名もなき詩人の詩コミュのマクラの木の葉髪(このはがみ)

　　　　　マクラの木の葉髪(このはがみ)

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　作詞/作画：Ｍｒ.ＳＯＲＡ-Ｆ

1.
部屋の明かり　消したままで
　　枯れた愛　またたどるの

恋は自由すぎる　時を重ねても
　愛には届かず　虚しいだけ　

　　　だけど温もり欲しくて　男を渡り歩いてた

　だって友達も信じられなくて　孤独が苦しくて
　　　　　　　　…あの人をもう忘れたかったの　

　　　眠れずに泣きはらした顔で　鏡を見るのは
　　　　　　　　　　　　　　…もうやめたいの

　　　　マクラに落ちた　わたしの　木の葉髪
　　　　　　　　　　　　夢もみれない　わたしらしい

2.
今はひとりに　慣れた部屋で
　　煩わしい　恋も捨てたの

それでも瞳を　そっと閉じれば
　浮かび上がる　枯れた愛
　　　
　　　想い出はいつまでも　美しさだけを残すわ　　　　　

　それが私には悔しくて　もっと強くなりたくて
　　　　　　　　…あの人をもう忘れたかったの

　　　眠れずにワインを空けて　朝を迎えるのは
　　　　　　　　　　　　　　…もうやめたいの
　　
　　　　マクラに落ちた　わたしの　木の葉髪
　　　　　　　　　　　　夢もみれない　わたしらしい

　秋が紅く染まるたびに　色んな想い出に染まる　　
　　　　　　　　…あの人を忘れずに染まったの

　眠れたわたしは気付いた　想い出があってこそ
　　　　　　　　　　　　　　…わたしなんだと

　　　　マクラに落ちる　わたしの　木の葉髪
　　　　　　　　　　　　もう気にしない　秋が暮れただけ

　　　　マクラに落ちる　わたしの　木の葉髪
　　　　　　　　　　　　もう気にしない　秋が暮れただけ　　　　　

(C)2013　Mr.SORA-F