「命をはぐくむ大いなる水の循環」をテーマに9月11日から開催される
『第１0回 海辺の環境教育フォーラム2010inあきた白神(八峰町）』
　の参加申込の受付を開始しました。

日本海には北からのリマン寒流と南からの対馬暖流が流れ込んでいます。
大陸から吹き付ける北西からの風は日本海から蒸発した水蒸 気を蓄えて白神山地
や奥羽山脈に衝かり日本海側には雨を冬 には雪を降らせます。

白神山地に降り注いだ雨や雪は、悠久の昔より山の木々を育ててそこに暮らす生
き物や人間に豊かな生活を与えてくれました。

今回のフォーラムでは、私たちが生きていく上で必要不可欠な、それでいてほん
の数パーセントしか 直接利用できない「水(真水)」をテーマにしました。

日本海から眺める世界自然遺産「白神山地」

そのブナ林の中での森林浴

悠久の森から自然に湧き出す「水」に感謝し、その水を活用して
生活している人々、そしてその人たちの仕事。

おいしい「水」そして秋田といえば「お酒」

山麓に湧き出た水を３キロもの自家水道で酒蔵へ引っ張って
その水だけで造られたお酒「白瀑」

その山麓の部落が今年から「どぶろく特区」の承認を受けて
造り始めたどぶろく「白神の炎(あかり)」

９月12日の夜には、この部落に400年続く本館地区たいまつ祭りが催されます。

一丁２千円のお豆腐を作っているお豆腐屋さんがいます。

9月1日より日本海では底引き網漁が解禁となり、おいしい魚
や蟹を 味わうことが出来る季節となります。

きりたんぽやだまこもちで味合うお米のおいしさも水のあり
がたさを知る一つになるかもしれません。

日本海に沈む夕日も絶景です。
　
「海辺」から環境教育を考えたい･･･。
「海辺の環境教育に関わる人の緩やかなﾈｯﾄﾜｰｸを作りたい･･･。
　そんな思いから生まれた集まりです。

　ﾀﾞｲﾊﾞｰ、水族館職員、漁師さん、ﾋﾞｼﾞﾀｰｾﾝﾀｰ職員、ｶﾔｯｶｰなど
　など海辺に関わるいろいろな人が参加しています。

　　2010年は国連国際生物多様性年
　　　「世界の生物多様性の重要性の認知を高める」ことを目的と
　　　　して定められました。
　　第9回までは、太平洋側で開催されてきましたが今回初めて北
　　東北の日本海側で開催されることになりました。

ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞを作りました。https://www.justmystage.com/home/ucy/
今後いろいろな情報を発信していきたいと思います。
　
写真は、初日上映のﾄﾞｷｭﾒﾝﾀﾘｰ映画『ﾌﾞﾙｰ･ｺﾞｰﾙﾄﾞ 狙われた水の真実』です。

　　　　皆様のご参加をお待ちしております。
　　　　　　　　　　　　　実行委員長　打矢 繁美