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シュタイナー的生活を楽しむコミュの自我のもつ力

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29週 

10/13〜19

思考の輝きを強め
体験してきたことの意味を解きながら
宇宙の中に霊の故郷を求める。

それは私に与えられた夏の遣産であり
秋の平静であり
冬の希望である。

(Rudolf Steiner 高橋 巌訳)
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スウェーデンの王立科学アカデミーは

10月8日、2013年のノーベル物理学賞の受賞者を発表した。

物質に質量をもたらす「ヒッグス粒子」の理論を提唱した2人の物理学者、

ベルギー・ブリュッセル自由大学のフランソワ・アングレール名誉教授と、

英エディンバラ大学のピーター・ヒッグス名誉教授の受賞が決まった。

アングレール名誉教授は1964年、

素粒子が質量を持つ仕組みを説明する理論を発表した。

直後にヒッグス名誉教授が別の論文で、

質量をもたらすヒッグス粒子の存在を予言した。

昨年7月には欧州合同原子核研究所(CERN)の

国際研究チームが大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を使った

実験で新たな粒子を発見し、ヒッグス粒子である可能性が高いと発表。

さらに最近、これをヒッグス粒子と確定する論文をまとめている。

ヒッグス粒子は万物に質量を与えたとされる物質で、

「神の粒子」とも呼ばれ、宇宙の仕組みを解明する鍵を握るという。

物質にはなぜ質量があるのか。

今年のノーベル物理学賞を受賞するヒッグス氏とアングレール氏は、

当たり前に思えるが根源的な問いについて答えを出した。

138億年前に宇宙が誕生したころ、

物質を構成する素粒子には質量(重さ)がなかったとされる。

直後に宇宙空間をヒッグス粒子が満たした結果、

質量を持つようになったとされる。

この結果、素粒子が集まって原子ができ、

星や地球がつくられ、ひいては生命の誕生につながったのである。

ヒッグス粒子は現在も詳しい性質は謎が多く

標準理論で説明しきれない特別の粒子である。

これを解明できれば、

宇宙の成り立ちに関わる

未知の物理学の扉が

開くと期待されている

この発見は、シュタイナーを学ぶ上でも

とても興味深い内容である。

さらに、自然界をみると、

濃縮させることによって

無形なものが有形なものに変化している。

気体に圧力を加えると液体になり、

液体を冷やしていくと、比重がおおきくなり、

最後に固体になる。

これも不思議だ。

無形な気体が有形な固体になるなんて。

さらに、シュタイナーは、

私たち人間のすべての本性が、

地球上のすべての力、

すべての物質界の作用力と関係しているという。

しかも間接的にではなく、

直接的に関係しているというのである。

地球上のすべては、これらの力なのである。

さて、『治療教育講義を』さらに読み進めてみたい。

「とはいえ、私たちははじめに必要な知識を身につけておかなければなりません。

まず必要なのは、今日の精神病理学の方法によっては、

いわゆる精神疾患について何も認識できない、

と悟ることです。

病気の本質が認識できれば、

個々の治療法も見出せるはずです。

ですから個々の場合の必要な処置の仕方を覚えることよりも、

もっと基本的に大切なのは、

原則として、正しい病理学による正しい診断が

おのずと治療法を見つけ出してくれる、

と考えることです。

さて、大人のいわゆる精神病は、

多くの場合、この連続講義の中でも取り上げる諸理由から、

完治することは困難です。

たとえ霊学の観点を導入できたとしても、

少なくともきわめて困難な状況を通過しなければ、

完全な治療は期待できないでしょう。

完全な治療を可能にするためには、

大人の精神障害者のための独自のサナトリウムが必要です。

そこでなら、どんなに困難であるとしても、

完治することができるでしょう。

私がここで取り上げるのは、子どもの場合です。

子どもの場合は、

正しい教育的処置によって十分な成果を上げることができます。

大人の場合には治療が困難であると思われている、

たとえばてんかんでさえも、

幼児期の段階でならば、

それを快方に向かわせるどころか、

完治する可能性も十分にあるのです。 」

シュタイナーによると病気を治療する場合においても

物事の本質を正しく見ることができな

ければならないという。

まず根底にあるものを洞察し、

それからなすべきことへ移行するという

原則を学ぶことができるならば、

個々の場合に応じて必要な指針を見出すことができるのである。

まず私たちは病気の根底に何が存するのかを

知らなければならない。

しかしながら、今日の精神病理学が

病気の根底にあるものを知ることができない理由は、

自我組織やアストラル体の存在を

