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中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 （2007/8/13）
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80考 オンデマンド印刷の魅力
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オンデマンド印刷にかかわり、楽しくなることを、
紹介しましょう。
【オンデマンド以前・組版】
本つくり、書籍の印刷という分野で、１８年生業としてきました。
印刷業界に入り、最初から自動組版が、私に課せられた命題です。
1987年当時、活版・電動タイプ・電算写植・電子組版と、
使う道具が、選択肢が、爆発した時期（IT化第２期）でした。
そして、BASICで、データを操作して、名簿類の自動製作を、
始めた時期でした。
自動組版という言葉自体も、大型機のＣＯＢＯＬで製作されていました。
パソコンで、なにができるかという時代です。
それが今では、パソコンでのデータ処理・加工のツールが
発展しました。
ＤＴＰの発明と進化により、印刷のプリプレスも、大いに変わりました。
手作りは、ＭＡＣで何でもできます。
しかし、プログラム・自動組版という世界では、ＭＡＣに縛られると
とてつもない苦労とコストがかかります。
いきおい、ＷＩＮＤＯＷＳもしくは、ＬＩＮＵＸなどのオープンソース
での開発・運用でなければ、安心できない状況もあります。
今では、ＬＡＭＰ（LINUX・APACH・MySQL・PHP）というWEB・DBの世界が
一番注目されています。
若い人は、ぜひこのＬＡＭＰの道具とＤＴＰにより、自動組版の
快感を味わってもらいたい。
しかし、現状プログラムに固守しなければ、excel・accessで、
十分自動組版・バリアブル印刷の前処理用に利用できる。
ここ１年、上は３２万件弱のＤＭ用データこれは、accessで処理
６万件以下は、excelで処理してきています。
切った・貼ったと、一つ一つ確認しながら、データを加工できる。
関数も充実していて、大抵のことは、できる。
これらは、ＤＰＳ（データ・プロセッシング・システム）の世界です。
凸版フォームズが、得意としている分野です。
彼らの牙城です。
ＤＭのバリアブル印刷は、もろ彼らの領域です。
しかし、１０万件以下などの小規模ＤＭに関しては、彼らの
営業先ではありません。
一回のＤＭが数十万件、受注金額１０００万を超えないと、仕事で
無いようです。
そこのスキマがわれわれ、オンデマンド屋、バリアブル屋の
領域です。
今から、自動組版の世界で、飯を食っていこうとするのであれば、
ぜひ、ＬＡＭＰの研究を、お勧めします。
文字コードは、ユニコードです。
【参考にしたいサイト】
そして、基幹業務のＷＥＢ化の加速は、止まらない。
楽天ビジネスに５月から、参戦して、オンデマンド領域に
見積もりを出しているのですが、ＷＥＢシステム開発のところで、
参考になる案件が、散見できます。
自動組版という枷をかけて呼応するとしていますので、
ひっかかる案件が、ほとんどないのですが、
参考になります。
【パブリックドメインのスキマ】
ネットの中に、この著作権が切れた作品集が、テキストとして
自由に使える状況になっています。
「青空文庫」をキーにして検索してみてください。
私の友人に、このデータ（ルビ付テキスト）としてみて、
ワード化するソフトを作ったひとがいます。
旧かなは、新かな使いに変更。旧漢字には、よみ（ルビ）をつけて
テキストが、できています。
ワード化は、できました。
それを、インデザインに持っていきました。
流し込みで、対応できます。
そこで、拡大本と称してサンプルを作ってみました。
Ｂ５版です。基本文字大きさは、１２Ｐです。
約17Ｑの大きさです。
ルビの対応が、どうかです。
インデザインでの細かな指定は、一切しません。
ＰＤＦ化して、Ｂ５、１２０Ｐになりました。
ＰＤＦを、Ｂ５、２丁付けに加工して、
オンデマンドにかけます。
Ｂ４に２丁つけして、両面印刷して出てきます。
そうすると、断裁１発で、Ｂ５の帳合済の無線の本体が
２冊分出来上がりです。
表紙も、Ａ３で印刷します。
手作り無線本の制作行程で、「小部数・無線本」の行程の
完成です。
２部から対応可能です。
くるみを、カラーで行いＰＰ加工すれば、りっぱな書籍になります。
表紙の裏にＩＳＢＮがつけば、本屋に並ぶ本そのものです。
ここに、「ビジネスチャンス」感じませんか。
元ネタは、「パブリックドメイン」です。
用途は、拡大本です。
視覚障害者・老眼鏡のお世話になる人、低学年の子供など、
大きな文字で見ることで、読書の喜びが、与えられる。
また、そう望んでいる方がいるという事実もあります。
オンデマンド屋の社会貢献は、この辺にあると思います。
