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ゴスペルハウスコミュの「アップとルーズ … 祝福されたイサクを通して」2025.07.19

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ゴスペルハウスメッセージ 2025.07.19
「アップとルーズ … 祝福されたイサクを通して」創世記26:12-22

12 イサクはその地に種を蒔き、その年に百倍の収穫を見た。主は彼を祝福された。
13 こうして、この人は富み、ますます栄えて、非常に裕福になった。
14 彼が羊の群れや牛の群れ、それに多くのしもべを持つようになったので、ペリシテ人は彼をねたんだ。
15 それでペリシテ人は、イサクの父アブラハムの時代に父のしもべたちが掘った井戸を、すべてふさいで土で満たした。
16 アビメレクはイサクに言った。「さあ、われわれのところから出て行ってほしい。われわれより、はるかに強くなったから。」
17 イサクはそこを去り、ゲラルの谷間に天幕を張って、そこに住んだ。
18 イサクは、彼の父アブラハムの時代に掘られて、アブラハムの死後にペリシテ人がふさいだ井戸を掘り返した。イサクは、それらに父がつけていた名と同じ名をつけた。
19 イサクのしもべたちがその谷間を掘っているとき、そこに湧き水の井戸を見つけた。
20 ゲラルの羊飼いたちは「この水はわれわれのものだ」と言って、イサクの羊飼いたちと争った。それで、イサクはその井戸の名をエセクと呼んだ。彼らがイサクと争ったからである。
21 しもべたちは、もう一つの井戸を掘った。それについても彼らが争ったので、その名をシテナと呼んだ。
22 イサクはそこから移って、もう一つの井戸を掘った。その井戸については争いがなかったので、その名をレホボテと呼んだ。そして彼は言った。「今や、主は私たちに広い所を与えて、この地で私たちが増えるようにしてくださった。」

今週の聖書箇所は、創世記26章です。
直前の25章では、豆の煮物と引き換えに、ヤコブがエサウの長子の権利を手に入れる場面が描かれています。
また直後の27章では、ヤコブが目の見えにくくなったイサクを騙して、エサウに与えられるはずの祝福を手に入れる場面があります。
双子の兄エサウと弟ヤコブの、長子の権利と祝福の相続の間にあるのが、26章なのです。
この章では、イサクへの祝福が記されていて、たしかにアブラハムの祝福が、イサクに受け継がれたことがわかります。
だから、ヤコブとエサウの祝福のゴタゴタの間に、この記事があるのでしょう。

ここから、「アップとルーズ」というテーマで、御言葉を開いていきましょう。
アップとは、近くで細かいところまで見ることができますが、視野は狭くなります。
ルーズは、視野を広くする代わりに、細かいところは見えにくくなります。

イサクへの祝福を、まず、アップで見てみましょう。
12-13節です。
「イサクはその地に種を蒔き、その年に百倍の収穫を見た。主は彼を祝福された。こうして、この人は富み、ますます栄えて、非常に裕福になった。」
神様がイサクを祝福したので、彼は非常に裕福になりました。
祝福の結果、裕福になったという、とてもわかり易いですね。
では、祝福の原因は何だったのでしょう。
私たちは、祝福の原因を、「良い行いをしたから」とか「悪いことをしなかったから」とか「神様の御心にかなっていたから」とか、因果応報的に考えがちです。
現代の信仰生活なら、「謙遜」や「従順」や「誠実」が祝福の原因と考える人も多いでしょう。
中には、「度胸と自信」なんていう人もいるかも知れません。

ところが、少し視点を広げてルーズにすると、違う景色が見えてきます。
26章1節に、こう記されています。
「さて、アブラハムの時代にあった先の飢饉とは別に、この国にまた飢饉が起こった。それでイサクは、ゲラルのペリシテ人の王アビメレクのもとへ行った。」
当時は、飢饉になったらエジプトに行くのが当たり前の対応だったようですが、イサクは神様に「エジプトへは下ってはならない。」(26:2)と言われたので、ゲラルにとどまりました。
そこで彼は、大きな失敗をしたのです。
妻のリベカのことを「あれは私の妹です」(26:7)と偽りました。
リベカのことを思っていったのではなく、自分の危険を避けるために、リベカを危機にさらしたのです。
しかも、ゲラルのペリシテ人の王アビメレクにばれてしまいました。

これは、イサクの父アブラハムも犯した失敗でした。
飢饉でエジプトに行ったアブラハムは、妻サラを妹であると偽りました(創世記12:10〜)。
さらに創世記20章では、ゲラルの王アビメレクに対して、妻サラを妹と偽ったのです。
そう、今回のイサクと同じ場所で、同じようにゲラルの王アビメレクに(同一人物ではないと考えられています)、親子揃って同じ嘘をついたのです。
イサクは、アブラハムにこの失敗のことを、聞かされていたのではないかと、私は考えます。
それでも、イサクは嘘をついたのです。

どの場面でも、神様が介入して、アブラハム家の祝福の約束は守られました。
しかし、アブラハムもイサクも、立派でもなく、良い行いをし続けたわけでもありません。
良い行いをしたから、その人は神様に祝福されて、みんなに尊敬されるというわけではないのです。
イサクへの神様の祝福の結果、裕福になったイサクは、ペリシテ人にねたまれ(14節)、追い出され(16節)、井戸をめぐっての争いに巻き込まれました。
井戸の名のエセクもシテナも、「争い」という意味です。

アップとルーズでは、イサクへの祝福が、原因も結果も、様子が変わってきました。
イサクは、良い行いをしたから、神様に従ったから、祝福されて幸せになったのではありません。
わりととんでもない人物だけども、神様に祝福され、裕福になったものの、ねたみと争いに巻き込まれたのです。

これは、あなたにも、あなたのまわりの人にも、同じことが言えます。
神様に祝福されている人は、良い行いをした人や神様に従順な人だけではありません。
祝福の結果も、幸せや成功だけではないのです。
言い換えると、こうなります。
「あなたがどんな人であっても、何をしたとしても、神様の祝福は注がれます。
ただ、祝福の結果は、あなたが望むような成功や勝利や称賛とは限らず、恨みや妬みや争いを起こすこともあります」
もう少し短くすると、
「あなたが何者でも、神様は自由にあなたを祝福し、その結果は御心次第」ということです。

「え?そんな祝福なら、なくてもいいけど・・・」と言う人もいるかも知れませんね。
でも、もう少しルーズに、聖書全体を見てみましょう。
神様の御心は、あなたが永遠のいのちを得て、神様の子どもとして生きることなのです。
「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」(ヨハネ3:16)

あなたがどんな人でも、神様は、あなたが滅びることを望まないのです。
神様は、あなたを愛しているからです。
そのために、ひとり子であるイエスさまは、十字架であなたの罪を負いました。
あなたは赦され、神様の子どもとして生きていいのです。
何が起きても大丈夫、もう一人の助け主である聖霊様が、いつもあなたとともにいるのです。

短く言うなら、「神様は、あなたを愛しています」ってことです。
「それ以外に何が必要?」ってことです。

あなたはどんな人でもいいのです。
過去に何があってもいいのです。
あなたは神様に愛され、祝福されています。
赦された者、祝福された者として、あなたの日々を歩んでまいりましょう。

