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名もなき詩人の詩コミュのデイジーカッター

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あまりにそれらが雑すぎて
あまりにそれらが甘すぎて
あまりにそれらが臭すぎて
いっそ焼き払いたいと思った

きっとそこは遠くから見れば
青い草の色鮮やかな野原
きっとそこは間近で見れば
かわいい雛菊の花が咲く
もし天国があるのならば
きっとこういう場所なのだろう
そういう場所だったのだろう

しかし私は思ってしまった
お前たちは残酷で
お前たちは醜くて
お前たちは無責任

だから決めたのだ
この青草を薙ぎ払って
この雛菊の花を散らして
このすべてを刈りつくして
まったき焼け野原にしてしまおうと

そして私は新しい種をまく
憤怒と憎しみと悪意を含んだ
毒のようなこの種に
誠意を込めて丁寧に

この野原には花一輪
私の咲かせる花一輪
それだけで美しいと
そう思ったのだ

諸君
まもなく私は爆弾を
すべての詩句を刈るべく落とす
しからば覚悟はよろしいか

暇なく言の葉散らせ炎鎌
吾が花を待て愛し草原

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