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☆日本語教師☆コミュの「さ」と「き」の二通りの書き方について

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ひらがなを習い始めている生徒から、以下のような質問を受けました。

「どうして『さ』には二通りの形があるのか。」(「き」も同様)
つまり、2画目と3画目を離して書く書体と、つなげて書く書体があるのはなぜか、という質問です。

今まで私は「さ」について、「二通りの書き方があり、どちらを書いてもいい。ただ活字には続けて書く形がよく用いられ、書く時は離して書くことが多い」、と説明していましたが、「どうして?」という質問は「ただこうだから、こういうものなのよ」といった答えしかできませんでした。この生徒さんはさらに、「だったら『ち』も離して書く書体と、つなげて書く書体があってもいいのではないか?」と言うのです。後から、「ひらがなを整備した際に『さ』については両方使われており、一つにしきれなかったため二つの形が認められたのではないか?」などと色々考え調べてみたのですが、答えに行き着くことができませんでした。ちなみに「さいたま市」はつなげて書く書体を正式な市名表記としているそうです。

どうして「さ」には二通りの書体があるのか、二通りの形が認められるようになった経緯などについてご存知の方がいらっしゃいましたら教えて下さい。「これはこういうもの」というよりもっと一歩進んだ説明ができるようになりたいと思っています。

コメント(9)

私は日本語講師でもないので、素人ですが、書を少しばかりしております。
もし間違いがあればご指摘ください。

※細かい事はかなり略します。

文字の成り立ちについて考えると、

「さ」 → 「左」   (長い年月をかけて「左」が「さ」になりました。)

昔は筆で書いていました。
2画目から3画目を書くときに繋がることもありますし、
細く繋がることもあったでしょうし、切れることもあったと思います。

書の仮名の辞書を見てますと、2画目から3画目は筆を移動さす時に繋がった線で、
繋げる事を目的としていない、次の画に行くための繋がった線です。

「き」も同じです。 

国が二つ認めた理由はわかりません。


「ち」についてですが、

「ち」→「知」から出来てます。

「知」から「ち」 縦の線から丸い線に行きますが、この丸い線は「口」です。
生きている線です。たまたま繋がった線ではないです。
切れそうな細い線だったりするのは良くありません。
これは絶対に2画です。

説明が上手くないのでわかりにくいかもしれませんが、
字の歴史は古いので省略して簡単に説明させていただきました。
補足です。

「き」は「幾」から出来ています。
参考までに。
【「ひらがな」 「カタカナ」の由来(ゆらい)】
http://www.hana300.com/aakana.html
せつかさんへ

とても分かりやすいお答えをありがとうございました! なるほど! 
由来の漢字を見せながら、説明してみようと思います。(実は自分でももとになった漢字にヒントがあるのかも。。と思って眺めてみたんですが、眺めてみただけでは分かりませんでした。)
このコミュニティは本当に色々な知識を持った方がいらっしゃるので、海外で一人で教えている私にとってはとても心強いです!


tobirisu さんへ

参考になるリンクをありがとうございました!
 元々の質問に対して答えてなかったような気がします。

 つながっている「さ」とつながっていない「さ」があるのは、単に書体の問題です。
 一般の印刷物に使われる書体は「明朝体」「ゴシック体」などで、たいていはつながっている「さ」を使っています。これは美しさ(正確にはもっといろいろな要素があると思います)などを重視しているためです。
 実際に書くときにはつながっていない「さ」を書きます。
 
 これでは学習者が混乱するため、国語の教科書などには、実際に書く文字に近い書体が使われることが多いようです。一般に「教科書体」と呼ばれます。

 添付の写真は上が明朝体で、下が教科書体です。「ち」は教科書体でもつながっていて、通常の書体にはつながっていない「ち」はないと思います。
 ほかのどのような違いがあるのか、なぜこのような違いがあるのかを詳しくお知りになりたければ、印刷会社もしくは写植会社にお問い合わせください。
確かに「さ」、「き」、「ゆ」など書体の違いがあると疑問を持つ学生はいますが、「ひらがなの起源が草書体で、昔は毛筆で書いていたので、その名残だ」と説明すると、書道文化のある地域の学生は納得してくれます。

「さ」や「き」は筆を上げてかすれている様に繋がっているのに対し、「ち」や「ら」など意図的に続けて書いている点が印刷されている書体では区別がつきにくいため、そのような疑問が出てくるのかなと。

硬筆で「さ」や「き」を繋がった形で書くと、(今もそうかはわかりませんが、)女子中高生などが使っていた丸文字のような印象があるので、意図的に繋げて書く人もいるが、一般的には硬筆では繋げて書かないと説明しています。

毛筆を使わない文化圏出身の学生には、毛筆や筆ペンなどで「さ」と「ち」の湾曲部分の違いを実際に書いて見せてみるというのも手かな、と思います。
tobirisuさん、さらなるコメントをありがとうございました!

質問をした生徒さんと一緒に日本の雑誌を見て、活字に「つながっている『さ』」の方が使われていることを確認しました。


たくやさんへ

コメントをありがとうございました! アイディアもくださり、本当にありがとうございます。

<「さ」や「き」は筆を上げてかすれている様に繋がっているのに対し、「ち」や「ら」など意図的に続けて書いている点が印刷されている書体では区別がつきにくいため、そのような疑問が出てくるのかなと。

本当にそう思います。私の教えているのはヨーロッパのため、「筆で書くと、、」と説明してもなかなかイメージがわかないようです。
今回の件で私も実際に毛筆で書くところを見せられたらいいなと思い、今度日本から書道セットを持ってこようと思っていたところ。。とってもいい動画を見つけました。今度これを見せてみようと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=EwsMoEAcxGY&feature=related
いまさらながら……。

こんなサイトもありました。
http://www.nihonjiten.com/nihongo/hk_jigen/index.html
tobirisuさん

ありがとうございます! 漢字からかたかな、ひらがなへの変化がとても分かりやすく載っていますね。これも生徒さん達へぜひ見せようと思います。
役立つ情報を教えて下さり、本当にありがとうございました!

先日ここで皆様に教えていただいたことをこの質問を受けた生徒さんに伝えたら、すごく納得してくれました。
自分の教える内容に厚みができたと思います。
皆様本当にありがとうございました!

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