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格闘依存症〜FIGHT MANIACS〜コミュの観戦レポート☆〜大晦日開催決定おめでとうございます☆PRIDE GP2003決勝戦の後半戦ですw〜

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大晦日開催おめでとうございます!!!本来は管理人さんに宣言したことを果たすためにこの4年前の恥ずかしい観戦記をアップしてるわけですが、大晦日が決定したということで、お祝いの意を込めて、後半戦の観戦記をアップすることにします(笑)

ではPRIDE GP2003決勝興行の後半戦の観戦レポートをお楽しみください♪前半戦でも書いたんですけど、4年前に書いたものですので、これを見てオイラのことをPRIDEファンだと勘違いされても困るということだけ付け加えときます(笑)




休憩後。猪木登場!!がいつもの出来事。しかし僕は今回来ない気がした。猪木はDSEを裏切って勝手に日テレと手を組んだ。そんな男が来るとは思えなかった。さらに大会直前のSRSで高田が「大会当日は重大発表がある」と言っていたので、猪木が出るとは思えなかった。で、結局定番の「お前ら男だよ!」の映像が流れて高田が登場。そこで高田が言った言葉に僕は感動した「なぜ猪木さんがいないのか?僕たちに背を向けたかどうかはわかりませんが、一つ言いたい!去るもの追わず!!」と高田が猪木に絶縁宣言!会場も大盛り上がり。実はここのところPRIDEにおける猪木の必要性に疑問を感じていたのだ。特に開幕戦。確かに盛り上がったけど、猪木が出る意味ってあるんかな?と内心思っていた。だからこの発言にはよかったと思っている。
さて高田の重大発表とはご存知の通り年末のPRIDE開催なのだけども、高田が「僕たちはやるべきでしょうか?あとはファンの皆さんの一押しだけなんです」など言いやがった。そして「やるべきですか?」との問いに会場は歓声。もちろんオイラも「やれ!やれ!」と言いまくってました(笑)まあその後、会場の皆で年末のCM撮影最初は島田が「お前ら!」といった後に「男だ!!」と皆で言うって感じだったんだけど、高田が「島田!お前しょっぱいよ!!」と言って島田の役を奪う。まあ台本どおりなんだけど(笑)で、その後高田の「お前ら!!」の後に「男だ!!」と3テイクくらい撮って高田劇場は幕を下ろした。正直この人のこの劇場は面白いので今後もやってほしいね。ってな感じで怒涛の後半戦へLET‘S GO!!!!!



第6試合 桜庭和志 ○(3R 2分36秒 一本)× ケビン・ランデルマン

祝!!桜満開!!

「これは復活でも復帰でもない」「桜庭を味わえ!」これは紹介VTRで流れた言葉だけど、確かにそうだ。復帰、復活そんなこと考えてるからサクの試合を落ち着いて見れないんだ。確かに桜庭ワールドを楽しまなくちゃ、この人の試合を見たことにならない!でもどうしても復活って感じがするんだよねぇ〜。しかしサクの紹介VTRって相変わらず面白いなぁ〜。

「ランデルマンはUFCの試合前控え室で高くジャンプしすぎて頭をぶつけて欠場したことあるらしいですよ」(インタビュアー)
「あほじゃないですか(笑)」(サク)
 「ランデルマン(ドンキーコング)とどうやって戦いますか?」(インタビュアー) 
 「たるを転がします(笑)」(サク)

 もうこの時点で桜庭ワールド全開!!やっぱサクは面白いなぁ〜。がんばれよ〜ちなみに俺は今年のサクの試合全部見てんだぞ!!今回は勝ってくれなきゃ俺が疫病神みたいじゃないか!!ほんと、がんばってください!!!
 入場。ランデルマンはエミネムで入場。まあいつもどおりやね。しかしヴィジョンにはバナナとかがあったりと、もうドンキーコングネタ全開(笑)結構バカにしてるよね。この事実をランデルマンが知ったら…(笑)
 「赤コーナーより、桜庭和志選手の入場です!!!!」のコールでサクの入場曲が鳴り響く!…はずだった。しかしなんと今回は流れない!!!“えっ!?シウバに負けたからグッドリッジみたいに変えたのか?”と思っていたら、違った。よく聞くとそれはマリオのゲームの音。コインの音や、きのこ食べて大きくなる音とか…(笑)しかもヴィジョンもそういう映像。一通り曲を流したら、サクの入場曲に変わる!会場大歓声!!!サクは今回「コスプレはしない!」と宣言していたのに出て来たのはなんとひげをつけ、赤い帽子をかぶったスーパーマリオに扮したサクだった(笑)この入場はまじウケた(笑)この発想はサクしかできんだろう。さすがサク!!!!
 試合前両者にUFCライトヘビー級王者ランディー・クートゥーから花束贈呈。
 
1R.静かな立ち上がりだった。ランデルマンは下になりたくないのだろう。サクのタックルを警戒しまくっている。何度かサクは狙う素振りを見せるがタックルにはいけず。サクは打撃を少し出すのだが一気に詰めたランデルマンにテイクダウンを奪われる!バックを取られたサクだが、これはサクのお得意のポジション!アームロックを狙うが、サクがこのポジションからアームロックが得意なのは誰でも知っている。ランデルマンはうまく防御していた。そのまま立ち上がってブレイク。ランデルマンはあんまり攻めてこないね。ってかカウンター狙ってんのかな?しかし驚いたのはランデルマンのロー。この先何回かサクに当たるんだけど、当たるたびにサクがバランスを崩す。そしてランデルマンがまたタックル!サクは耐えようとするのだが、仮にもドンキーコングの異名を持つ男。やはりパワーが凄い!サクを持ち上げてテイクダウン成功!!サクが下になるのは珍しい。やっぱ力ある人のタックルは切りにくいのかな?しかしおかげで珍しい光景を見ることができた。サクが下から三角絞めの体勢に!極めてほしかったけど、どうやらアームロックを狙っているみたい。しかしなかなか三角もアームロックも極まらない。いつの間にか三角の体勢も解けて普通のガードポジションに。ウケたのはその後サクが上体を起こしてランデルマンに抱きついたこと。まるで遊んでるみたいだった(笑)まあこんな感じで1R終了
 
2R.サクにしては結構膠着が多い試合だな…なんか1Rも会場から「桜庭しょっぱいぞ!!」とか心無い声もちらほら…じゃかましわい!!!(怒)さあ試合だけど、開始からサクがカウンターをもらい、大ピンチ!一瞬パウンドで終了かと焦ってしまった…(汗)またスタンドになってサクはハイを当てるが、ランデルマンはそれを受け止めてまたもやテイクダウン!!!こんなにもサクがテイクダウン取られるのはマジで珍しいな…とりあえずアームロックを狙うサク。しかし見た感じではランデルマンペース。や、やばい…また負けるのか…?それはもしかしておいらのせい!?とりあえず三角狙って2R終了。
 やばいなんか今日はサクは極めれそうにない…見た感じわずかだがランデルマンが優勢に見えるし、あぁ〜!!!もうどうしよう〜!!!!
 
3R.サクはローを打っていく。ランデルマンはシウバ戦を再現したいのか?カウンターを打っていく。まあ当たりはしないけど、一度シウバで見ている分、見ていて心配でたまらない…何かマジでブルーになっていく…ランデルマンはまたサクのバックを取ってバックドロップみたいに投げる。やっぱ、パワーは違いますわ。もとヘビー級だもんな…と思っていたらいつの間にかサクがランデルマンの腕を取って必殺アームロック炸裂!!!!!おぉ〜!!!!と思っていたらランデルマンはなんとか外す。が、流れるサクは止まらない!!そのまま腕十字の体勢に!!まだ足がちゃんとかかってないのか、ランデルマンは耐えているが、サクはもう逃がさない!腕十字によりランデルマンタップ!!!!
 