近くの盲学校・点字図書館などで、需要があります。
聞いてみては、いかがでしょうか。
寄贈ＸＸＸ印刷と出るだけですが、社会貢献という意味合いから
ぜひ、やってみては。
ほんとに、やる気があれば、メールください。
細かな質問に、お答えします。
サンプルでは、田山花袋の「蒲団」を材料に、
オンデマンドで、如何に安く作るかという命題に対する
やり方として、簡易無線製本による低コスト製本（小部数・手つくり）
です。４部作ってみました。
本体ののり付け（ボンド）が甘くて、波うちしました。
糊つけする前に万力等でしっかり固定して、ボンド付けを
して、技術を確定したいと思います。
これが、オンデマンドで楽しいことです。
オフセットでは、できません。
オフセットでは、捨てられている再販の問題と、ロングテール市場の
創造が、見えませんか。
Ｂ５の本体２部１２０Ｐを作るなど、オフセットでは常識外です。
大台で、３２Ｐ掛けの両面印刷を、１台として
１２８Ｐは、４台です。
大台で印刷・折・製本・化粧断ちというのが、大量生産による
オフセットの流れです。
最低１０００部無いと採算に乗りません。
５００部程度になりますと、印刷の立ち上がりのロス紙、終わりのロス紙
目立ちます。オフセット印刷が、定速になるまでの紙は、ロス紙です。
まして、１００部になると、刷りだして定速１分もすると終わりです。
ロスが、２００部分の紙となってしまいます。
オンデマンドでは、ロスは、ほぼなし。
加えて、オフセットの版つくり（フイルム・ＰＳ版・ＣＴＰ）している間に
オンデマンドでは、刷り終りです。
これは、オフセットとオンデマンド両方やった人しかわからない
ことかもしれない。
１部からの無線製本の手作り。
これで、書籍ができることは、快感そのものです。
ロングテールとパブリックドメイン・オンデマンド印刷
そこには、今までにない「スキマ」が見えませんか。
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「中小印刷業創業のための、戦略考」
発行責任者：ONLY1bz.net 土田 文利
※公式サイト こちら→ http://
メールアドレス： ｉｎｆｏ＠ｏｎｌｙ１ｂｚ．ｎｅｔ
Copyright (c) 2006 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
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中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 （2007/8/13）
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80考 オンデマンド印刷の魅力
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オンデマンド印刷にかかわり、楽しくなることを、
紹介しましょう。
【オンデマンド以前・組版】
本つくり、書籍の印刷という分野で、１８年生業としてきました。
印刷業界に入り、最初から自動組版が、私に課せられた命題です。
1987年当時、活版・電動タイプ・電算写植・電子組版と、
使う道具が、選択肢が、爆発した時期（IT化第２期）でした。
そして、BASICで、データを操作して、名簿類の自動製作を、
始めた時期でした。
自動組版という言葉自体も、大型機のＣＯＢＯＬで製作されていました。
パソコンで、なにができるかという時代です。
それが今では、パソコンでのデータ処理・加工のツールが
発展しました。
ＤＴＰの発明と進化により、印刷のプリプレスも、大いに変わりました。
手作りは、ＭＡＣで何でもできます。
しかし、プログラム・自動組版という世界では、ＭＡＣに縛られると
とてつもない苦労とコストがかかります。
いきおい、ＷＩＮＤＯＷＳもしくは、ＬＩＮＵＸなどのオープンソース
での開発・運用でなければ、安心できない状況もあります。
今では、ＬＡＭＰ（LINUX・APACH・MySQL・PHP）というWEB・DBの世界が
一番注目されています。
若い人は、ぜひこのＬＡＭＰの道具とＤＴＰにより、自動組版の
快感を味わってもらいたい。
しかし、現状プログラムに固守しなければ、excel・accessで、
十分自動組版・バリアブル印刷の前処理用に利用できる。
ここ１年、上は３２万件弱のＤＭ用データこれは、accessで処理
６万件以下は、excelで処理してきています。
切った・貼ったと、一つ一つ確認しながら、データを加工できる。
関数も充実していて、大抵のことは、できる。
これらは、ＤＰＳ（データ・プロセッシング・システム）の世界です。
凸版フォームズが、得意としている分野です。
彼らの牙城です。
ＤＭのバリアブル印刷は、もろ彼らの領域です。
しかし、１０万件以下などの小規模ＤＭに関しては、彼らの
営業先ではありません。
