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<ツボカビ>両生類被害が拡大 野生の7%感染…環境省調査
11月11日2時36分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071111-00000013-mai-soci


 世界各地でカエルなどの両生類に壊滅的被害を及ぼしているツボカビが、国内でも野生下で7%に感染が広がっていることが、環境省の全国調査で判明した。うち、豪州などで猛威をふるったのと同じと思われる強い病原性を持つタイプが、沖縄県で見つかった。

 ツボカビによる大量死は今のところ報告されていないが、日本固有のカエルも発症、死ぬことが松井久実・麻布大講師(両生類生理学)らの実験で初めて確認され「今後、警戒が必要」という。10日、神奈川県相模原市の同大で開かれた研究会で報告された。

 全国調査は、両生類の腹などを綿棒でぬぐった試料を調査参加者が郵送する方法で実施。五箇公一・国立環境研究所主席研究員が中間報告した。野生カエルなどの試料523点では、7%にツボカビのDNAが検出された。ツボカビには病原性の異なるいくつもの型があるが、検出されたうち強い病原性のあるA型が27%で、C型が15%。A型は沖縄県のみ、C型は沖縄、和歌山両県で見つかった。また、動物園などの展示施設では69%でツボカビが見つかり、希少動物オオサンショウウオの感染も初めて確認された。

 松井講師らは9月末から、全国各地で採集した23種、200匹のカエルを使い、C型のツボカビを発症したカエルの飼育水を3、4日おきにかけて実験した。その結果、今月8日までにヌマガエルが5匹中3匹、コガタハナサキガエルは1匹がツボカビが原因で死んた。ツボカビは発症までに30日以上かかり、さらに増える可能性もある。

 ヌマガエルと近縁のサキシマヌマガエルは先島諸島にのみ生息し、カンムリワシやイリオモテヤマネコなどの餌としても重要だという。また、ハナサキガエルの仲間は同諸島や南西諸島にのみ生息する絶滅危惧(きぐ)種。福山欣司・慶応大准教授(両生類生態学)は「野生でも被害を与えるなら影響は大きい」と指摘する。

 宇根有美・麻布大准教授(獣医病理学)が今年2月以降、各地から送られた野生のカエルの死体数百点を調べたが、ツボカビ症が死因とみられるものはなかった。一方、飼育中の外来種29種、531匹では9種、94匹がツボカビ症と判明、93匹が死んた。【山田大輔】

最終更新:11月11日2時36分

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