縄文杉コミュの縄文杉の樹齢

縄文杉の樹齢についてはいくつかの説があって確定していませんが、その説明、特にウィキペデイアの記事について疑問があります。
皆さんのご意見を伺えれば幸いです。

「外側の若い木の部分の年代測定では樹齢約2,700年」
まず樹木で外側は一番若い部分ですからこれが2700年も前となると、縄文杉は数千年もほとんど成長していないことになります。
また、中島成久・著『屋久島の環境民俗学』によれば「学習院大学の木越教授は縄文杉の内部から五、六片の木片を採取し、それを炭素一四法で調べた。」と紹介されていて「外側」とはなっていません。
これは「芯部の古木は樹体保護」という話と「縄文杉から資料をくりぬいて年輪年代を測定したら」という話がごっちゃになって「内側から資料が取られたのでないなら外側だろう」となってしまったのではないかと思うのですがどうなのでしょう？

「約7,300年前に鬼界カルデラから広がった幸屋火砕流によって、屋久島を含む九州南部諸島の大型植物は全滅したと考えられており、縄文杉の樹齢は古くとも4,000年以上はさかのぼらないとするのが定説になっている」
縄文杉の上限4000年とすると約7300年前の幸屋火砕流から3000年の差の説明がつきません。
これは幸屋火砕流の年代の根拠である放射性炭素年代測定の暦年補正前の数値が4000～6300年前であったものが残ってしまっているのではないかと思うのですがどうなのでしょう？

まぁ「樹齢なんてこだわる必要はない」とも思っているのですが、どうしても気になるので。

コメント(1)

最初
全て
最新の40件

[1] mixiユーザー 06月04日 17:47

行ってみた感想としては樹齢こだわりは不問に賛成です。でも話の種にはロマンとして加わりたいですね～。下部のふくらみからみて２代目杉や合体杉の線も残るかなとは思いますが近所の杉にとっくり杉（写真貼付のもの）がありましてそれが場所柄2代目、合体が考えられず4000年以上という歴史を彷彿させて欲しいとは思ってます。成長期にトラブルがあると自然治癒力が働いて細胞分裂促進現象が起きるのでしょうか？まあプロも含め目視以外の調査はせずに太古に想いをはせる程度にしませんか！

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