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歯科の基礎知識をつけましょうコミュのインプラント使い回しのニュースから

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http://news.tbs.co.jp/20100119/newseye/tbs_newseye4335063.html
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&id=30765&categoryid=1
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&id=30768&categoryid=1
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&id=30779&categoryid=1

現在のインプラント(人工歯根)は主にチタン製で、チタンが骨と癒着するという性質を利用している。

ねじ込んだ部分の歯槽骨と癒着して固まれば問題ないが、逆に癒着しなければ失敗である。

癒着しないということは、体から異物と見なされているということであり、逆に炎症を起こすため除去しなければならない。

もし全く癒着しなければ、全てが勝手に脱落してくるのだけれど、一部だけが癒着してしまっていたら、その部分だけは骨ごと削り取らなければ除去できない。

これが、インプラントを埋め込むよりも除去する方が難易度が高いと言われたり、インプラントの失敗症例は目も当てられない状況になる、などと言われる所以である。

インプラント本体を家庭用洗剤で・・・などと報道されているが、仮に一度埋め込んだ物であるならば、家庭用洗剤どころか、滅菌したとしても除去できない。

一度骨に埋め込んでしまうと、本体表面にある微細な凸凹に、骨を造成する細胞が入り込んでしまうため、脱落したとしても簡単に取り除くという訳にはいかないのである。

こういった他人の細胞が入り込んだインプラントを再使用するとどうなるか?

当然のように拒否反応が起き、当然のように失敗するはずだ。

院長が悪いのはもちろんなのだが、『院長の指示で行っていた』との言い訳をしているスタッフにも、当然責任があると思う。

後戻りできるようなことならともかく、患者さんの体を傷つけて、これを単なる金儲けの手段にしていたという意味では同罪である。

ここの医院は、地元民の間では、強烈に評判が悪かったようだ。

しかし、広告効果によって、少し離れた地域からの患者さんを呼び寄せていたため、患者さんは多かったようだ。

似たような例を挙げると、東京の六本木の某美容歯科の評判などもすこぶる悪いのだが、多くの宣伝費を使っているので知名度は高い。

そして、こういった広告に呼び寄せられて受診する患者さんは、大抵の場合デンタルIQは低い。

知名度が高かったり、インターネット検索で上位に来たり、混んでいるから評判が良いんだろう、などという単純な理由で歯科医院を選んでいる患者さんにも、少しの責任はある。

自分の体を守るためには、歯科の知識を高めてから受診すべきである。

後戻りできない状態になってから後悔するのでは遅すぎる。


*2009.12.12の記事
 豊橋市歯科医師会(朽名正也会長)は、10日開いた記者会見で、市内の歯科医が行ったインプラント治療に対し、多くの苦情が寄せられていることを明らかにした。今年度だけで21件に上る。現在、相談窓口を設けて患者の対応に当たっており、大きな問題に発展しそう。
 患者から寄せられた苦情は、神経まひや歯茎の炎症、ちくのう症のような症状が出た―などさまざま。中には、「治療内容や金額などの説明がないままインプラント治療され、後に数百万円の治療費を請求された」「埋め込んだ歯がすぐ取れた」という例もある
 問題の歯科医は03年4月、同市南大清水町で開業した。インプラント治療だけにとどまらず、診療報酬の不正請求により06年9月、愛知社会保険事務局 (当時)から5年間の保険医取消、保険医療機関取消処分を受けた。今年3月には、厚労省から医業停止1カ月の処分も受けた。
 不正請求は、無資格者である歯科助手に診療行為をさせ、自分がしたように装うものと、自由診療を保険診療に偽装するなどの手口で行われた。
 朽名会長は、処分について「入会30年になるがその間、豊橋歯科医師会では一人も処分者が出ていない。県内でも2、3年に1人出るか出ないかの重い処分だ」と説明する。
 また、この歯科医は保険医療機関取消処分中にもかかわらず最近まで、訪れた患者に窓口で保険が使えるかのような説明を行っていた。
 公的検診で虫歯が見つかり、治療に訪れた子どもの患者に対し、「問題ない」と放置したようなこともあったという。報酬請求ができないためだ。
 現在でも、患者に対し、保険の説明は明確に行っておらず、処分に対する反省の色は見られない。それどころか、「(インプラント治療)豊橋ナンバー1の症例数」をうたい文句に、地元紙に広告を掲載したり、FM局の番組に出演するなど、積極的な広報宣伝活動を行っている。
 同歯科医師会はこの歯科医に対し、ここ数年、再三再四、業務改善を求めてきた。しかし、全く聞き入れないため昨秋、退会を勧告した。歯科医はこれを受け 入れ、自主的に退会した。朽名会長は「幾度となく指導したが、全く無視された。改善するつもりはないとしか思えない」と話す。
 現在、同歯科医師会は、この歯科医が非会員であるため、改善を求めることができない。しかし、今回の場合、患者の生命にもかかわることから、例外的に、窓口で治療相談に応じている。
 相談は、同医師会=電話0532(62)1565=まで。

*2010.1.19の記事
 豊橋市内の歯科医が行ったインプラント(人工歯根)治療に対し、患者から苦情が相次いでいる問題で、豊橋市歯科医師会(朽名正也会長)は19日、東京・厚生労働省記者クラブで緊急会見した。惨状を訴えながら、新たに、不具合を生じたインプラントを使い回していた事実を報告。地元メディアも「グル」になって関係するなど、前代未聞の実態が明かされた。同歯科医師会は今後、この歯科医を詐欺、傷害などの罪で刑事告発することも辞さない構えだ。

 問題の歯科医は、豊橋市南大清水町で開業する「関歯科クリニック」の関志乃武院長。説明には、朽名会長をはじめ同歯科医師会理事、被害者、同クリニックの勤務経験者合せて8人が出席した。

 朽名会長は、1度インプラントに使った土台を患者間で使い回していたという事実のほか、きちんとした説明のないままインプラント治療を行い、後で高額の治療費を請求するなど、数々の悪質な治療実態が明らかにされた。

 07年8月に事前説明なく計23本のインプラントを埋め込まれ、400万円以上を請求された70歳代の女性。今も頭痛や歯ぐきの痛みが続き、「術後、体に不調がない日は1日もない」と訴えた。

 同院に勤務経験のある女性は、関院長が使い回しを否定していることについて「助手としてすぐ隣で手術を見ており、見間違えるはずはない」と断言した。多い日で1日5、6本が使いまわされていたこと、肝炎、骨髄性白血病、心臓病の患者にまで「大丈夫だ」と施術していたことまで告白した。

 同院は、これまで約2400人に合計6000本のインプラントを埋め込んだとされるが、被害が拡大した理由の1つに地元メディアの対応がある。同歯科医師会は、東愛知新聞社とFM豊橋に対し、何度も広告、宣伝の中止を申し入れたが聞き入れられなかったとして、両地元メディアを名指しで批判した。

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