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写 神 部コミュの真向法のススメ

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 真向法というものを知って35年、最近ようやく深みがわかってきた感じがして面白いです。

実践として最初にやり始めたのは2002年に鍼灸師であり気功師であるクマさんに旅先のカンボジアで教えてもらったのがきっかけでした。ゲストハウスや旅先では、ヨーガや瞑想、ジャグリング、楽器、絵、日記を書くなど、各々が自分の世界観を磨いている姿がよく見られました。そんな姿がいいなと思い、自分も身につけられたらとやってみるのですが、身体は固いし、辛いし、続けられないしでした。一番長くて2006-9年くらいまでの2〜3年でした。その時も「早く柔らかくなりたい。腹をつけれるようになりたい。」という意識が強かったため、何度か無理やりやったりして筋を痛めていたことを思い出します。

どうしたら歯を磨くように、普通に自然と辛くなく、やり続けられるのか?これが大きなポイントでした。
で、2024年からまた始めています。今のところの答えは、「一生やるものだから、2,3日やれてもやれなくても、柔らかくなろうがならまいが、淡々と自身の身体と心と呼吸を観察し、できる時にしっかりやる。」といった感じです。

真向法について円覚寺和尚の横田南嶺さんのブログから抜粋してまとめてみました。超能力者の清田益章さんは祈りと踊りを融合させた「おのり」を実践していて、長井津先生も礼拝と体操?を融合させたのかと思うと興味深いです。単純に柔軟体操ではなく、礼拝をも意識してやるというのは大きな意味があると思う。またこうした理解がやり続ける動機となるよね。

<真向法のススメ>

真向法は、実業家の長井津氏が考案されたものです。
長井津先生は、兄の真琴先生と同じく、福井県の勝鬘寺というお寺で生まれました。
真琴先生は仏教学者となられましたが、長井津先生は商売で身を立てることを志し、大倉組 (現大成建設・ホテルオークラ)の大倉喜八郎に仕えました。
若くして出世し膨大な財産をつくるまでに成功したそうです。
しかし、事業は成功しても一番大事な健康管理には何もしていなかったのでした。
そして四十二歳の時に脳溢血で倒れてしまいました。
命は助かりましたが、 左半身不随となり、お医者さんには不治を宣告されます。
そして職を失い、希望を失い悶々と悲嘆にくれていたそうです。
その前に奥様も亡くされていたのでした。
そんな時に、やはりお寺で生まれ育ったからか、ふとお経を読む気になったそうです。

勝鬘寺には 「勝鬘経」 というお経がありました。
勝鬘経に「勝鬘及眷属頭面接足礼」という言葉があります。
勝鬘婦人と一族従者達は、頭を仏の足に接して礼拝したという一節です。
この「頭面接足礼」から長井津先生は、真向法の第一体操を作り出したのでした。
更に長井津先生は、頭面接足礼を座った礼「座礼」とし、立ってやる礼「立礼」を考えられました。
そのもとになった動作が、神主さんの礼拝動作だそうです。
背筋を伸ばし、腰を丸めずに直角にお辞儀をする動作です。
一体操を座って行ない、第二体操を立って行っていたそうなのですが、この動作を座って行うことになったとのことです。
これが第二体操です。
この体操を当初は「念仏体操」や「礼拝体操」として行っていたそうなのです。
それから更に第三体操や第四体操も加わって現在の四つの体操となっているのです。
真向法協会の佐藤康彦先生は、四つの体操の心として、第一体操は感謝、第二体操は反省、第三体操は寛容、第四体操は自由と伝えられています。

股関節は、人体の中でも最も大きく、最も自由度の高い関節です。
本来は、前後左右、回旋を含めた立体的な動きができます。
私たちの、歩く、しゃがむ、座る、立つといった基本動作の要となっています。

古来、「腰が入っていない」「足腰が弱い」と言われてきた言葉の背景には、股関節を中心とした身体感覚の重要性が認識されていたことがあります。
股関節を大きく使うということは、単に柔らかくなることではなく、身体全体を一つとして使い直すことになります。
股関節を中心に、身体全体をもう一度つなぎ直すのだと言ってもよいかと思います。
股関節は人体最大の関節であり、骨盤と下肢を直接つなぐものです。
そして屈曲・伸展・外転・内転・回旋と多方向に動きます。
股関節を大きく動かすと、大量の感覚情報が脳に送られて、運動野、小脳などが同時に刺激されます
これは、脳と身体の再同期を強く促すと考えられます。
礼拝の動作をもとにした真向法は、股関節の深い屈曲であり、骨盤が前後に動き、それが背骨全体の連動となり、深い呼吸にもつながります。
単なるストレッチというよりは、全身の協調運動であります。
股関節から骨盤、そして体幹が鍛えられ頭が安定し、手足も自由に動くようになります。
人間本来の運動連鎖が回復すると言えるのです。

そのようなことが複合的に行われて、長井先生も半身不随から歩くことができるように回復されたのではないかと想像します。

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