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我が愛しのアスリート図鑑コミュのジャン・バンデベルデ(プロゴルファー)

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皆様5年ぶりに帰ってきました長いことを放置して申し訳ございませんでした わが愛しのアスリート またコツコツやっていきたいと思います 。

長い5年ぶりの 復活のアスリートはゴルフを見てる方、やってる方、なら絶対知っているジャン・ヴァンデヴェルデと言う 一人の無名のゴルファーの紹介です。

そして彼の 一番輝いた全英オープンを振り返ります !


1999年 7月 場所は スコットランドのカーヌスティ。 これは絶対忘れることのない一人の男の 全英オープンゴルフのことである 。

誰もが悪戦苦闘するコースコンディションカーヌスティリンクスコースで、最終日まで首位を守ったのがヴァン・デ・ヴェルデ。好調の要因は、20メートル超えのバーディートライをも決めてしまう神がかったパッティングでした。

迎えた運命の最終日は、降りしきる雨の中でスタートします。高難易度のコースに優勝へのプレッシャーからか、ヴァン・デ・ヴェルデを含む上位選手はミスと好リカバリーの連発。その日の空模様のように、首位争いは混沌とします。ただし、ヴァン・デ・ヴェルデのパッティングには、まだ神が宿っていました。じわりじわりと2位のジャスティン・レナード選手を引き離します。レナードが最終ホールでボギーを叩き、通算6オーバーでフィニッシュしたとき、18番を残して3オーバーだったヴァン・デ・ヴェルデへの声援は最高潮に達しました。 この時期、無双状態だったタイガーウッズは崩れて優勝に手の届かない状態でした。 それほど超難関コースだったということです。 それを的確にサイボーグのように18番までやってきたのは ヴァンデヴェルデただ一人のみでした。

しかし、この大会前にヴァン・デ・ヴェルデを知っているファンは、ごく僅かだったはずです。というのも、十数年のプロ生活の中で目立った戦績は、欧州ゴルフツアーでの1勝のみ。過去に5度出場した全英オープンでの最高位も34位。本大会も、マンデートーナメントからの勝ち上がり参加です。苦労人の名にふさわしい彼が、ようやく立てた晴れ舞台。「ぜひ美酒を飲ませてあげたい」という思いは、会場を熱くし、ヴァン・デ・ヴェルデへの大きな声援になりました。 私もこの大会は ヴァンデヴェルデに優勝して欲しかった一人です! 最終日17番ホールが終わったとこまでは彼は完璧なゴルフをしたはずでした。

そしていよいよ18番ホール。ダブルボギーでも優勝という状況。しかもヴァン・デ・ヴェルデは、これまでの3ラウンドで2度バーディーを取っています。一体誰が、このあとの悲劇を予測できたでしょうか。

ドライバーでの第1打。ボールはフェアウェイの遥か右のラフへ。しかし、そこのラフは短く、まだ首の皮はつながっています。

しかし、第2打。ヴァン・デ・ヴェルデはグリーンを目指します。まるでアルバトロスやイーグル狙いの強引なゴルフ。ボールは観客席へ向かい、跳ね返ったあと石壁のヘリで弾んで、膝丈ほどもある深いラフに潜り込みます。乱れたリズムは戻りません。3打目がバリー・バーンに入ってしまうと、ヴェルデは靴と靴下を脱いで、ウォーターショットを試みます。誰の目にも打てっこないほどボールは水中に沈んでいるのです。 当時は 凄い出来事が起こってたので ゴルフの取材のカメラマンなどがこの時、池の中に落ちるというハプニングもあり、それぐらいこの状況は 誰も考えられない状態だった 。そのヴェルデの姿に、思わず涙してしまう女性観客もいました。 このシーンは 何十年経っても この後もずっと 語り継がれていく名シーンです 。ヴェルデは結局1打罰を選択しますが、第5打もグリーン脇のバンカーへ。続くショットでグリーンオンし、残りは1メートル半。精神的ダメージが大きい中、7打目でようやくカップインしましたが、結果はトリプルボギー。 しかしヴァンデヴェルデは今までにない渾身のガッツポーズをしました ! このシーンは 現場で見ているファンもテレビで見ている私たちも この行動に彼を優勝させたいという思いが より一層大きくなったガッツポーズした !彼の全英オープンで最も長い18番ホールが終わりました。

その後のレナードと地元スコットランドのポール・ローリー選手との3人で行なわれたプレーオフは、4ホール目でローリーが優勝します。 奇しくもローリーはマンデーから勝ち上がった唯一の勝者 になりました。 また最終日10打差を逆転すると言うありえない大逆転劇を見せてくれました。

プレーオフも 最後は18番ホールでの決着でした。このときもヴァン・デ・ヴェルデはティーショットを深いラフへ打ち込みます。2打目は刻むプレーを選択し、結果はボギーでした。 彼の全英オープンの戦いは これで終了しました。 掴みかけていた優勝をこんな形で逃すのは、正直ゴルフを毎回見ている私にとって初めてでした。

その後、2006年に欧州ゴルフツアーで1勝を挙げたヴァン・デ・ヴェルデ。現在はシニアでプレーしています。成績のみを見れば、スターからはほど遠い選手であるかもしれません。しかし1999年の全英オープンで、最も光った選手であったことは間違いないでしょう。 ゴルフの 大会で 敗者が こんなに 長年ゴルフファンに覚えられていることも 珍しい。 それぐらい私の中では一生に一度あるかないかぐらいの自滅劇であった。

しかしこの大会のヴァンデヴェルデの その輝きは、今も多くのゴルフファンの心を照らしている。

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