サクが勝ったぁぁ〜!!!!と暴れまくる僕!!!(笑)さすがサク!さすがPRIDEのヒーロー!!さすが世界が狙うIQレスラー!!IQレスラーばんざ〜い!!!!

 しかし最後の動きはビクトー、ブラガ、グレイシー一族を連破していったその動きそのものだった!!ノゲイラにも勝らずとも劣らずの芸術的な動き!!!見事な一本だ!!やはりサクは終わってない!僕の考えは正しかった!!サクを信じてよかった!!今回は勝つと思ってた!!いやぁ〜サクの勝利を初めて見ちゃったや!!久々のサクのマイクパフォーマンス!「GP決勝を楽しんでいってください」って言うのがサクらしい。お客さんのことやっぱ考えてるんだな。まあ本当によかった!サクの鮮やかな一本!もうこれだけで今日はお腹いっぱい!!(笑)


 
第7試合 ミルコ・クロコップ ×(2R 1分45秒 一本)○ アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ

 PRIDEヘビー級暫定王者決定戦!!!今宵も極まるのか!?世界最高の三角締め!それとも今夜も決まるのか!?世界最強の左ハイ!

いやぁ〜、シウバ−吉田に負けないくらいのしびれるワンマッチだなぁ〜。個人的に現在PRIDE最強は現ヘビー級王者、エメリヤーエンコ・ヒョードルだろう。だが、寝技部門、打撃部門と分けることができるなら、最強は寝技部門ではノゲイラ、打撃部門ではミルコだろう。最強の寝技vs最強の打撃!だがミルコの今までの勝ち方を見るとミルコの方が有利に見えてしまう。僕もそうだったが、冷静に考えてほしい。この試合が行われる1年前、いや、8ヶ月前まで世界最強は誰と認識していた?ミルコ?ヒョードル?恐らくこのノゲイラだろう。仮にも最強まで上り詰めた男である。負けたのはヒョードルのみ。そんな簡単に負けるなんてよく考えたら思えない。あのボブ・サップの圧力にも屈しなかった。ヒョードルもKOできなかった。きっとノゲイラはミルコに勝ってくれる!そう信じながらその時を待った。

 入場。ノゲイラが青コーナー?まあ最近の両者を見れば仕方がないのかな…ノゲイラはこれまで3回見ているが、今回のノゲイラはなんかかっこよく見えた、入場曲がよかった。3回見ているのにね。なんか負けたら終わり!そんな雰囲気を出していた。
 そしてミルコの入場。会場は大歓声。やはり皆はヒョードル−ミルコが見たいのね(笑)まあわからんでもないけど…
 まず両選手の国家が流れる。今回はブラジルはそんなに長くなかった。PRIDE.25なんて突っ込みたくなるくらい長かった(笑)で、ヒョードルが両選手に花束贈呈。ミルコに渡した時のミルコの笑顔が印象的だった。ヒョードルは「この勝者と近々試合をするだろう」とのコメントを残して行った。さあリング中央でのにらみ合いだ!!これだけでボルテージが上がる!!いったいどっちが強いんだ!?
 
1R.ドス・カラスJrみたいに左に回っていくノゲイラ。まあこれは当たり前の作戦。しかしここからが問題。うまく寝かさなければ、ノゲイラに勝機などない。しかしノゲイラはやはり最高の技術を持つ男だった。ノゲイラタックルに行く、ミルコは切る。普通ならこれで終わり。しかしここからがノゲイラの凄いところだった。なんとそのまま足を絡めさせてミルコをグラウンドに引き込んだのだ!!これは不思議な光景だった。ありえないと思われた光景がそこにはあった。グラウンド状態でミルコが上、ノゲイラが下。ただ他の試合と違ったのはミルコは上になっているのに逃げようとしていて、逆にノゲイラが必死に逃さないとしているところだった。ノゲイラは三角狙い。しかし見逃げようとするミルコ相手ではそう簡単にかかるはずもなく…。結局ミルコが立ってスタンドへ。ミルコのハイ、ミドルが光る。ミドルを当て、パンチを当て、ノゲイラはハイこそ防げていたが、ガードを弾き飛ばされるような感じだった。タックルに行っても切られる。組み付きに行っても離される。完全にミルコペースだった。ハイをガードしても弾みでノゲイラが倒れるシーンも少なくなかった。そして1R終了直前ミルコの魔のハイが炸裂!!!ノゲイラのあごに入る。ノゲイラダウン!そこにパンチを当てようとするミルコだがここでゴング!ノゲイラは九死に一生を得た。

なんていう試合なんだろう…。あのノゲイラが何もできていない。完全にミルコのペース。この鬼神と化したミルコにはノゲイラでさえも勝てないのか…そう感じてしまった。もしかしてノゲイラだから1R持ったのか?そんなふうにさえ感じるほどミルコペースだった。ただノゲイラの打たれ強さ、恐ろしいまでの強い精神力には凄まじいものがあった。特に最後のシーン。ダウンした直後すぐミルコの方に体を向けてパウンドを阻止しようとしたあの動きができるのは彼だからだろう。だがやはりノゲイラの勝機は感じなかった。

2R.ノゲイラのタックルをやはり切るミルコ。しかし2度目のタックルがまさかの成功!これはミルコがPRIDEルールでの10分が初めてだからだろうと思っている。恐らくわずかだが集中力が途切れたのだろう。ノゲイラはすぐにサイドを確保!そしてマウントを意図も簡単に取った!ノゲイラは腕を取りたいのだろうけど、そこまで簡単にはいかず…。マウントからパンチを打ち続けるノゲイラ。ミルコの表情がおかしかった。明らかに焦っていた。正直僕はこれがノゲイラにとって最初で最後のチャンスのように感じていた。これを凌いだら、さすがのノゲイラも負けるだろう。このチャンス極めきれないなら、もうノゲイラは終わる。そう思っていた。そう思っていたその時ミルコがマウントを返そうと図った。ノゲイラ返されかける。


“あっ!!返される…。ノゲイラが負ける…。えっ!?ノゲイラが腕を取っている!!??極まるかも!極まってくれ!!極めてくれ!!!!”



そしてその時は訪れた。僕はこの瞬間をずっと待ち望んでいた。シウバ戦から、そしてその望みをサク、藤田、ヒーリング、ボブチャンチンに託してきた。そしてついに…


ミルコタップ!!!


まさに歴史的瞬間だった。ノゲイラは最高の芸術、そして最高のマジックを見せてくれた。誰も勝てないんじゃないかとまで言われていたミルコにとうとう土をつけた。しかも最高の芸術で…その瞬間ノゲイラは観客をとりこにした。やはりノゲイラは最高の格闘アーティストだ。皆、彼のマジック、芸術に酔いしれてしまった。


ノゲイラ…あんたやっぱすげぇよ…


あのノゲイラの尋常でない精神力、打たれ強さ、何よりもあの世界最高の技術には脱帽するばかりだ。やはり彼は最強の一人なのだろう。本当にあの鮮やかな一本には感動した。
対するミルコも恐ろしい格闘家だ。あのノゲイラをKOするかもと思わせただけでも彼は恐ろしい。かつてヒョードル、サップがノゲイラを苦しめたが、2人ともレフェリーが止めるかもしれないって感じだった。しかしミルコだけは違う。ミルコは完全KOするかもしれない。そう思わせただけでもミルコは素晴らしいファンターだと思う。今回はノゲイラが勝ったが、2人の実力差などほとんどない。次やればどうなるかなどわからない。ただ今回はノゲイラがワンチャンスを逃さず、極めた。そして勝った。それだけは事実である。ワンチャンスを逃さなかったノゲイラはやはり世界最強の一人だ。

今回今後のことを考えると恐らくミルコは勝たなくてはならなかったんだろうと思う。ヒョードル−ミルコはやはり無傷じゃないと面白くない。今回ノゲイラがしたことはある意味罪なのかもしれない。彼は流れを読めてなかった。恐らく会場で喜んだ人もミルコ−ヒョードルをお互い無傷で見たかったなと感じるときが来るかもしれない。でも今だけでいいから言わせてほしい!


ノゲイラ、最高の芸術をありがとう…


第8試合 ヴァンダレイ・シウバ ○(1R 6分28秒 TKO)× クイントン・ランペイジ・ジャクソン

楽しみにしていたPRIDE GP決勝戦もいよいよクライマックス!!とうとう決勝戦だよ!!これまでの流れは非常によかった。この流れにラストの試合として乗ってくれ!!!

ところで皆さん覚えてますか?この試合はただの決勝戦じゃないんだね。これは因縁試合なのよ!さあ2003年3月16日のPRIDE.25を思い出してみよう!あれはPRIDE.25のセミファイナル、ミドル級タイトルマッチ次期挑戦者決定戦ジャクソン−ランデルマンが行われた直後だった。勝ったジャクソンはマイクパフォーマンスでシウバをリングに呼んだ。そこで両者大乱闘!!ジャクソンが花道に下げられた側からシウバは

「ここは俺のリング、ベルトは俺のものだ!Come on!!Come on!!」

と挑発!この試合で両者の間に因縁ができ、またファンもこのタイトルマッチを楽しみにしていた。が、シウバが怪我であったことと、GPのせいで、未だ実現ならずの状態だった。しかしこのGPの決勝で両者の対戦が決定!!まあ両者万全の状態で出てほしかったけど、この際仕方ないね。

ってことで両者がリング中央で向き合った時のあの殺気は恐ろしいものだった。しかしこの大会はリング中央からボルテージが上がる試合が多いな。シウバ−吉田もそうだし、ミルコ−ノゲイラも…ってことで大会最後を締めくくる試合の観戦記に行ってみよう!!!

1R.立ち上がり、シウバから手を出した。ジャクソンはかいくぐってシウバを捕まえ、持ち上げる。しかしシウバはジャクソンの首を取ってネックロックの状態に!両者しばらく動かず。ジャクソンは効いたのか?ジャクソンは倒れる。結構深く入っていたから、もしかしてシウバの一本勝ちが久々に見れるかも…と思っていたらジャクソン外しちゃった。まあ多少は効いてだろうけどね。しかしシウバはなんとそこから腕十字の体勢に!!今回のシウバはいつもと違う気がする。妙に一本取りたがっている。腕十字も極まるかと思うくらいだった。しかしジャクソンはそれを凌ぎ、サイドから膝!膝!膝!!結構シウバは焦ってた。ガードポジションに戻ったが、その上からジャクソンのパンチが振り下ろされる。シウバピ〜ンチ!!!シウバは防戦一方。ジャクソンは攻撃してたが、ここで島田が謎のブレイク発動!!(笑)シウバにイエローカードが出されてスタンドで試合再開!さあシウバ、今度は捕まるなよ!!そしてここから戦慄の攻撃が始まる…シウバはラッシュをかける。ジャクソンもそれに応戦!!しかしそこにシウバの


膝!膝!膝!膝!膝!膝!膝!膝!膝!膝!


と膝蹴り10連発!逃げるジャクソン!しかし悪魔と化したシウバは終わらない、逃がさない、もう誰も止められない!!体格コーナーまで追い詰めさらに


膝!膝!膝!膝!


の合計14連発の膝蹴り!その姿はまさに戦慄の膝小僧だった。かっこいい…。ジャクソンの弱弱しいタックルをつぶしてサッカーボールキック!立ち上がったジャクソンに右フック!!そして戦慄の膝!(15発目)

「NONONONONO!!!」(島田)
カンカンカンカン!(ゴング)
「勝者!ヴァンダレ〜イ!!!!シウバ!!!!!」(会場アナ)


PRIDE真の最強の王者ここに降臨!!!シウバはサクを倒した時みたいにコーナーの上ってガッツポーズ!! か、かっこよすぎる…(笑)

いや、本当にかっこよかった!特に最後の膝なんて圧巻だった!ミルコのハイ、ヒョードルのパウンド。そのどれも恐ろしいものだったが、シウバのこの膝は別格だった。確かに威力だけ考えるとシウバの方が下だろう。しかしあの勝利への執念。闘志むき出しの怒涛の攻撃!あのひたすらに倒すことを求めて戦う姿はどのファイターにも真似出来ないことだろう!シウバマジでかっこいいよ!おめでとう!!!!タイトルベルトも取っている。そして今回優勝できないんじゃないかと言われたトーナメントで優勝!!皆さんは覚えてますか?PRIDE GP2000を。その時シウバはただのリザーバーでした。しかし月日は流れて3年。彼はタイトルもトーナメントも制する偉大なる最強の王者に上り詰めた。その過程にはサクがいて、ミルコがいて、そして吉田がいた。彼の優勝コメントは印象的だった。


「神様を信じていれば、何でもできます。だから皆さんも何かに挑戦してください!」


このPRIDEを極めた男の言葉には感動した。


シウバ本当におめでとう!
あなたこそPRIDE最強の王者だ!


さていい話でオチはついたように見えますが、実は違うんです。シウバは確かに優勝しました。スタンドではシウバの圧勝だった。が、なぜシウバは勝ったのか?それはスタンドになったからだ。なぜスタンドになったか?それはリング上最高責任者である島田裕二レフェリーがブレイクを取ったからだ。会場で見ていて、なんで止めるか少しわからなかった。まあシウバ勝ったからその場はそんなこと振り返りもしなかったんですが、確かにあのタイミングでのブレイクはおかしい。実際ジャクソンは不満を言うし、勝ったはずのシウバも「なぜイエローカードが出されるのか理解できなかった。スタンドでリスタートできるのはいいんだけど」と言っている。ようは両者わけわからんうちにブレイクってことだ。これが和田レフェリーとかならまあ妥当な判断だったのかな?と思わんでもないんだけど、今回のレフェリーは島田。あやしい〜!!!


まあそんなこと置いといて今回の大会は本当に素晴らしかった。個人的には開幕戦の方が僕の好きな夏開催だったということもあり、よかったかな?って感じるんだけど、本当によかった大会だ。確かに過去最高の大会と言っても過言ではないだろう。
で、この大会実は僕にとっても記念の大会なんです。それは初めて僕がハッピーエンド的な気分で帰れたことです。今まで何回か見に行ったことはありますが、正直ハッピーエンドな大会なんてなかったです。しかし今回はサク、シウバ、ノゲイラ、ダンヘン、ヒーリングと僕が応援していた選手全員勝った。おかげで大フィーバーできました。ストレス発散できました。腹筋痛くなりました。もう最高です!!いやぁ〜本当にPRIDEは面白いね。演出も、試合のレベルも内容も。きっと来年以降もこの進化は止まらないはず!!これからも期待しちゃうからね!年末も行くぞ!!世の中曙やら猪木やらで盛り上がろうが関係ねえ!ぜったいPRIDEを裏切らない!PRIDEはそんな僕たちファンを裏切らないだろう。絶対見に行くからいいカードをよろしくねDSEさん!!




以上が2003年に書いた観戦記です。あれから4年・・・オイラはこのときと180度考えが変わりましたが・・・(笑)4年という月日は人を変えるには十分ってことでつね。

とりあえず大晦日決まったということで。アンチのオイラからもとりあえずはおめでとうございます!!と祝うことにします。

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