ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

海辺の環境教育フォーラムコミュの海辺フォーラムミニ報告

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
雨にたたられた」と言えば悲惨な状況を想像しますが。

開会式の11日土曜日、深夜から降り始めた雨のため大雨洪水警報
が発令され、早朝東京発の新幹線の中では五能線の運休や五能線
沿線への旅行は取りやめた方がよいとの車内放送が有ったそうです。

そんな中東能代駅から代替えバスやタクシー、こちらからの迎え
などでほぼ全員で開会式を行うことが出来ました。

開会式
「水」 講演 工藤英美氏 白神ネイチャー協会 会長
ドキュメンタリー映画「ブルー・ゴールド 狙われた水の真実」上映
温泉タイム後交流会会場へ移動(全員集合)

講演「白神山地の水を頂く」として3名の方からお話をして頂きました。
 松岡清悦氏 松岡食品代表 「お豆腐」
 山本友文氏 山本合名会社常務 銘酒「白瀑」
 齋藤進氏  どぶろく「白神の炎(あかり)」杜氏

お話だけではなく松岡さんからは、一丁2千円のお豆腐とグリーン
豆腐、普通のお豆腐の3種類を一人一人が食べ比べることができる
ように持参してくださいました。
山本さんはとっておきの無農薬米で作った純米生原酒を持ってきて
くださいましたので純米大吟醸生原酒、純米吟醸辛口、大吟醸を
飲み比べ味と香りを楽しむことが出来ました。
齋藤さんは「白神の炎(あかり)」を持ってきてくださいました。

講演が終わった後は、全員できりたんぽとだまこもちづくりを
しました。
すり鉢でご飯を潰し(半殺し状態ともいいます。)杉の木で作った
棒をごはんで包みこんだ後はホットプレートで軽く焦げ目をつけ
棒から外しちぎって鍋に入れて一度煮立ったらできあがりです。

交流会での乾杯の音頭は海野氏にとってもらい
作り手
である人の話を聞き、その人が作ったものを食べ飲むことが出来ま
した。

2次会の交流会場の灯りが消えたのは24時少し前でした。

12日の朝はまぶしいぐらいのあかるさでした。
雲は少し
あるものの白神山地の山頂よりずいぶん高いところにあります。
海も凪いでいます。

昨日は麓にある天然のブナで樹幹流(じゅかんりゅう)を見に行く
ことにしていましたが、急遽予定を変更して二ツ森の山頂へ行く
ことになり長靴と杖を持ってバスに乗り込みました。
山頂からの見晴らしはすばらしく十分に楽しんできたそうです。
海は濁りが入っていましたが学生さん達と親子で参加された方達が
スノーケリングやカヌー、カヌーでの救助法やペットボトル、
救命浮環、レスキューチューブでの救助法などを海野氏や座間氏
に楽しみながら指導してもらいました。

夕方は全員で地元で400年あまり続いているたいまつ祭りへ参加
させてもらいました。
地域の方(昨日講演をして頂いた齋藤氏)から祭りの由来を聞き、
この地区がこの祭りをするようになってから祀っている霊に守ら
れているということでした。
昨日の十分に飲ませていただいた御神酒の成果とも思いましたが、
今日全員でこのお祭りに参加するというので朝から一日晴れ渡った
のかと思うと妙に納得するお話でした。
その後夕食の会場では漁師の奥さん達自慢の手作り料理を堪能する
ことが出来ました。
特にまだ試作品の段階だそうですが試食させてもらったものなどは
お酒好きにはたまらくおいしいものでした。
帰る頃には昼間とは違ってまた大降りの雨が降ってきました。

帰ってからは、座間さんが座長をつとめての自由討論「海辺の
レスキューを考える」自身がフィールドとしている地域での安全
に対する取り組みや各地での事例などを
話して
もらい。浜名湖での事故例などの情報提供してもらいました。
土川さんからはヨットを曳航する場合はダガーとともに舵も外
さなければ転覆するという話をしていただきました。

13日は朝5時半頃から鯛損さんたち数名の方が磯釣りに出かけ
ていきました。
9時過ぎから閉会式
昨日の写真をプロジェクターで映して山と海での体験風景を見て、
その後中垣さん(日本エコツーリズムセンター事務局次長)の海外
で体験した水に関する事情を交えながらエコツーリズムについての話をしてもらいました。
その後一人一人からこのフォーラムでの感想を述べて頂き閉会しま
した。

昼食前の時間は座間さんから展示していた水上バイクとスレッド
の使い方を説明して頂き、昼食後は5名の方が十二湖にある青池
の散策に出かけ、新幹線や飛行機で帰られる方は、13時50分発
の一両編成ローカル線(貸し切り状態)で帰られました。
青池
から帰られた方達は温泉で汗を流し 私達の車で鯛損さんは能代で
夜行バスへ、3名の方は秋田市で生ビールとお寿司の夕食の後、
座間さんは飛行場で古瀬さんと土川さんは寝台列車に乗るため秋田
駅で降りられました。

その後は古瀬さんがメールに書かれています。
最初と最後は代行バスでの移動となり、秋田県の白神山地がなぜ
手つかずだったのか実感されたのではないでしょうか。

11日からの3日間(前泊された方は4日間)事故や怪我もなく
フォーラムを終えることが出来ました。
海辺で活動する者として、地域の人達の協力が無くしては活動を
継続することは出来ないと考えています。地産地消、地域の活性化、
地元学等々いろいろな言葉がありますが、それは、私達が活動する
(生きていく)上で必要な考え方でありエコツーリズムという言い
方も出来ると思います。
今回は「水」をテーマに今までの海辺の環境教育フォーラムとは
少し違ったフォーラムだったと思いますが、白神山地(二ツ森の
頂上)から海までの水の流れとそして途中に湧き出た水を活用して
生活し、お酒など付加価値のあるものを作っている人々とのネット
ワークづくりなど少し視点を変えてみたのも生物多様性年

おもしろみと思って頂ければありがたいです。

次回というより何年か後に海のない山梨で海辺の環境教育フォーラム
をやってみたいと鯛損さんが語っていました。おそらくキャッチ
フレーズは「山梨から海が始まる」ではないでしょうか。その時は
是非秋田からも仲間と一緒に参加させて頂きたいと思っています。

今回遠方より参加して頂いた方々、皆様に感謝申し上げます。
また仕事などで来られなかった方々も、もし時間が取れるよう
でしたらいつかお出でください。
お待ちしております。

本当にありがとうございました。

第10回 海辺の環境教育フォーラム inあきた白神(八峰町)
実行委員長 打矢繁美  

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

海辺の環境教育フォーラム 更新情報

海辺の環境教育フォーラムのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング