あと2・３回読まないと
お腹いっぱいにご飯食べちゃったし
シェアありがとうございます
また調子いいときに読み直します！
25週
10/5〜10/11
やっと自分をとりもどす。
私の内部の光が今
空間と時間の闇を照らす。
森羅万象が眠りにつこうとするとき、
魂は深いところから目覚めはじめ
内部に引き受けた陽光の熱を
冬の寒気の中へそそぎ込む。
(Rudolf Steiner 高橋 巌訳）
----------
ベトナムには、
ホーチミン市経由でいったのであるが
どこの都市にいっても道路は「バイク」だらけであった。
どこを見てもバイク、バイク、バイク……。
１０代の若い女性から、
年配のおばさんも買い物袋をぶら下げて
125ccのバイクを乗り回している。
また小さな子供を乗せて3人乗り、
4人乗りといった光景も日常にみられる。
ベトナムに、バイクメーカーのホンダが
市場参入を果たしたのは1990年代後半。
以降、ベトナム人の間では「バイク＝ホンダ」というのが根強く、
友人同士の会話で「バイク持ってる？」ではなく
「ホンダ持ってる？」という会話だそうである。
現地ガイドによると
バイク修理店は「バイク屋」でなく「ホンダ」と表記されている。
「ホンダのヤマハをもっている」という会話が聞かれるとのことである。
なぜバイクがベトナムで多いのか。
それはベトナムのインフラ事情によるところが大きい。
ベトナムではまだ電車はなく、
路線バスも少ない。
もちろん地下鉄もない。
そこで政府は、インフラが整備されていない中で
車が多くなるのを嫌って
自動車を購入するときの税を
特別に高くしているとのことである。
例えば、１５０万円の車を買おうとすると
税込みで３００万円もするとのことであった。
自動車をもっているのは、
かなりお金に余裕がある人のみとなるのである。
このような現地ガイドの説明で
ベトナムにはバイクが多いことに納得できた。
さて、今回のベトナムの旅で、
一番意識をしたのが、
「時の霊」と「民族霊」との戦いについてである。
インドシナ戦争、さらにはベトナム戦争は、
「時代霊」と「民族霊」との争いではなかったか
と思ったのである。
ギリシア精神を導いた「時代霊」が、
形態の霊の位階に上昇することを断念して、
公教的キリスト教を指導する存在になった。
その「時代霊」が自分の支配地域を拡大するため
アジアにまで勢力の拡大を試みたのである。
このことを考察するには、
少し時代をさかのぼらなければ
ならない。
ヨーロッパのさまざまな民族から、
ギリシアの大天使が頭角を現わし、
指導的な位置を獲得した。
ギリシアの大天使がアトランティス後の第四期である
ポスト・アトランティスの第四文化期である
ギリシア・ラテン文化期は、
シュタイナーによるとB.C747年からA.D1413年である。
この時代は、悟性魂の文化が花開いた。
アトランティス後の第四期になってはじめて、
大天使に導かれていた
ヨーロッパのさまざまな民族から、
ギリシアの大天使が頭角を現わし、
指導的な位置を獲得した。
ギリシアの大天使がアトランティス後の第四期である
ギリシア期を導く時代霊となった。
ギリシアの大天使は時代霊即ち、アルヒャイの位階、
人格の霊の位階に上昇したのである。
（ここで 霊的存在の位階名を整理しておきたい。
�／祐�
��天使
�Ｂ臈兄函別餌歌遏�
�じ�天使あるいは人格の霊たち（時代霊）
�デ重兄箸△襪い老疎屬領遒燭�
・・・・ の順である。）
ギリシャ民族は、それらの世界の中心になったのである。
ギリシアの大天使は、かつて通過した進化を通して、比較的早く、
時代霊としての指導的な位置を得ることを可能にするものを通過できた。
そのために、アトランティス後の第四期において
非常に意味深いことが起こった。
それは、人類がキリスト衝動を受けとったという出来事である。
キリスト衝動が受け入れられ、ゴルゴダの秘儀が行われた。
そして、キリスト衝動はその後、
何百年何千年という経過のなかで
地上に広まっていく。
それには、霊的なヒエラルキアに属する
指導的な存在たちの活動があったことを
忘れてはならない。
ここで、注目すべき、興味深いことが生じた。
地上にキリスト衝動が到来した頃、
ギリシアの時代霊が次の高次の位階である
形態の霊の位階に上昇できる可能性を断念して、
時代を超えて活動する「時の霊」になった。
この霊的存在は、公教的キリスト教を指導する霊になったのである。
キリスト衝動の前に、ギリシア精神はアルヒャイ存在が指導していた。
そのギリシア精神を指導していた存在が、そこから離れて、
公教的キリスト教指導する霊にくら替えしたのである。
このために、キリスト教が発展した時期に、
ギリシア文化は急速に消滅したのである。
ギリシア精神を指導してきた時代霊が、
ギリシア精神の指導を放棄して、
公教的キリスト教を指導する存在になったからである。
古代ギリシアの時代霊は、公教的キリスト教を指導する存在、
