい日曜日になります。 
早寝早起き、そして勤労奉仕は、繁盛と幸せに開いた門なり。




いのちの風 ?507―その3 
平成19年5月31日(木)発信 石黒大圓(だいえん)


今回のテーマ

農相の自死/罪の背負い方/いのちを超えるいのち/誇りを失なった民族

(その2からの続き)


国呪い 盲目とさせる 自虐史観

次はmixiのなかで知り合った女性の文章です。 お父上とご主人を同じ頃にガンで亡くされ私と境遇が似ていて、政治的思想でも共感するものを持っておられます。 今ドイツで日本語の教師として働いて、まさに異文化衝撃のなかで生活しておられ、そのご意見は常に傾聴に値します。


以下、junjunさんの日記ブログより
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=3329169


『ドイツ滞在がすんで日本に帰国してすぐ、私はサイパン島に遊びにいった。 サイパン島は第一次大戦までドイツ領、第一次大戦後から第二次大戦末期にアメリカ軍に攻められるまで、日本領であった。

私は、その時自虐史をそのまま信じていた。 アジア太平洋地域の人々はアメリカ軍によって悪の大日本帝国から解放してもらったという、あの歴史である。 原爆投下さえ日本人の解放に必要だったという、あの歴史である。


  だから、私はサイパン島で私のガイドになってくれた初老の男性に、「戦前、日本が皆さんにご迷惑をおかけしてすみませんでした」と謝った。 その瞬間まで丁寧な日本語で案内してくれていた彼が、「お前は、この島に来て、何を見てきたんだ」と言った。 

強い語調ではなく、年上の人が、若者を諭すような言い方だった。 そして私を崖の上に連れていき、私に「何が見える」と聞いた。  「えっと、ジャングルと海」 「それだけか」 「それだけ…」


彼は半島になっているジャングルを指し、「あそこには戦前、町があった。 ジャングルの真ん中は大通りだった。 店も、映画館もあった。 私も週末には見に行った。 …あそこには何でもあったんだ」 

そして、眼下に広がるジャングルを指し、 「そこは、田んぼがあった。 我々は三毛作をしていた。 我々が作る米は日本でもおいしいと有名だった。 日本にも輸出した。 我々は豊かだった」 ……?


  「昔、日本人が来て、我々に稲作を教えてくれた。我々に働く喜びを教えてくれた。 そして、我々は、日本の米よりおいしい米が作れるようになり、それにより誇りというものを知った。」 ……?  

アメリカに解放されたんじゃなかったんですか?  「解放? 彼らは我々の生活を破壊したんだ」戦後、どうしてもう一度田んぼを作らなかったんですか。


  「激しい戦争で全てが壊されたあと、もちろん、我々は田んぼや町を再建しようとした。 でも、ある日ヘリコプターが一機飛んできて、空から、ある植物の「種」をばら撒いた。 

そして、その「植物」は、この地域の島々には、元々なかったもので、信じられないほどのスピードで繁殖した。 かっても、かっても、抜いても、抜いても、我々の力ではどうすることもできないほどの繁殖力があり、瞬く間に田んぼの跡も、町の跡も覆われてしまった。 ...それは、アメリカが、ただ、戦闘の跡が醜いという理由だけでやったことなのだ」


  その事件の後、少なくても私がサイパンを訪れた20数年前まで(その後は知らない)、サイパンはアメリカの援助で食べていくことになる。  彼は言った。「自らで食べる手段を失った民族は滅ぶしかない」と…。 私は、その時その意味がわからなかった。  彼に、「だけど、アメリカが援助してくれているんでしょ?」と聞いた。 彼は、それを聞いて怒り出した。

  「だから、おまえに「この島で何をみた」とさっき聞いたんだ。 この島の若者は何をしていたか? お前はそれを見なかったのか。 何もせずにぶらぶらしていただろう。 それに気がつかなかったのか? 

彼らは働きたくても仕事がない。 それでも、施しで食べてはいける。 しかし、我々は家畜ではない。 産業を失うということは、民族としての誇りを失うことなのだ。 おまえにこのことが理解できるか?」 私はその時まで、支配の構造は、「搾取」という形だけだと思っていた。


  しかし、彼の話を聞いて、「援助」という形も、支配の構造に属し、そして、一つの民族を滅亡させるためには、「戦争」や「虐殺」よりも、有効な手段であるということを知ったのである。  そして、その時、私が習った自虐史が、どこかおかしいんじゃないかと疑問をもつきっかけになったのである。 (続く)

(完)


【リンクのホームページ】


? 「いのちの風」通信 
(大阪駅前炊き出しや清掃の写真が載っています。 画面左にある「4、最近の活動」には踊り
子大圓が、踊りの出場を前にして踊っている写真の連写が載っています)
http://www.geocities.jp/ishiguro_yoshihiko/index.html

? 知人の野瀬泰良さんの霊園会社のホームページに、私の体験談を載せていただいています。 
美原ロイヤル・ニュース (平成16年冬季号VOL.8の3ページ目) 
「【シリーズ】別離の哀しみを乗り越えて 人と人との魂の絆に気づいて 野宿者救済運動を始める」 
釜が崎での炊き出しの写真とともに私の体験と考えが掲載されています。
http://www.noseh.com/

? 應典院HP「いのちと出会う会」
(石黒司会の應典院での年9回開催の名物イベント行事)
http://www.outenin.com/inochi/index.html

mediaXから配信しているインターネットTV『Tv−Woo(http://tv-woo.jp/)』で應典院での「いのちと出会う会」が映されています。 画面下のお勧め番組「ケースケ講演する 前編・後編
 第66回 いのちと出会う会にて」をクリックしてください。 2時間のビデオが放送されます。 紺の作務衣姿の司会者が私です。
                 
? 大阪メチャハピー祭
(立上げの時から参加して実行委員兼踊り子として関わった、鳴子を鳴らして踊るよさこいソーラン踊り系踊り祭。 昨年で7回目、大阪城ホールなどに7000名が参加する子供中心の踊り祭で子供たちに夢と希望を与えようという大阪の一大イベントに成長)    
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/mecha/

「2006年・大阪メチャハピー祭」のスライドショー
(「大阪の子供たちに夢と希望を!」「大阪の商売人がんばれ!」「大阪の文化は日本一や!」 この曲のメッセージを、これからも大阪じゅうにまき散らしていきます。 いつでも踊りの出前行きまっせ!)
http://f.flvmaker.com/mc.php?id=Y/xcPpX4__GKUTAF6Eq.PMqehLcwBpX8jEYGJBYuJLOSEhRXPKHlXbvu73Ci83qIZgVPT3bkbolbX1KdiDF7hzs

? せんば花金夜市
(よさこいソーラン踊りを私が踊っています。 虎のぬいぐるみも私です。 画面右の写真をクリックすると大きく写ります。 
この着ぐるみを着て大阪駅前で野宿のオッチャンたちと掃除もしています)
http://www.home-smile.com/hanakin/index.html

トラッキーの掃除屋さん(別のところで宣伝マンをしている姿です)
http://itijikurin.blog65.fc2.com/blog-entry-281.html


コメント(2)

とても感動しました。日記で紹介させて下さい。
遅くなってすみません。 いつもコメントが0行進なので、うっかりしていました。 

junjunさんの日記からはこれからもどんどん「いのちの風」に転載していきます。
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=3329169

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

「いのちの風」通信 更新情報

「いのちの風」通信のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング