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新聞の将来コミュの2030年のメディア

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「2030年 メディアのかたち」という本を講談社から新書で出しました。

http://blog.goo.ne.jp/gendai_premier/e/e79a6791cd8074775d993b0ef19347e3

佐々木俊尚さんの「2011年 新聞・テレビ消滅」という本が売れているようですが、あの本に書かれていることは常識的なことです。

それより、結局のところデジタルメディアって何だろうかーーという認識ができてないと、どんなことをやっても失敗します。

この本で書いたことに対して、感想なり、批判なりいただければと思います。できるだけ答えたいと思います。

こういう書評も出ています。
http://d.hatena.ne.jp/murakyut/20091004

コメント(7)

御著書のメインテーマはメディアが「多対一」へ向かい、それに応えることがメディア関わる者たちのこれからの課題だ、というように読めました。それを前提にして感想を。

「多対一」ですが、このことはすでに始まっていて、しかも、これが2030年までのメディアのテーマであるとは到底思えないのです。もちろんそういう傾向はつづくと思いますし、それがビジネスになるところもあるでしょうが、もう現実は次のフェーズに移っていると思います。

私自身は従来メディアとは情報の流れが完全に逆流すると見ています。これまでのメディアは発信者(サービス提供側)が受信者に向けて発信側のメリットを最大化しようと情報を流していました。

これからは、これまで受け手であった消費者(読者、視聴者等)が情報を発信し、それを受けたサービス提供側がこれに反応していく、あるいは反応せざるを得ない、というような流れが加速すると思います。

これは消費活動関連だけでなく、市民運動などにもあらわれてくると思います。サービスを提供する側(行政)は、このようなサービス受給者(国民)の多様化する活動の流れを読まなくては支持が得られなくなります。

そういう意味で、これからのメディアはこういった小さな出来事が、大きなうねりへと拡大する過程を捉えて、自らも巻き込まれ、翻弄されながら社会参加していく存在になっていくのではないかと思います。

著書でも触れられていましたが、一部地方メディアがそのことに気づき始めているように思いますが、これは世界的な潮流になっていくと思います。世界規模で同じような動きが同時多発的に生起していくさまをリアルタイムで観察できるような感じです。

こういうことが起こりはじめると社会の変化のスピードがますます速くなるような気がします。今後のメディアはますます柔軟な変化対応力と国際的視野が求められていくと思います。
>鶺鴒さん

 コメントの通りだと思います。しかし、現在のメディア人の大半が「1対多」の常識から離れられていません。ということで、そこに焦点を当てました。あなたのような意識の高い人はほとんどいないということが、悲しい現実です。

>漆妖 さん

 コメントありがとうございます。

 マクルーハンはかなり前に数冊読みましたが、どうも心に響かないのです。特にホットメディアとクールメディアというのは、私には何度読んでもよくわかりません。

 今回の本は、技術とビジネスの話で構成したので、文化論には踏み込みませんでした。もし、マクルーハンについてご教示いただけるのでしたら、ぜひよろしくお願いします。次作以降に生かしたいと思います。


 
とある大学の教員をしているものですが、非常に感銘を受け、付箋をはりながら読み進めました。
驚くような見方や、意外な発見があるというわけではなかったのですが、自分の問題意識と重なる指摘が多く、自らの思考を具体化してもらったようで、非常にためになりました。

これまでの豊富な経験から出てくる話題は、土台が非常にしっかりしているなという印象を受けました。
私もつい最近までメディア企業の内部でぼろぞうきんのように働いており、恥ずかしながらこうした歴史的な背景に無知だったため、ストラースマンにはじまり、ブッシュ、ケイと続く、黎明期の偉人の先見の明には驚くばかりです。

情報革命による未来を様々に読み解いた上で、ではユーザーはメディアをどう利用したらいいのか、業界の中にいる人はどう将来のキャリアを描くべきなのか、それぞれの読み手に様々な思考の方向性を与えてくれると思います。

主に私の仕事は映像、音声コンテンツを大学から発信し、教育することですが、メディアという道具を使いこなすにあたって必要な知識が過不足無くまとまっていて、学生にも薦めたいと思います。
>パパラギさん

 褒めていただき、ありがとうございます。

 読まれてわかると思いますが、近視眼的な業界人から見ると絵空事だと思われるかもしてません。一方で、情報革命の本質を見ようとしている人から見れば、わかりやすいフレームとして評価されると思います。

 グランドデザインは、この本で書ききったのですが、次の本(A)で、「情報」というものの本質ーーという究極の問題に切り込む、(B)で、今から2030年までのプロセスを具体的に示す・・・ということにしたいと思います。

 今、某雑紙に頼まれている論文で、(B)のさわりを書こうと考えています。

 いずれかの機会に意見交換できれば幸いです。

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