公教的キリスト教に霊感と直感を与える存在になったのである。
ギリシア精神を導いた時代霊が、
形態の霊の位階に上昇することを断念して、
公教的キリスト教を指導する存在になったのである。
ギリシア精神の時代霊は、
アトランティス後の第四文化期に使命をよく果たしたので、
ヒエラルキアを一段上昇することが可能だった。
しかし、それを断念して、
公教的キリスト教を指導する霊になったのである。
そして、民族を超えて活動した。
インド、エジプト、ギリシアで大天使が時代霊に進化していった間、
ヨーロッパの諸民族はさまざまな大天使（民族霊）に導かれていた。
さまざまな言語に働く言語霊によって諸民族は存在していた。
ここで、かつてギリシア精神を指導していて、
形態の霊の位階に上昇することを
断念した時の霊は、
どのように活動したのであろうかと、思いをめぐらしてみた。
1453年4月東ローマ帝国の滅亡に象徴されるように
アトランティス後の第四文化期ギリシア・ラテン文化期（B.C747 ~A.D1413 ）
は終焉を迎えた。
やがて、
この「時の霊」が注目して選んだのが、
アジア諸国では、なかろうか。
その一つとして、
時代霊がフランスに眼をつけさせたのが、
インドシナであろう。
フランスは1887年にコーチシナ（ベトナム南部）を併合し、
安南国（ベトナム中部）、
カンボジア王国を保護国、
トンキン（ベトナム北部）を保護領とし、
これらをもってフランス領インドシナであるとした。
その後、
フランス植民地帝国崩壊の先駆けとなった
のがベトナムの独立であった。
先回まとめたように
ホーチミンは、1920年12月、
フランス共産党の結成に参加した。
そして、1923年にソビエト連邦に渡り、
コミンテルン第5回大会でアジア担当の常任委員に選出された。
こうして、ホーは共産主義者となった。
しかし、ホーにとっての主要な課題は共産社会の実現よりも、
民族解放すなわちベトナムの独立であった。
民族霊（大天使）は、
時代霊に対して戦いを挑んだのである。
さて、日本にも時代霊は、
１５４９年フランシスコ・ザビエルを通して
日本へ渡った。
しかし、日本の民族霊は、
１５８７年豊臣秀吉を通して禁教令を発した。
そして、島原の乱の後の
１６３９年にポルトガル船の
来航を全面的に禁止し
鎖国体制を完成したのである。
これにより公教的キリスト教を指導する
「時代霊」の支配圏の拡大をくい止めたのである。
そして、江戸時代には、
独特の日本民族の文化が生まれた。
（つづく）
10/5〜10/11
やっと自分をとりもどす。
私の内部の光が今
空間と時間の闇を照らす。
森羅万象が眠りにつこうとするとき、
魂は深いところから目覚めはじめ
内部に引き受けた陽光の熱を
冬の寒気の中へそそぎ込む。
(Rudolf Steiner 高橋 巌訳）
----------
ベトナムには、
ホーチミン市経由でいったのであるが
どこの都市にいっても道路は「バイク」だらけであった。
どこを見てもバイク、バイク、バイク……。
１０代の若い女性から、
年配のおばさんも買い物袋をぶら下げて
125ccのバイクを乗り回している。
また小さな子供を乗せて3人乗り、
4人乗りといった光景も日常にみられる。
ベトナムに、バイクメーカーのホンダが
市場参入を果たしたのは1990年代後半。
以降、ベトナム人の間では「バイク＝ホンダ」というのが根強く、
友人同士の会話で「バイク持ってる？」ではなく
「ホンダ持ってる？」という会話だそうである。
現地ガイドによると
バイク修理店は「バイク屋」でなく「ホンダ」と表記されている。
「ホンダのヤマハをもっている」という会話が聞かれるとのことである。
なぜバイクがベトナムで多いのか。
それはベトナムのインフラ事情によるところが大きい。
ベトナムではまだ電車はなく、
路線バスも少ない。
もちろん地下鉄もない。
そこで政府は、インフラが整備されていない中で
車が多くなるのを嫌って
自動車を購入するときの税を
特別に高くしているとのことである。
例えば、１５０万円の車を買おうとすると
税込みで３００万円もするとのことであった。
自動車をもっているのは、
かなりお金に余裕がある人のみとなるのである。
このような現地ガイドの説明で
ベトナムにはバイクが多いことに納得できた。
さて、今回のベトナムの旅で、
一番意識をしたのが、
「時の霊」と「民族霊」との戦いについてである。
インドシナ戦争、さらにはベトナム戦争は、
「時代霊」と「民族霊」との争いではなかったか
と思ったのである。
ギリシア精神を導いた「時代霊」が、
形態の霊の位階に上昇することを断念して、
公教的キリスト教を指導する存在になった。
その「時代霊」が自分の支配地域を拡大するため
アジアにまで勢力の拡大を試みたのである。
このことを考察するには、
少し時代をさかのぼらなければ
ならない。
ヨーロッパのさまざまな民族から、
ギリシアの大天使が頭角を現わし、
指導的な位置を獲得した。
