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ゴスペルハウスコミュの「Love & Peace -ラブ アンド ピース-」 2021.11.13

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ゴスペルハウスメッセージ 2021.11.13
「Love & Peace -ラブ アンド ピース-」サムエル記下 12:24-25

24 ダビデは妻バテ・シェバを慰め、彼女のところに入り、彼女と寝た。彼女は男の子を産み、彼はその名をソロモンと名づけた。主は彼を愛されたので、
25 預言者ナタンを遣わし、主のために、その名をエディデヤと名づけさせた。

わが家の聖書カルタの「そ」は、「ソロモンは 知恵を神から 授かった」です。
今日の聖書箇所は、そのソロモンの誕生の記事です。
ソロモンの父はダビデ王、母はバテ・シェバです。
何も知らないなら、幸せな誕生の記事のように思えるかもしれません。

しかし、バテ・シェバは、ダビデの臣下のウリヤの妻でした。
ウリヤが戦で留守の間に、ダビデがバテ・シェバを見初め、王宮へ召し出し、関係を持って妊娠したのです。
ダビデは慌てて戦場からウリヤを呼び戻し、家に帰って休むように命じます。
バテ・シェバのおなかの子どもの父がウリヤであるように見せかけるためのダビデの悪だくみです。
しかしウリヤは、同僚たちが戦っているのに自分だけが妻と休むことを良しとせず、家に帰りませんでした。
困ったダビデは、ウリヤを戦場で孤立させ死なせるようにと、指示を出し、まんまと成功しました。
前章の第11章に、これらの経緯が記されています。

ウリヤの死後、ダビデはバテ・シェバを妻として迎え、赤ちゃんを産みました。
人は知らなくても、人には見えなくても、人には知っていて見ていても言えなくても、神様はそうではありません。
神様は、見て、知って、言う方です。
神様は、ナタンを通してダビデに伝え、生まれた赤ちゃんを病気にし、死なせました。
ダビデも苦しみ、バテ・シェバも苦しみました。
ダビデの失敗が、赤ちゃんのいのちを失わせたのです。
ダビデは自業自得と、まだあきらめがつくかもしれません。
しかし、お腹をいためたバテ・シェバは、ダビデよりももっと辛かったし苦しかったことでしょう。

として、今週の聖書箇所、「ダビデは妻バテ・シェバを慰め」(24節)とつながるのです。
ダビデとバテ・シェバにとっての二人目の赤ちゃんが生まれ、ダビデは「ソロモン」と名づけました。
ソロモン、それは、シャーローム(シャローム)を語源にした名前です。
シャーロームとは、「平和な、平安な、安全な、安寧な」という意味を持つ言葉です。
普段の挨拶にも使われる言葉です。

ソロモンの両親、ダビデとバテ・シェバは、一人目の子どもを失っています。
許されない結婚という、自分たちの罪によって、いのちが消えたのです。
ですから、二人目の子どもを名づけるにあたって、「死なないで、無事に生きてほしい」と、名づけたのではないでしょうか。
そして神様に対して、「殺さないで。見逃して。」と、嘆願したのではないでしょうか。
大きな成功も繁栄も望まず、いえ、それらを望む資格があるとは思えず、つつましく「安寧」を望んだのです。

ところが神様は、この赤ちゃんソロモンを愛し、エディデヤと名づけました。
それを、ナタンを通して伝えさせました。
「エディデヤ」、それは、「主(神様)に愛される者」という意味です。
殺すどころか、見逃すどころか、神様は愛してくれるというのです。

ダビデが、しでかしたことは、消えません。
バテ・シェバが、ウリヤの妻だったことも消えません。
三千年経った今でも、聖書にはっきりと記されています。
でも、神様は、その子を愛するというのです。
愛される資格がないと思われる者を、無事に育ってくれれば良いというだけの願いを、最大の栄誉と繁栄の王に変えるのです。
安寧で精いっぱいという者を、愛と祝福で満たし、最高の知恵も授け、王とするのです。

今週のテーマは、Love & Peace(愛と平和) です。
同列のように考えられるときもありますが、聖書では、常に「愛」が先行します。
ヨハネの第1の手紙第4章には、こうあります。
「私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、宥めのささげ物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです。」(4:10)
「私たちは愛しています。神がまず私たちを愛してくださったからです。」(4:19)
その他にも、様々な箇所で記され、愛の先行ははっきりとしているのです。

マタイの福音書の山上の説教の一部です。(5:43-44)
「『あなたの隣人を愛し、あなたの敵を憎め』と言われていたのを、あなたがたは聞いています。
しかし、わたしはあなたがたに言います。自分の敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。」

自分の敵を愛し、自分を迫害するもののために祈りなさいという命令です。
神様は、命令するときには、それを成し遂げる力と支えを与えてくれます。
また、神様ご自身が、まずそれを実行するのです。
つまり、「私はそうするから、私はそうしたから、あなたもしなさい。その力は与えるから。」というのです。

神様の敵であったときに、神様を迫害していたときに、すでに愛され、祈られていたのです。
それは、聖書の中の、有名人物だけではありません。
私もそうでしたし、あなたもそうなのです。

神様の愛(Love)に満たされましょう。
そこにこそ、本当のあなたの存在があるのです。
そこにこそ、本当のあなたの平安(Peace)があるのです。
神様の Love & Peace は、あなたのためのものなのです。

あなたに注がれる神様の愛に、あなたに用意されている神様からの平安に、期待しましょう。

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