あなたのために、お祈りします。


【参考聖書箇所】
☆ イサクの偽り
26:1 さて、アブラハムの時代にあった先の飢饉とは別に、この国にまた飢饉が起こった。それでイサクは、ゲラルのペリシテ人の王アビメレクのもとへ行った。
26:2 主はイサクに現れて言われた。「エジプトへは下ってはならない。わたしがあなたに告げる地に住みなさい。
26:3 あなたはこの地に寄留しなさい。わたしはあなたとともにいて、あなたを祝福する。あなたとあなたの子孫に、わたしがこれらの国々をすべて与える。こうしてわたしは、あなたの父アブラハムに誓った誓いを果たす。
26:4 そしてわたしは、あなたの子孫を空の星のように増し加え、あなたの子孫に、これらの国々をみな与える。あなたの子孫によって、地のすべての国々は祝福を受けるようになる。
26:5 これは、アブラハムがわたしの声に聞き従い、わたしの命令と掟とおしえを守って、わたしへの務めを果たしたからである。」
26:6 こうしてイサクはゲラルに住んでいたが、
26:7 その土地の人々が彼の妻のことを尋ねた。すると彼は「あれは私の妹です」と答えた。この土地の人々がリベカのことで自分を殺しはしないかと思って、「私の妻です」と言うのを恐れたのであった。彼女が美しかったからである。
26:8 イサクは長くそこに滞在していた。ある日のこと、ペリシテ人の王アビメレクが窓から見下ろしていると、なんと、イサクがその妻リベカを愛撫しているのが見えた。
26:9 アビメレクは、イサクを呼び寄せて言った。「本当のところ、あの女はあなたの妻ではないか。なぜ、あなたは『あれは私の妹です』と言ったのか。」イサクは「彼女のことで殺されはしないかと思ったからです」と答えた。
26:10 アビメレクは言った。「何ということをしてくれたのか。もう少しで、民の一人があなたの妻と寝て、あなたはわれわれに罪責をもたらすところだった。」
26:11 そこでアビメレクは、すべての民に命じて言った。「この人と、この人の妻に触れる者は、必ず殺される。」

☆ 父・アブラハムの偽り
創世記
1回目(エジプト)
12:10 その地に飢饉が起こったので、アブラムは、エジプトにしばらく滞在するために下って行った。その地の飢饉が激しかったからである。
12:11 彼がエジプトに近づいて、その地に入って行こうとしたとき、妻のサライに言った。「聞いてほしい。私には、あなたが見目麗しい女だということがよく分かっている。
12:12 エジプト人があなたを見るようになると、『この女は彼の妻だ』と言って、私を殺し、あなたを生かしておくだろう。
12:13 私の妹だと言ってほしい。そうすれば、あなたのゆえに事がうまく運び、あなたのおかげで私は生き延びられるだろう。」
12:14 アブラムがエジプトにやって来たとき、エジプト人はサライを見て、非常に美しいと思った。
12:15 ファラオの高官たちが彼女を見て、ファラオに彼女を薦めたので、サライはファラオの宮廷に召し入れられた。
12:16 アブラムにとって、物事は彼女のゆえにうまく運んだ。それで彼は、羊の群れ、牛の群れ、ろば、それに男奴隷と女奴隷、雌ろば、らくだを所有するようになった。
12:17 しかし、主はアブラムの妻サライのことで、ファラオとその宮廷を大きなわざわいで打たれた。
12:18 そこで、ファラオはアブラムを呼び寄せて言った。「あなたは私に何ということをしたのか。彼女があなたの妻であることを、なぜ私に告げなかったのか。
12:19 なぜ、『私の妹です』と言ったのか。だから、私は彼女を自分の妻として召し入れたのだ。さあ今、あなたの妻を連れて、立ち去るがよい。」
12:20 ファラオがアブラムについて家来に命じたので、彼らは彼を、妻と、所有するすべてのものと一緒に送り出した。