ギリシアの大天使がアトランティス後の第四期である
ポスト・アトランティスの第四文化期である
ギリシア・ラテン文化期は、
シュタイナーによるとB.C747年からA.D1413年である。
この時代は、悟性魂の文化が花開いた。
アトランティス後の第四期になってはじめて、
大天使に導かれていた
ヨーロッパのさまざまな民族から、
ギリシアの大天使が頭角を現わし、
指導的な位置を獲得した。
ギリシアの大天使がアトランティス後の第四期である
ギリシア期を導く時代霊となった。
ギリシアの大天使は時代霊即ち、アルヒャイの位階、
人格の霊の位階に上昇したのである。
（ここで 霊的存在の位階名を整理しておきたい。
�／祐�
��天使
�Ｂ臈兄函別餌歌遏�
�じ�天使あるいは人格の霊たち（時代霊）
�デ重兄箸△襪い老疎屬領遒燭�
・・・・ の順である。）
ギリシャ民族は、それらの世界の中心になったのである。
ギリシアの大天使は、かつて通過した進化を通して、比較的早く、
時代霊としての指導的な位置を得ることを可能にするものを通過できた。
そのために、アトランティス後の第四期において
非常に意味深いことが起こった。
それは、人類がキリスト衝動を受けとったという出来事である。
キリスト衝動が受け入れられ、ゴルゴダの秘儀が行われた。
そして、キリスト衝動はその後、
何百年何千年という経過のなかで
地上に広まっていく。
それには、霊的なヒエラルキアに属する
指導的な存在たちの活動があったことを
忘れてはならない。
ここで、注目すべき、興味深いことが生じた。
地上にキリスト衝動が到来した頃、
ギリシアの時代霊が次の高次の位階である
形態の霊の位階に上昇できる可能性を断念して、
時代を超えて活動する「時の霊」になった。
この霊的存在は、公教的キリスト教を指導する霊になったのである。
キリスト衝動の前に、ギリシア精神はアルヒャイ存在が指導していた。
そのギリシア精神を指導していた存在が、そこから離れて、
公教的キリスト教指導する霊にくら替えしたのである。
このために、キリスト教が発展した時期に、
ギリシア文化は急速に消滅したのである。
ギリシア精神を指導してきた時代霊が、
ギリシア精神の指導を放棄して、
公教的キリスト教を指導する存在になったからである。
古代ギリシアの時代霊は、公教的キリスト教を指導する存在、
公教的キリスト教に霊感と直感を与える存在になったのである。
ギリシア精神を導いた時代霊が、
形態の霊の位階に上昇することを断念して、
公教的キリスト教を指導する存在になったのである。
ギリシア精神の時代霊は、
アトランティス後の第四文化期に使命をよく果たしたので、
ヒエラルキアを一段上昇することが可能だった。
しかし、それを断念して、
公教的キリスト教を指導する霊になったのである。
そして、民族を超えて活動した。
インド、エジプト、ギリシアで大天使が時代霊に進化していった間、
ヨーロッパの諸民族はさまざまな大天使（民族霊）に導かれていた。
さまざまな言語に働く言語霊によって諸民族は存在していた。
ここで、かつてギリシア精神を指導していて、
形態の霊の位階に上昇することを
断念した時の霊は、
どのように活動したのであろうかと、思いをめぐらしてみた。
1453年4月東ローマ帝国の滅亡に象徴されるように
アトランティス後の第四文化期ギリシア・ラテン文化期（B.C747 ~A.D1413 ）
は終焉を迎えた。
やがて、
この「時の霊」が注目して選んだのが、
アジア諸国では、なかろうか。
その一つとして、
時代霊がフランスに眼をつけさせたのが、
インドシナであろう。
フランスは1887年にコーチシナ（ベトナム南部）を併合し、
安南国（ベトナム中部）、
カンボジア王国を保護国、
トンキン（ベトナム北部）を保護領とし、
これらをもってフランス領インドシナであるとした。
その後、
フランス植民地帝国崩壊の先駆けとなった
のがベトナムの独立であった。
先回まとめたように
ホーチミンは、1920年12月、
フランス共産党の結成に参加した。
そして、1923年にソビエト連邦に渡り、
コミンテルン第5回大会でアジア担当の常任委員に選出された。
こうして、ホーは共産主義者となった。
しかし、ホーにとっての主要な課題は共産社会の実現よりも、
民族解放すなわちベトナムの独立であった。
民族霊（大天使）は、
時代霊に対して戦いを挑んだのである。
さて、日本にも時代霊は、
１５４９年フランシスコ・ザビエルを通して
日本へ渡った。
しかし、日本の民族霊は、
１５８７年豊臣秀吉を通して禁教令を発した。
そして、島原の乱の後の
１６３９年にポルトガル船の
来航を全面的に禁止し
鎖国体制を完成したのである。
これにより公教的キリスト教を指導する
「時代霊」の支配圏の拡大をくい止めたのである。
そして、江戸時代には、
独特の日本民族の文化が生まれた。
（つづく）
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