1947年に京都で開催された戦後初の空手道選手権で優勝(実際は、京都座という劇場で一日2回公演した武道ショーの中で模範試合をした物で、はっきりとしたルールのある「大会」では無いとする説がある)し、1952年にプロ柔道の遠藤幸吉四段と渡米、1年間ほど滞在して全米各地で在米のプロレスラーグレート東郷の兄弟という設定(Mas. Togoのリングネーム)で空手のデモンストレーションを行いながら、プロレスラーやプロボクサーと対決したとされる。ビール瓶の首から上の部分を手刀打ちで切り落とした時、観客は驚嘆し、「Hand of God」「Miracle Hand」などと形容された。