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現場の外国為替!コミュの2008年の相場の特徴と2009年?

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2008年の相場は、常識がひっくり返される歴史的なものだった。1年前の我々を取り巻く環境と現在がこれほどまでに相違しているのは稀有な事態だ。ランダムにこの2008年の特徴をシリーズで取り上げる。今回はその?だ。

?  エネルギー価格
2008年の前半は原油価格を中心とするエネルギー価格の高騰に世界は悲鳴をあげていた。ここ数年は1バレル=70ドル台に達すれば大騒ぎされていたのだが、2008年には1バレル=100ドルを突破してから、更に勢いを増し、なんと7月には147ドル台へと突入した。
一体原油価格はどこまで上昇するのか?人々の不安は尽きず、G7等では必ず原油の高騰が議論され、政府は実体経済からかけ離れたこの原油の動きは、ヘッジファンド等の投機筋の動きにあるとして、警戒を強めた。
それが12月には33ドル台まで下落している。33ドル台だ。4分の一になってしまったのだ。年間でこれだけの上下の値幅を記録するのは、まさに異常中の異常である。

?  ヘッジファンドとウオール街
2000年に入り、ヘッジファンドという言葉が非常に有名になった。ヘッジファンドブームであったともいえる。なぜヘッジファンドが台頭していたのか?それは世界中が低金利で、お金が溢れかえっていたからである。さすがに、ここ数年は世界中の国が金利を一生懸命に引き上げて、市場に溢れかえっている資金を吸収し、インフレを防止しようといていたため、ヘッジファンドも苦しんでいたが、一方でエネルギー価格の高騰で中東筋の財政が極度に潤い、それらのオイルマネーと呼ばれるお金が、より高いリターンを目指して世界中を駆け巡っていたことから、やはりヘッジファンドの存在は大きかった。

そのヘッジファンドであるが、2008年には過去に例のないほどのマイナス運用となった結果、顧客から解約の波が押し寄せ、大小のヘッジファンドが破たんし、彼らの運用資産はなんと半分になってしまったと予想されている。中東国の懐具合も急激に悪化してり、今後もさらにヘッジファンドは淘汰される可能性は高い。

さらに衝撃的だったことはウオール街の激変である。ウオール街と言えば、平均年収5千万ドル以上という超高給取りが集まる金融街であり、その中心的な存在である米国証券会社は、就職先としては最も魅力的な職場であった。しかし、しかし、今や米国には証券会社はほとんど消滅してしまった。
マンハッタン、グランドセントラル駅の近くに巨大なビルを構えていたベアスターンズ証券は一夜にして、タダ同然でJPモルガンに買収された。日本でも有名なメリルリンチ証券も買収され、リーマンブラザーズの完全破綻は、米国の金融市場を恐怖のどん底に叩き落とした。リーマンブラザーズ破綻前と破綻後の市場環境は驚くほど急変し、これは歴史的な事態として今後も語られていくだろう。
さらにゴールドマンサックス、モルガンスタンレーも証券会社としての生き残りを断念し、銀行持ち株会社へと転身し、顧客預金を取り扱うことになった。これらの証券会社は、名も知れぬ小さな証券会社ではない。米国でトップ5の証券会社がこの2008年にすべて消えたのである。なんと恐るべき事態か・・・


? 常識の破綻
我々はこれまでこう考えてきた。民間の一企業は破たんしても、国が潰れることはない。そして国が潰れない=政府が運営する重要な機関も破たんしないだろう。だから政府が運営する機関の格付けは最高級格付けである。
ところが2008年にファニーメイ、フレディマック、ジニーメイという米国を代表するGSEが公的管理下に置かれた。GSEのGSとは(GOVERNMENT SPONSORED)である。これらのGSEは米国の住宅市場の根幹を支える超重要な機関であり、世界中の投資家、銀行が最も安全な投資先とみてきた先である。それが実質破たんし、株価は紙屑となった。債券は保障されているが、それでもこれらのGSEの公的管理下は、我々の常識を覆すものだった。

さらに我々は大きな銀行、大きな企業も潰れないと考えている。もっとも日本でも1990年後半に都市銀行が淘汰されていく時代を経験しているが、それでも銀行の破たんには抵抗があるだろう。
2008年には米国を代表するカントリーワイド、ワシントン・ミューチュアル、ワコビア銀行等をはじめ、12か13の銀行が倒れ、どこかに吸収された。
これは日本で、横浜銀行、千葉銀行、静岡銀行、82銀行などの地銀の大手行が揃って破綻したイメージ×2倍くらいの衝撃だろう。(意味不明か・・)
そしてなんとか延命されたが、米国を代表する企業であるGM、フォード、クライスラーも倒産ぎりぎりのところをあえいでいる。トヨタ、本田が潰れるイメージだ。従業員だけで何万人、関係者も含めれば何十万人の雇用に影響する事態である。
とにかくこれまでの常識は通用しないのだ。

2008年にはまだまだいろんなことが起こった。
次回以降に続く・・・

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