ゴスペルハウスコミュの「単立神の宮」2020.07.04

ゴスペルハウスメッセージ 2020.07.04
「単立神の宮」歴代誌上28:11-19

11 ダビデはその子ソロモンに、玄関広間、神殿、宝物室、屋上の間、内部屋、贖いの間などの設計図を授けた。
12 設計図は、すべて御霊によって彼に示された。すなわち、主の宮の庭のこと、周囲のすべての脇部屋のこと、神の宮の宝物倉のこと、聖なるささげ物の宝物倉のこと、
13 祭司とレビ人の組分けのこと、主の宮の奉仕のすべての仕事のこと、主の宮の奉仕に用いるすべての用具のことである。
14 金については、各種の奉仕に用いるすべての器具に使う金の重さが、すべての銀の器具については、各種の奉仕に用いるすべての器具の重さが示され、
15 金の燭台とその上にある金のともしび皿の重さは、一つ一つの燭台とその上にあるともしび皿の重さが、銀の燭台については、一つ一つの燭台の用途別に燭台とその上にあるともしび皿の重さが示されていた。
16 並べ供えるパンの机の金の重さは、一つ一つの机ごとに、銀の机に用いる銀の重さとともに示されていた。
17 肉刺し、鉢、壺は純金であるが、金の杯については、それぞれの杯の重さ、銀の杯についても、それぞれの杯の重さ、
18 香をたく祭壇については、精錬された金の重さが示されていた。また、翼を広げて主の契約の箱をおおう金のケルビムの車の設計図も示されていた。
19 「これらすべては、私の上に臨んだ主の手によって書き物になっていて、仕事の全貌が理解できるはずだ。」

ダビデがソロモンに授けた設計図は、主の神殿の設計図でした。
それは、神様がダビデに示した設計図でした。
仕様の詳しいことについては、列王記上の第６章にもありますが、サイズ・個数・材料･その重さなど、かなり詳しく書かれています。
建築の素人の私でも、書かれていることから、およその形を想像することができます。
建築に詳しい人なら、費用や材料はかかるものの、作り上げることもできるのではないでしょうか。

この神殿は、神様の設計図通りに作らなくてはならないものでした。
「金がちょっと足りないから･･･」と、金を銀に変えることは許されません。
「銀じゃ見栄えが悪いから････」と、銀を金に変えることもまた、許されません。
人間の都合や人間の判断を介入してはいけないのです。
ここは、神様の宮なのです。
神様がそこにおられるのです。
人間の都合やアイデアで、デザインや材料を変えることはできないのです。
そんなことをすれば、そこは神様の宮ではなく、人間の宮です。

しかし、その主の神殿も、今はありません。
そして現代、この設計図通りに作られている教会は、ないでしょう。
コンクリートが使われ、化学製品が使われ、電気も引かれています。
では、神様の宮はどこにもないのでしょうか。
神様の家は、神様の居場所は、どこにもないのでしょうか。

いえ、そうではありません。
神の宮は、あるのです。
神のひとり子・イエスさまが地上に来ました。
そして、あなたの罪のために十字架につきました。
イエスさまの十字架が、新しい神様の宮の設計図を与えたのです。

「見よ。わたしは、戸の外に立ってたたく。だれでも、わたしの声を聞いて戸をあけるなら、わたしは、彼のところにはいって、彼とともに食事をし、彼もわたしとともに食事をする。」（黙示録３:２０）

そうです、イエスさまを受け入れたあなたが、神様の新しい居場所なのです。
あなたが、神様の宮、神様の神殿、神様の家なのです。
ただあなたが心を開くだけで、あなたは神様の宮なのです。
あなたが、イエスさまを救い主と受け入れるだけで、あなたが神様の住まいなのです。

「クリスチャンなのだから、〇〇しなくちゃ」とか、
「もっと奉仕して、神様を喜ばさなくちゃ」とか、
悪いことではないのですが、設計図にはその事項はありません。
それを必須事項にしてしまえば、それは神様の宮ではなく、人間の宮になってしまうのです。
ただ、十字架による、新しい設計図を受け入れるだけでいいのです。
十字架の死が、すべてを成し遂げたのですから。

教会に通うこと、牧師に従うこと、奉仕をすること、聖書研究すること、献金、祈り、賛美、断食。
どれも素晴らしいことでしょう。
しかし、そのどれもできなくても、あなたは神様の宮として失格にはならないのです。
そんなことで、新しい神様の宮は壊されることはないのです。
あなたが、どこにいても、いつでも、何をしてても、あなたは神様の宮なのです。

教会につながって、安心するのはやめましょう。
牧師につながって、安心するのはやめましょう。
あなたは、神様に直接つながっているのです。
あなたこそが、設計図通りの神様の宮なのです。

神様の宮になるための、愛の扉を開けましょう。
いのちの扉を開けましょう。
赦しの扉、贖いの扉を開けましょう。
そこはだれにも邪魔されない、あなたと神様の水入らずの住まいなのです。

奇しくも今日、７月４日は、アメリカの独立記念日です。
あなたを、あなた自身を、だれにも揺るがされない、何にも壊されない、独立した神様の宮としましょう。
今、あなたは、単立神の宮なのです。