何人もの良質の役者が現れるが確かにこの医師もその一人だ。 そして、いつまでも活躍するポップ・グループ「ブロンディー」のデボラ・ハリー演じる母親を見ていると「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(2000)でのカトリーヌ・ドヌーヴを想起させられ「ダンサー、、、」の中での印象深い、鉄橋から汽車に乗って踊るシーンのように本作ではスーパーマーケットでの突然の踊りのシーンがはいること、またその歌の相似が浮かび上がるようだ。 何の脈絡もないけれどもう10年ほど前に読んだ Andre Dubus, Adultery & Other Choices / DRG ISBN 0879232846 を思い出した。 死の状況も同じではないけれど同じような雰囲気をもつ作品だったように記憶する。