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ゴスペルハウスコミュの「あってはならないところの愛 -クリスマス2023-」2023.12.23

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ゴスペルハウスメッセージ 2023.12.23
「あってはならないところの愛 -クリスマス2023-」ルカ2:1-7

1 そのころ、全世界の住民登録をせよという勅令が、皇帝アウグストゥスから出た。
2 これは、キリニウスがシリアの総督であったときの、最初の住民登録であった。
3 人々はみな登録のために、それぞれ自分の町に帰って行った。
4 ヨセフも、ダビデの家に属し、その血筋であったので、ガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。
5 身重になっていた、いいなずけの妻マリアとともに登録するためであった。
6 ところが、彼らがそこにいる間に、マリアは月が満ちて、
7 男子の初子を産んだ。そして、その子を布にくるんで飼葉桶に寝かせた。宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。

クリスマスおめでとうございます。
聖書には、イエスさまの誕生日が何月何日であるとは明記されていません。
なので、「クリスマスはイエスさまのお誕生日ではなく、イエスさまのお誕生をお祝いする日なんだ」と考えている人たちもいるようです。
いずれにせよ、あなたのための救い主、私のための救い主、イエスさまのお誕生を、心から祝いたいものです。

今日の聖書の箇所は、イエスさまのお誕生の場面です。
ここから、「あってはならないところの愛」というテーマで、クリスマス礼拝のメッセージをしましょう。

ベツレヘムの町は、ダビデの生まれた町です。
皇帝の勅令によって実施される住民登録のために、ダビデの血筋の人たちが集まってきて、ベツレヘムの町はごった返していました。
「住民登録終わったら、すぐに帰れるんでしょ。なんでごった返すの?」というのは、引っ越し経験の少ない人でしょう。
2003年に、私たち家族がブラジルに移住したとき、住民登録がきちんとすむまでに3ヶ月以上かかりました。
20年以上前のことでなく、ブラジルでなくても、住民登録は時間がかかります。
昨年、次男タリタが川崎市に引っ越したときのことです。
朝、区役所に行って、転入手続きをしたいと言うと、「午後までかかります」ということでした。
転出届もきちんと作ってあり、マイナンバーもコンピュータもあるのに、そんな状態なのです。
2000年前の、電気もインターネットもない、皇帝の勅令で始まった住民登録が、すんなり終わるはずがありません。
だから、ベツレヘムの町には、人がごった返していたのです。

そんな状況のベツレヘムに、14歳くらいとも言われるマリアは、妊娠後期でお腹も大きい状態で、ヨセフと一緒に来ました。
ガリラヤの町ナザレからユダヤのベツレヘムまでは、約150キロの道のりです。
赤ちゃんが生まれそうな時期の女性には、大変な移動です。

お腹が大きい娘さんのマリアと、その夫のヨセフ。
しかし、宿屋の部屋に入ることはできませんでした。
何回も出産しているベテランの妊婦であっても、部屋がないという状況は、平気ではいられません。
出産は、その頃も、今も、命がけなのです。
しかも、初めてのお産で、若くて幼いマリアです。

しかし、たった2人のヨセフとマリアのためのスペースも、小部屋も、空けてもらうことはできませんでした。
宿屋の主人にも、宿泊している旅人にも、理由はありました。
・「お客がいっぱいで、空けられないんです」
・「住民登録がいつまで続くかわからないので、譲れません。登録が終わったら、譲ってあげましょう」
・「私は早く来て、お金も払ってるんだから、譲る義務はないでしょう」
・「何も不正しているわけでも、意地悪してるわけでもないから」
それで、家畜小屋しか空けられなかったのです。
家畜のエサの桶の中にしか、赤ちゃんイエスさまの寝る場所がなかったのです。

生まれたての赤ちゃんを、若い妊婦が旅先で困っているのに、知らないとは言え神様からの救い主なのに、開けることができたのが家畜小屋で、寝かすことができたのが飼葉桶。
そんな扱い、あっていいわけがないのです、あってはならないのです。
そんなあってはならないところに、神様の愛の表れであるイエスさまは誕生したのです。

でもそれは、他人事ではありません。
あなたも、神様の計画に対して、宿屋や他の旅人のような関係を作っていませんか。
宿屋たちの反応と、あなたの神様の計画・召し・みこころへの反応を対比してみましょう。
・「お客がいっぱいで、空けられないんです」→「自分のやりたいことがいっぱいで、神様の計画に従えません」
・「住民登録がいつまで続くかわからないので、譲れません。登録が終わったら、譲ってあげましょう」→「仕事を定年退職したら献身します。暇になったら、奉仕します」
・「私は早く来て、お金も払ってるんだから、譲る義務はないでしょう」→「どうして私が?他の人でもいいでしょう」
・「何も不正しているわけでも、意地悪してるわけでもないから」→「悪いことをしてるわけじゃないから、ちょっと後回しにするだけだから」

あなたの計画が、あなたの正しさが、神様の計画を人生の片隅に、心の片隅に、薄暗いところに、つまり、あってはならないところに追いやっているのです。
そうです。
イエスさまによって明らかにされた、あってはならないところの愛は、まさに、あなたのための愛なのです。

もし、宿屋の主人や旅人たちが、マリアのお腹の中の赤ちゃんが来るべき救い主と知っていたら、どうだったでしょう。
宿屋の主人や旅人については書かれていないので、他の人たちの反応をみてみましょう。
御使いに聞かされた羊飼いたちは、羊の世話を中断してベツレヘムに向かい、飼葉桶に眠るイエスさまを探しあてました。(ルカ2:8-20)
星で知った東方の博士たちは、はるばる旅までして、イエスさまに会いに行きました。(マタイ2:1-12)
博士たちの訪問によって知ったヘロデ王は、ベツレヘム周辺の2歳以下の男の子をみな殺しにしました。(マタイ2:16)
良くも悪くも、彼らは心の片隅に追いやることはありませんでした。
宿屋の主人も旅人たちも、知っていたら、きれいな部屋を一つ、イエスさまのお誕生のために用意したのではないでしょうか。
あってはならないところの愛は、そのままにされることはなかったはずです。

そして、2000年後に生きているあなたは、もう知っています。
イエスさまが何者なのか、神様の愛がどれだけ大きいのか。

それでも、あってはならないところの愛を、そのままにしますか。
もし、そうしてしまうなら、あなたは神様の愛を十分に味わえません。

あってはならないところの愛、イエスさまの愛を、あなたの心の真ん中にお迎えするなら、あなたのクリスマスの真ん中にイエスさまがいるなら、あなたの毎日は、あなたの人生は、イエスさまの香りで満たされるのです。

あってはならないところの愛は、あなたのための愛。
あなたの心の真ん中に、お迎えしましょう。

あなたのために、お祈りします。


【参考聖書箇所】

☆イエスさまのお誕生を知った人の反応
・羊飼い
ルカ
2:20 羊飼いたちは、見聞きしたことがすべて御使いの話のとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。
・博士たち
マタイ
2:1 イエスがヘロデ王の時代に、ユダヤのベツレヘムでお生まれになったとき、見よ、東の方から博士たちがエルサレムにやって来て、こう言った。
2:2 「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。私たちはその方の星が昇るのを見たので、礼拝するために来ました。」
・ヘロデ王
マタイ
2:16 ヘロデは、博士たちに欺かれたことが分かると激しく怒った。そして人を遣わし、博士たちから詳しく聞いていた時期に基づいて、ベツレヘムとその周辺一帯の二歳以下の男の子をみな殺させた。

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