2回目(ゲラル)
20:1 アブラハムは、そこからネゲブの地方へ移り、カデシュとシュルの間に住んだ。ゲラルに寄留していたとき、
20:2 アブラハムは、自分の妻サラのことを「これは私の妹です」と言ったので、ゲラルの王アビメレクは、人を遣わしてサラを召し入れた。
20:3 その夜、神が夢の中でアビメレクのところに来て、こう仰せられた。「見よ。あなたは、自分が召し入れた女のために死ぬことになる。あの女は夫のある身だ。」
20:4 アビメレクは、まだ彼女に近づいていなかった。そこで彼は言った。「主よ、あなたは正しい国民さえも殺されるのですか。
20:5 彼が私に『これは私の妹です』と言ったのではありませんか。彼女自身も『これは私の兄です』と言いました。私は、全き心と汚れのない手で、このことをしたのです。」
20:6 神は夢の中で彼に仰せられた。「そのとおりだ。あなたが全き心でこのことをしたのを、わたし自身もよく知っている。それでわたしも、あなたがわたしの前に罪ある者とならないようにした。だからわたしは、あなたが彼女に触れることを許さなかったのだ。
20:7 今、あの人の妻をあの人に返しなさい。あの人は預言者で、あなたのために祈ってくれるだろう。そして、いのちを得なさい。しかし、返さなければ、あなたも、あなたに属するすべての者も、必ず死ぬことを承知していなさい。」
20:8 翌朝早く、アビメレクは彼のしもべをみな呼び寄せ、これらのことをすべて語り聞かせたので、人々は非常に恐れた。
20:9 アビメレクはアブラハムを呼び寄せて言った。「あなたは何ということを私たちにしたのか。私がいったい、罪となるどんなことをあなたにしたというのか。あなたが、私と私の王国に大きな罪をもたらそうとするとは。あなたは、してはならないことを私にしたのだ。」
20:10 また、アビメレクはアブラハムに言った。「あなたはなぜ、こんなことをしたのか。」
20:11 アブラハムは答えた。「この地方には、神を恐れることが全くないので、人々が私の妻のゆえに私を殺すと思ったのです。
20:12 また、本当に、あれは私の妹、私の父の娘です。でも、私の母の娘ではありません。それが私の妻になったのです。
20:13 神が私を父の家から、さすらいの旅に出されたとき、私は彼女に、『このようにして、あなたの真実の愛を私に尽くしてほしい。私たちが行くどこででも、私のことを、この人は私の兄です、と言ってほしい』と言ったのです。」
20:14 アビメレクは、羊の群れと牛の群れと、男女の奴隷たちを連れて来て、アブラハムに与え、またアブラハムの妻サラを彼に返した。
20:15 アビメレクは言った。「見なさい。私の領地があなたの前に広がっている。あなたの良いと思うところに住みなさい。」
20:16 サラに対しては、こう言った。「ここに、銀千枚をあなたの兄に与える。これはあなたにとって、また一緒にいるすべての人にとって、あなたを守るものとなるだろう。これであなたは、すべての人の前で正しいとされるだろう。」
20:17 そこで、アブラハムは神に祈った。神は、アビメレクとその妻、また女奴隷たちを癒やされたので、彼らは再び子を産むようになった。
20:18 主が、アブラハムの妻サラのことで、アビメレクの家のすべての胎を堅く閉じておられたのである。

☆ イサクへの祝福の継承
失敗前に
26:2 主はイサクに現れて言われた。「エジプトへは下ってはならない。わたしがあなたに告げる地に住みなさい。
26:3 あなたはこの地に寄留しなさい。わたしはあなたとともにいて、あなたを祝福する。あなたとあなたの子孫に、わたしがこれらの国々をすべて与える。こうしてわたしは、あなたの父アブラハムに誓った誓いを果たす。
26:4 そしてわたしは、あなたの子孫を空の星のように増し加え、あなたの子孫に、これらの国々をみな与える。あなたの子孫によって、地のすべての国々は祝福を受けるようになる。
26:5 これは、アブラハムがわたしの声に聞き従い、わたしの命令と掟とおしえを守って、わたしへの務めを果たしたからである。」

失敗後も
26:23 彼はそこからベエル・シェバに上った。
26:24 主はその夜、彼に現れて言われた。「わたしは、あなたの父アブラハムの神である。恐れてはならない。わたしがあなたとともにいるからだ。わたしはあなたを祝福し、あなたの子孫を増し加える。わたしのしもべアブラハムのゆえに。」
26:25 イサクはそこに祭壇を築き、主の御名を呼び求めた。彼はそこに天幕を張り、イサクのしもべたちは、そこに井戸を掘った。

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