築地本願寺パイプオルガンコミュの９／２４（金）第５７回コンサートプログラム

９月のコンサートプログラム＆演奏者プロフィールをお知らせ致します。

＜プログラム＞
１．J.ラングレ（1901-91）：旋法による前奏曲
　　J.Langlais：Prelude modal
２．D.ブクステフーデ（1637-1707）：パッサカリア　BuxWV161
　　D.Buxtehude：Passacaglia
３．G.ムッファト（1653-1704）：パッサカリア　ト短調
　　G.Muffat：Passacaglia g-moll
４．賀来琢磨　作詞、本多鉄磨　作曲：コスモスの花
５．F.メンデルスゾーン（1809-47）：前奏曲とフーガ　ト長調　op.37-2
　　F.Mendelssohn：Praeludium und Fuge

＜演奏者プロフィール＞

高橋博子（たかはしひろこ）
東京藝術大学音楽学部オルガン科卒業、同大学院修了。安宅賞受賞。明治安田生命クオリティ・オブ・ライフ文化財団の奨学金を得て、ドイツ国立ハンブルク音楽大学を卒業し、更に平和中島財団奨学生として同大学の国家演奏家試験を最優秀で合格。
オルガンを今井奈緒子、W.ツェラーの両氏に師事。
1999年ツェレ・ニーダーザクセン国際オルガニスト・コンクール、2000年北ドイツ放送局（NDR）音楽賞国際コンクール共に優勝。審査員長であったG.レオンハルト氏から絶賛される。
2000年ハノーファー万博で二夜にわたってソリストとして招かれたのを始め、霧島国際音楽祭（ザビエル教会）等各地での演奏会、昨年公開された劇場版「名探偵コナン」（堂本一輝役）等TV・映画出演、企画等と多方面で活動している。
新宿文化センター専属オルガニスト、明治学院非常勤オルガニスト、日本基督教団筑波学園教会オルガニスト。日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会各会員。

＜演奏者よりひとこと＞

今回は4年半ぶりに弾かせて頂きます。
多くのオルガニストと、このコンサートを楽しみにしてくださっている聴衆の皆様によって大事にされ愛されたこのオルガンが、どんな風に成長したか、その変化を楽しみながら演奏したいと思います。

＜事務局より＞

「暑さ寒さも彼岸まで」などと申しますが、今年は少し様子が違いますね。
さて、お彼岸の時節は昼夜の長さが等しく、気候が寒暖に寄らず過ごしやすいことから仏教各派ではあらためて「仏道精進」が奨励される時節であります。
しかしながら築地本願寺の宗派「浄土真宗」では、私たちはこの世の御縁が尽きると、阿弥陀様の誓い・願いのお働きにより速やかにお浄土に生まれさせて頂き、仏様と同じ悟りの身とならさせていただきます。
即ち、罪悪深重の凡夫である我々は、この世での修行により自らに善根功徳を積み悟りを得ることがほど遠い身であることを自覚させて頂き。
この彼岸におきましてはあらためまして「仏法聴聞」仏様のお話を拠り処とさせていただくご法縁として頂ければ何よりです。