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現場の外国為替!コミュのG7のポイントと今後の相場

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G7が終了しました。声明文の為替に関する点は以下のものです。

“We reaffirm that exchange rates should reflect economic
fundamentals. Excess volatility and disorderly movements in
exchange rates are undesirable for economic growth. We
continue to monitor exchange markets closely, and cooperate
as appropriate. We welcome China’s decision to increase the
flexibility of its currency, but in view of its rising current
account surplus and domestic inflation, we stress its need to
allow an accelerated appreciation of its effective exchange
rate.
「我々は、為替レートは経済ファンダメンタルズを反映
すべきとの考え方を再確認した。為替レートの過度の変
動や無秩序な動きは、経済成長にとって望ましくない。
我々は、引き続き為替市場をよく注視し、適切に協力す
る。我々は通貨の柔軟性を高める中国の決定を歓迎する
が、増加する経常収支黒字と国内インフレに鑑みるに、
(人民元の)実効為替レートの上昇の加速を容認する必要
性を強調」


さて、今回のポイントとですが、大きくは2つです。

?人民元高へのプレッシャーが強まった!
前回までは、新興国通貨全般を指摘していたものが、今回は人民元に限定されました。最近は新興国通貨高が明確ですから、G7では人民元の柔軟性はなお不十分と明確に意思表示しています。
今後の影響ですが、そうはいっても、中国の場合、国際的なプレッシャーに屈しません。あくまで、自分たちのペースで人民元改革を進めていくでしょう。しかし、仮にこれまでより人民元高が加速するようなら、ドル円相場は現在の状況では円高材料とされそうです。
人民元のドル円への影響は、円安基調のときは材料視されず、円高地合いの時に材料視される問題です。


?ユーロ高、ドル安へのコメントなし

G7前には、最近のユーロ高について、何らかの声明がある可能性が指摘されましたが、やはりありませんでした。これで市場は、ユーロ高容認と判断し、1.45に向かう可能性は上昇したと思われます。



さて、こうしたG7を終えて、今後の為替見通しですが、やはり一番の注目は、投資家のリスク力です。株式市場が混乱し、市場の変動率や、TEDスプレッド、LIBORなどが上昇して、サブプライムのような事態になれば、その他の要因は全く材料視されないでしょう。
現在の市場はそういうムードになり始めています。
ひとつ注意は、そういう環境下ではユーロドルは上昇しにくいということでしょう。市場の地合いはドル安モードですが、キャリートレード巻き戻しの思惑のほうが強くなる傾向があり、ドル円、クロス円も円高となる結果、クロスのユーロドルも上値を抑えられるのです。サブプライムの時も、そういう展開でした。

こうしてみると、ドル円相場がドル高になる材料は短期的にほとんどありません。週明けは1きなり114円割れの可能性もあるので注意しましょう!


コメント(2)

月曜明け方に窓をあけてあっさり113円代前半まできましたねえ。
アップルの業績が良かったことなどから、114円半ばからの窓を埋めましたので、急落は回避しそうですが、昨夜の金の大幅下落を見ても、投資家が利益確定を急ぐ兆候が顕著ですので、戻り売りが基本となりそうですね〜〜

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