夢にも考えようとしないことにあると以下のように語っている。

「さて、今日の精神病理学が

この根底にあるものを知ることができない理由は、

自我組織やアストラル体の存在を

夢にも考えようとしないことにあります。

エーテル体でさえも、

今日まで繰り返し否定されてきました。

名称にこだわるつもりはありませんが、

ハンス・ドリ−シュのような人たちが

或る種のそれに似た概念について理論的に語るときにも、

エーテル体そのものを認識しているわけではないのです。

そのような人たちでさえ、

エーテル体を認めることを恐れています。

とはいえ、すでに今日の科学は、物質的なものから出発して、

有機的、エーテル的なものの認識にまで進んできています。

さて、今日、アストラル体と自我組織とについて

何も理解できないために分からなくなってしまっている

重要な問題点を取り上げようと思います。

はじめに肉体とエーテル体と

の関連を考えてみましょう。

この関連は受胎から死にいたる全生涯を通じて維持され続けます。

なぜなら眠っているときにもそれは維持され続けるのですから。

一方アストラル体と自我組織との関連は、

眠るたびに中断されます。

そもそもいわゆる精神疾患の本質を正しく洞察しようとするなら、

覚醒時における自我組織、

アストラル体と肉体、

エーテル体との関係が分かっていなげればなりません。

この相互関係の理解が不可欠なのです。

さて、人智学を学ぶ人たちも、

人間が目覚めるとき、アストラル体と自我組織が肉体と

エーテル体の中に入っていき、

水素と酸素が結合するような仕方で互いに結合する、

と信じていますが、そういうイメージを持つのは、

本来厳密な概念規定を行なう人智学がそう教えているからではなく、

その人たちが古い思考習慣を持っているからなのです。

本当はそのような在り方をしていません。

見霊的な立場からこれを見れば、次のようになります

(口絵裏・図例7−以下同)。

ここに肉体(白)があり、

ここにエーテル体(黄)があります。

アストラル体(赤)と自我組織(青)がその中に入っていきます。

けれども、その移行、

つまりアストラル体と自我組織が

肉体とエーテル体を捉える過程がすべてではないのです。

その際に人間生活にとって非常に重要な別の事実も始まるのです。

まず自我組織を取り上げましょう。

目覚めに際して、

それはエーテル体と肉体を捉えるだけではなく、

体内における外界の働きをも捉えるのです。

どういうことかと言いますと、

次のような仕方で作用する重力の働きがあります。

目覚めて起床するとき、

私たちは重力に逆らってまっすぐに立ちます。

この重力について二つの考え方があります。

一つは自我が肉体を捉えるときの捉え方です。

エーテル体はここでは考えないでおきますが、

肉体はもちろん重力に従っていまずから、

歩くにも重力に従わなければなりません。

もう一度言えば、

目覚めて自我が肉体を捉えるとき、

重たい肉体が地球の重力に従っていますから、

自我は間接的に、

物質界の重力と関係を持つことになります。

これがひとつの考え方です。

ちょうど、私が本を手に取るとき、

本の重さを通して間接的に重力と関係を持つのと同様です。

これはひとつの考え方ですが、

それは間違っております。

もうひとつの考え方は次の通りです。

自我が肉体の中に入っていき、

肉体を捉えます。

その際自我は、

肉体が重たくなくなるまで深く入っていくのです。

自我が入ることによって、

肉体は重力を失うのです。

ですから目覚めてまっすぐに立つとき、

私の意識にとって、

自我にとって、自我組織の身体形式である熱生体にとって、

重力は克服されているのです。

自我は重力と間接的に関わるのではありません。

自我は直接重力と関わり、

肉体を重力から遮断するのです。

これが大切な点なのです。

皆さんが歩くとき、

皆さんの自我組織は地球の重力の中に身を置きますが、

肉体による回り道をとるのではなく、

大地の力と直接関係しているのです。

エーテル体も同様です。

エーテル体もいろいろ物理的な力

と連結しています。」

以上の内容は、一度読んだだけでは、なかなか理解できない

内容であるが、

繰り返し読むととても重要な内容であることがわかる。

朝、目覚めて自我が肉体の中に入った時、

自我は、

肉体が重たくなくなるぐらい

まで深く入っていく。

人間に自我が入ることによって、

肉体は重力を失うのである。

だから目覚めてまっすぐに立つとき、

私の意識にとって、

自我にとって、

重力は克服されているのである。

重力を感じないで生活できるのである。

自我は直接重力と関わり、

肉体を重力から遮断するのである。

歩くとき、

自我組織は地球の重力の中に身を置くが、

大地の力と直接関係しているのである。

自我とは大地の力と直接関係している

一つの力なのである。


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