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日本再生倶楽部コミュの【青天の霹靂】

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  安倍晋三首相が昨日12日、突然辞意表明をした。このことにより内政・外交問題において、空白や停滞が生じる事は否めない。当面の最重要課題である「テロ対策特別措置法」の延長問題は、国会が事実上の休会となるため審議入りが大幅に遅れ、インド洋での海上自衛隊の給油活動は、途切れることが確実となった。

 各メディアの論調は安倍首相に厳しいものが多く、ここぞとばかりに罵詈雑言を投げつけているように感じる。当然の事ながら、安倍首相の責任放棄ともとれる辞意表明は、臨時国会を開催し所信表明演説を行い、代表質問直前での行動であったわけで非難されるのも当然だとは思う。また、安倍首相の辞意表明会見を見ていたが、肝心要の国民に対するお詫びの言葉がなかったことは残念というか、かなり精神的にも追いつめられていたように感じた。

 読売新聞社の調査によれば、安倍内閣のこの一年間での実績を70%の人々が評価しないとでた。しかし、もっと現実的な部分を見れば、教育基本法改正、憲法改正のための国民投票法制定など、「戦後レジームからの脱却」に取り組んだ事を評価しても良いのではないか。まして、小泉前首相が壊した瓦礫の上での国政運営には、信頼できうるブレーンがきちんと動くべきだったと考える。

 また、この一年間のマスコミによる安倍叩きは、目に余るものがあり容認できない。60年代における学園紛争を、私などは思い起こしてしまう。もっとも当時の反権力に腐心していた世代が、今のマスコミ各社の上層部に君臨している。

 ここで思い起こされるのは「椿事件」である。これは1993年に発生した、テレビ朝日による「放送法違反」が疑われた事件の事である。当時、取締役報道局長であった椿貞良氏による、日本民間放送連盟の「放送番組調査会」の会合の中での発言に端を発したことからこの名で呼ばれている。

 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%BF%E4%BA%8B%E4%BB%B6

『1993年9月21日 - 民間放送連盟の「放送番組調査会」の会合の中で、テレビ朝日報道局長の椿貞良が、選挙時の局の報道姿勢に関して「小沢一郎氏のけじめをことさらに追及する必要はない。今は自民党政権の存続を絶対に阻止して、なんでもよいから反自民の連立政権を成立させる手助けになるような報道をしようではないか」「共産党に意見表明の機会を与えることは、かえってフェアネスではない」との方針で局内をまとめたという趣旨の発言を行う。』

 これを産経新聞社がリークし、テレビ朝日の放送免許剥奪までも取りざたされた。テレビ朝日側の報告を受け、厳重注意する旨の行政指導を行うにとどめた。この時から、自民党とテレビ朝日の対立が深まったと言われている。

 メディアを規制する事は決して良いことではない。しかしながら公平中立な報道が行われているだろうか。権力側に対する枝葉末節な部分の追及に対し、反権力側への追及・批判の少なさは異常ではないだろうか。偏向報道を放送法では禁止しているが、特定の政党を支援する報道を行い、国民を思想誘導しているように感じるのは私のうがった見方なのだろうか。

 今朝の産経新聞配信による記事
<「魔女狩り…霞が関の罠に敗れた安倍首相」猪瀬直樹氏に聞く>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070913-00000909-san-pol

これを今朝Sankei Webにて見たのだが、昼休みに見つからずにYahoo! から記事全文を、下記に個人的な記録として残しておく。

<記事引用開始>
 安倍晋三首相は「改革を止めるな」とか「新しい国づくり」を訴え、まさにそのことに使命感を持って取り組んできた。しかし、松岡利勝氏や赤城徳彦氏ら首相を支えるべき閣僚に緊張感がなく、首相の足を引っ張ってきたように思う。
 また、参院選で大敗しても、自らの使命感から続投を決意し、人心一新で内閣を改造したが、実質的には「麻生・与謝野政権」になり、ハンドリングが厳しくなったのだろう。政権内でも外堀を埋められ、急速に意欲がなえたのではないか。
 小泉純一郎前首相は道路公団や郵政の民営化と、つねに「霞が関」と戦ってきた。安倍首相も国家公務員法の改正など「霞が関」と戦ってきた。国民もそうした首相の戦う姿勢に期待したが、もっと成果がわかるように上手に戦えなかったのかと思う。今年の2月、「霞が関」出身の柳沢伯夫厚生労働相(当時)を更迭し、社会保険庁に対して毅然(きぜん)たる態度を示すべきだった。
 それにしても、まだ改革を続けなければいけない時期に辞めないといけないのか。このままなら「霞が関」とは戦わない政権が生まれる。安倍首相は地方分権にとっても守護神といえる存在だったが、そういう者が果たして出てくるだろうか。
 一方で、マスコミの「安倍叩(たた)き」ともいえる報道はどうだったか。政治資金収支報告の記載漏れのなかには、まさに枝葉末節のことも多く「魔女狩り」の様相を呈していた。内閣改造で遠藤武彦氏が入閣したとき、「霞が関」は3年前に会計検査院で指摘されていたことを官邸に故意に知らせなかった。遠藤氏は「霞が関」が仕掛けたトロイの木馬だった。(談)
<記事引用終了>

 この談話が多くを語っているように思う。政局はますます混沌としてこようが、国家・国民のために政治家には働いて欲しい。また、国民も国際的な立場における「日本」という国のあり方を理解し、耳障りの良い代替え案もない政争の道具として利用する愚かな政治家・政党を見極め、それを増長するマスコミ報道を監視して欲しい。何でも反対だけ念仏のように唱えるのは、決して私達国民にとってプラスにはならない。

 はたして今回の件で一番喜ぶのは誰で、どこの国なのか・・・

 安倍首相は本日、入院されましたが、一日も早いご快癒を願ってやみません。いまはゆっくりと静養し、捲土重来を期して頂きたく思います。

追記:私事明日より19日まで、所用により更新が出来ません。

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