一回のＤＭが数十万件、受注金額１０００万を超えないと、仕事で
無いようです。
そこのスキマがわれわれ、オンデマンド屋、バリアブル屋の
領域です。
今から、自動組版の世界で、飯を食っていこうとするのであれば、
ぜひ、ＬＡＭＰの研究を、お勧めします。
文字コードは、ユニコードです。
【参考にしたいサイト】
そして、基幹業務のＷＥＢ化の加速は、止まらない。
楽天ビジネスに５月から、参戦して、オンデマンド領域に
見積もりを出しているのですが、ＷＥＢシステム開発のところで、
参考になる案件が、散見できます。
自動組版という枷をかけて呼応するとしていますので、
ひっかかる案件が、ほとんどないのですが、
参考になります。
【パブリックドメインのスキマ】
ネットの中に、この著作権が切れた作品集が、テキストとして
自由に使える状況になっています。
「青空文庫」をキーにして検索してみてください。
私の友人に、このデータ（ルビ付テキスト）としてみて、
ワード化するソフトを作ったひとがいます。
旧かなは、新かな使いに変更。旧漢字には、よみ（ルビ）をつけて
テキストが、できています。
ワード化は、できました。
それを、インデザインに持っていきました。
流し込みで、対応できます。
そこで、拡大本と称してサンプルを作ってみました。
Ｂ５版です。基本文字大きさは、１２Ｐです。
約17Ｑの大きさです。
ルビの対応が、どうかです。
インデザインでの細かな指定は、一切しません。
ＰＤＦ化して、Ｂ５、１２０Ｐになりました。
ＰＤＦを、Ｂ５、２丁付けに加工して、
オンデマンドにかけます。
Ｂ４に２丁つけして、両面印刷して出てきます。
そうすると、断裁１発で、Ｂ５の帳合済の無線の本体が
２冊分出来上がりです。
表紙も、Ａ３で印刷します。
手作り無線本の制作行程で、「小部数・無線本」の行程の
完成です。
２部から対応可能です。
くるみを、カラーで行いＰＰ加工すれば、りっぱな書籍になります。
表紙の裏にＩＳＢＮがつけば、本屋に並ぶ本そのものです。
ここに、「ビジネスチャンス」感じませんか。
元ネタは、「パブリックドメイン」です。
用途は、拡大本です。
視覚障害者・老眼鏡のお世話になる人、低学年の子供など、
大きな文字で見ることで、読書の喜びが、与えられる。
また、そう望んでいる方がいるという事実もあります。
オンデマンド屋の社会貢献は、この辺にあると思います。
近くの盲学校・点字図書館などで、需要があります。
聞いてみては、いかがでしょうか。
寄贈ＸＸＸ印刷と出るだけですが、社会貢献という意味合いから
ぜひ、やってみては。
ほんとに、やる気があれば、メールください。
細かな質問に、お答えします。
サンプルでは、田山花袋の「蒲団」を材料に、
オンデマンドで、如何に安く作るかという命題に対する
やり方として、簡易無線製本による低コスト製本（小部数・手つくり）
です。４部作ってみました。
本体ののり付け（ボンド）が甘くて、波うちしました。
糊つけする前に万力等でしっかり固定して、ボンド付けを
して、技術を確定したいと思います。
これが、オンデマンドで楽しいことです。
オフセットでは、できません。
オフセットでは、捨てられている再販の問題と、ロングテール市場の
創造が、見えませんか。
Ｂ５の本体２部１２０Ｐを作るなど、オフセットでは常識外です。
大台で、３２Ｐ掛けの両面印刷を、１台として
１２８Ｐは、４台です。
大台で印刷・折・製本・化粧断ちというのが、大量生産による
オフセットの流れです。
最低１０００部無いと採算に乗りません。
５００部程度になりますと、印刷の立ち上がりのロス紙、終わりのロス紙
目立ちます。オフセット印刷が、定速になるまでの紙は、ロス紙です。
まして、１００部になると、刷りだして定速１分もすると終わりです。
ロスが、２００部分の紙となってしまいます。
オンデマンドでは、ロスは、ほぼなし。
加えて、オフセットの版つくり（フイルム・ＰＳ版・ＣＴＰ）している間に
オンデマンドでは、刷り終りです。
これは、オフセットとオンデマンド両方やった人しかわからない
ことかもしれない。
１部からの無線製本の手作り。
これで、書籍ができることは、快感そのものです。
ロングテールとパブリックドメイン・オンデマンド印刷
そこには、今までにない「スキマ」が見えませんか。
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「中小印刷業創業のための、戦略考」
発行責任者：ONLY1bz.net 土田 文利
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メールアドレス： ｉｎｆｏ＠ｏｎｌｙ１ｂｚ．ｎｅｔ
Copyright (c) 2006 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
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