ゴスペルハウスコミュの「神様の愛から」

ゴスペルハウスメッセージ 2015.11.08
「神様の愛から」ローマ8:31-39

31 では、これらのことからどう言えるでしょう。神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるでしょう。
32 私たちすべてのために、ご自分の御子をさえ惜しまずに死に渡された方が、どうして、御子といっしょにすべてのものを、私たちに恵んでくださらないことがありましょう。
33 神に選ばれた人々を訴えるのはだれですか。神が義と認めてくださるのです。
34 罪に定めようとするのはだれですか。死んでくださった方、いや、よみがえられた方であるキリスト・イエスが、神の右の座に着き、私たちのためにとりなしていてくださるのです。
35 私たちをキリストの愛から引き離すのはだれですか。
患難ですか、苦しみですか、迫害ですか、飢えですか、裸ですか、危険ですか、剣ですか。
36 「あなたのために、私たちは一日中、死に定められている。私たちは、ほふられる羊とみなされた。」と書いてあるとおりです。
37 しかし、私たちは、私たちを愛してくださった方によって、これらすべてのことの中にあっても、圧倒的な勝利者となるのです。
38 私はこう確信しています。死も、いのちも、御使いも、権威ある者も、今あるものも、後に来るものも、力ある者も、
39 高さも、深さも、そのほかのどんな被造物も、私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。

パウロの書いた、ローマ人への手紙。
この箇所は、大胆な賛美と言ってもいいでしょう。

神様は、私たちの味方です。
神様は、私たちを愛しています。
神様は、私たちの罪を赦しています。
神様は、私たちのためにイエスさまを十字架につけました。
もうだれも、私たちを罪に定めることはできません。
神様の愛は、決して私たちを離れません。

とてもシンプルな内容です。
キリスト者なら、だれでも知っていて、だれでも納得する内容です。
信仰のイロハのイ、基本のキ、はじめの一歩です。

こんな単純な愛に、私たちは受け入れられ、包まれ、赦され、守られているのです。

しかし、私たちはこの確信が、ときに揺らぐことがあります。
「神様の愛から離れてしまった」とか「こんな自分が受け入れられるはずがない」とか。
いったい、何が神様の愛からあなたを引き離すのでしょうか。

答えは、「かんちがい」です、「気のせい」です。
あなたが、神様の愛から引き離されることはないのです。
「高さも、深さも、そのほかのどんな被造物も、
私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。」（３９節）

では、「かんちがい」や「気のせい」を引き起こしてしまうのは、何でしょう。
そこがわからないと、いつまでたっても、何度でも、かんちがいに落ち込んでしまいます。

あなたが、自分自身の弱さを受け入れられない時、自分の弱さを隠さなくてはならない時、あなたは不安になります。
何の理由も必要もないのに、攻撃的になります。
ねたみや憎しみが心を占めて、身動きが取れなくなります。
こんなとき、かんちがいや気のせいが起きてしまうのです。
そう、最後の敵は、あなた自身です。
自分自身の弱さを隠そうとし、弱さを受け入れようとしない傲慢です。

でも、そんなあなた自身の弱さも、強さも、知識も、権威も、神様の愛からあなたを引き離すことはできないのです。
神様は、そう、はっきりと約束しています。
あなたの弱さに振り回されるのは、もう、やめにしましょう。
あなたは、神様の愛の中にいるのです。

いま、高らかに、神様の愛を賛美しましょう。