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ゴスペルハウスコミュの「受胎告知 --もう1つの選択肢--(アドベント-3)」2021.12.11

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ゴスペルハウスメッセージ 2021.12.11
「受胎告知 --もう1つの選択肢--(アドベント-3)」ルカ1:26-38

26 さて、その六か月目に、御使いガブリエルが神から遣わされて、ガリラヤのナザレという町の一人の処女のところに来た。
27 この処女は、ダビデの家系のヨセフという人のいいなずけで、名をマリアといった。
28 御使いは入って来ると、マリアに言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたとともにおられます。」
29 しかし、マリアはこのことばにひどく戸惑って、これはいったい何のあいさつかと考え込んだ。
30 すると、御使いは彼女に言った。「恐れることはありません、マリア。あなたは神から恵みを受けたのです。
31 見なさい。あなたは身ごもって、男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。
32 その子は大いなる者となり、いと高き方の子と呼ばれます。また神である主は、彼にその父ダビデの王位をお与えになります。
33 彼はとこしえにヤコブの家を治め、その支配に終わりはありません。」
34 マリアは御使いに言った。「どうしてそのようなことが起こるのでしょう。私は男の人を知りませんのに。」
35 御使いは彼女に答えた。「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたをおおいます。それゆえ、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれます。
36 見なさい。あなたの親類のエリサベツ、あの人もあの年になって男の子を宿しています。不妊と言われていた人なのに、今はもう六か月です。
37 神にとって不可能なことは何もありません。」
38 マリアは言った。「ご覧ください。私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおり、この身になりますように。」すると、御使いは彼女から去って行った。

今週の聖書箇所は、「受胎告知」として知られています。
御使いガブリエルが、マリアのもとにマリアの妊娠を告げに来たのです。
妊娠、おめでたですから、「おめでとう、恵まれた方」と、ガブリエルは話しかけますが、簡単な話ではありません。
マリアは結婚前で、処女なのです。
伝承によると14歳という若さです。

結婚して、夫がいて、もう少し大人だったら、「おめでた」で、あったでしょう。
マリアが戸惑い、驚き、恐れるのは、当たり前です。
しかも、告げに来たのは人間ではなく、御使いなのです。
さらに、おなかに宿る子は神様の子どもと言うのですから、信じろという方が無理な話です。

しかし、マリアは信じました。
そしてこの後、先週のメッセージでお話した、エリサベツのところへ行くのです。

これまで、この聖書箇所から、アドベントのこの時期に、何度もメッセージしました。
昨年は「謙遜の秘訣」、さかのぼっていくと、「神様の招き」、「正しさに勝るもの」、「あなたへの受胎告知」、「光を浴びて」、「祝福を受ける秘訣」などです。
ご興味のある方は、ゴスペルハウスのブログ「ゴスペルハウスな生活」に、すべて掲載されていますので、お読みください。

今年もまた、この箇所から、神様の言葉を開きましょう。

人間は、たくさんの知識を持っています。
また、たくさんの正しさの基準を持っています。
それは、個人としてもそうですし、人類全体としてもそうです。
現代もそうですし、歴史を通じてもそうです。
過去からの叡智が、発明者や学者の知恵が、社会全体の知識として共有されています。

そして、その知識と正しさの基準・善悪の判断は、互いに影響しあっています。
新しい知識が善悪の判断を修正したり、正しさの基準が知識を制したりということです。
そしてそれは、多くの場合、人類全体で共有することになります。
一人の判断で変更することは、ほとんどありません。
コロコロ変更されても混乱するだけですから、それでいいのかも知れません。

しかし、残念なことがあります。
それは、つまり、私たちの知識や正しさの基準は、人間が罪に落ちてからのものであるということです。
人間が神様抜きに、自分たちで善悪を判断しているということです。
まさに「善悪を知る木の実」を食べた結果なのです(創世記第3章参照)。
そして、これらの知識や善悪の判断の中で、私たちは生きているのです。

神様はときに、「それを超えよ」と、チャレンジしてきます。
自分たちの知識や正しさを超えよということです。
善悪を知る木の実を吐き出し、無効化せよと言い換えることもできます。

神様は、様々な人に、働きかけました。
モーセを使って、エジプトから神の民であるユダヤ人を脱出させようとしたときもそうです。
モーセは、自分の正しさにこだわりました。
口ベタですから、だれも信じてくれませんからと。
士師ギデオンを用いて、神の民を守ろうとしたときもそうです。
臆病なギデオンは、いやいやいやいや、ムリムリムリムリ、と。
自身の善悪の基準にすがる彼らを、神様は見捨てず、繰り返し励まし、説得し、支え続け、彼らから善悪を知る木の実を吐き出させたのです。
預言者たち、エレミヤもヨナもエリヤも、そうでした。

そして、マリアも、知識や正しさの基準を、手放されました。
ガブリエルを通して語られた神様の言葉の前で、マリアは、「どうぞ、あなたのおことばどおり、この身になりますように。」(38節)と、言えたのです。
そして、彼女はイエスさまの母となりました。
全世界の救いのために、彼女は、自分の善悪を捨てたのです。

神様からの招き、神様からのメッセージは、あなたにも来ます。
それは、聖書に記されるようなことではないかも知れません。
それは、全世界の救いについてのことではないかも知れません。
しかし、あなたにも来るのです。
あなたの正しさを捨てて、善悪を知る木の実を吐き出して、神様の言葉の中に、神様の愛の中に、神様の御手の中に生きよという招きです。

あなたは、すぐに「はい!」とは言えないかも知れません。
大丈夫、モーセをはじめとして、先輩たちもそうでした。
聖書に載っていない信仰者も、そういう人たちばかりです。

でも、知っておいてほしいことがあります。
それは、「そういう生き方もある。」ってことです。
「そういう生き方もステキ。」ってことです。
あなたの正しさがあなたを縛ってしまうとき、もう1つの選択肢があるってことです。
もう1つの選択肢、そこには、神様と生きる人生、愛と生きるいのちが、あるのです。

あなたのために、お祈りします。

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