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国際協力コミュの国際的リゾート地の光と陰

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こんにちは。 GWにタイのピピ島に行ってきました。ピピ島とは、タイ南部、プーケット島近くの小島、欧米人がリゾートに向いていることを発見し、主にスキューバダイビング、シュノーケリングをする客相手にほぼ観光のみで成り立っている島です。
 この島は2004年12月のインド洋大津波で大被害を被りました。しかし、ピピ島の愛好者が欧米人に多かったことから、欧米人を中心としたボランティアと島民の力によってかなり前の姿まで蘇りました。
 私は津波が起きるまでピピ島の存在すら知らなかった。とあるきっかけで昨年9月と今年のGWにピピ島に行ってきました。
 昨年も思ったのが、この島って、「外国人の、タイ人による、外国人のための島」なんだなーってこと。例えば日本の沖縄に見られるような、「地元の歴史・習慣・風習への尊敬」などはほとんどみられない。欧米人は皆英語が通じるのが当たり前と思っている。島民も懸命に英語で応えるけれど、英語の出来不出来で収入の多寡が左右される。島には(多分昔のタイ文化にはなかった)レゲエバー等が午前2、3時まで騒音をまき散らす。島にはイタリア料理、フランス料理、そして日本料理店もあったりする。
 私は騒がしいのは嫌いなので毎晩10時、11時には宿へ向かうと、昼間は気がつかなかった明るさの差=欧米人の過ごす店はその時間帯でも煌々と明るく、地元タイ人の住居はほとんど暗がりの中。そしてその暗闇の中をゴミ袋を積んだ台車を島民が押していく。

 私は国際的リゾート地って、他にはバリ島くらいしか知りません。ハワイもグアムもタヒチも行ったことがない。
日本にはこのような「国際的リゾート地」はないでしょう。理由は多分、日本人が英語を話さない(悪い意味ではない)ことと、日本の生活費が高いからでしょう。


教えて欲しいのですが;
1. ピピ島の在り方っていいの? まだ稼げる場があるだけまし?
2. ハワイやグアムも同じ感じ?
3. これって「文化的侵略」じゃあないの? 自分の考えすぎ?

 どうなんでしょう?

コメント(9)

 ピピ島などはいったことありませんが、
海外のリゾート地に行って思うのは、「不便だなぁ〜」ということ。
行き方もわからないし、ついても観光客が使える電話もない。
勿論、ネットもない。
7時までに帰らないと、レストランはしまっているし、
勿論、日本食も、日本語も英語もなし。

 その分、海はものすごくきれいでした。


 日本も含めて、観光客が多いところほど、
いろんな設備が充実していて、交通網も発達して、
その分、自然環境が犠牲になっているわけです。

 確かに観光地にすることで、
観光客が落とす収入には、魅力的なものがあります。
それで暮らしている人がいるので、観光地化が悪いとは言いません。
 でも、もう数的にも規模的にも十分だと思うので、
これ以上、開発する必要性はないと、感じています。
私は大学の専攻が観光学なので、この話を聞いて、初めて自分の知識が役に立つ気がしました。

1. ピピ島の在り方っていいの? まだ稼げる場があるだけまし?
こういう場所はピピ島だけではありません。2の質問にも共通しますが、グアムやハワイも同じです。観光客によって作られた文化がそこにはあるのです。私はピピ島の観光学は勉強したことがないので分かりませんが、少なくとも私が少し勉強したバリ島の観光学ではそれは悪いとは思いません。文化は常に変化するものであり、常に何かからの影響を受けていないとはいえないからです。たとえ、バリ島で私達が目にするダンスが観光客のために作られたものであっても(実際にはそうです)また、観光客のために短縮されたものであっても、それが事実であり、文化であるからです。

2. ハワイやグアムも同じ感じ?

私の勉強した限りではタカさんのおっしゃりたい同じ感じという意味と同じだと思います。

3. これって「文化的侵略」じゃあないの? 自分の考えすぎ?

これが文化的侵略であれば、日本も文化的侵略を受けているとは考えられませんか?日本人は昔はパンやチョコレートなんて食べませんでしたよね?

答えになっていたでしょうか?
すごく読ませてもらって興味がわいたのが
日本にはこのような「国際的リゾート地」はないでしょう。理由は多分、日本人が英語を話さない(悪い意味ではない)ことと、日本の生活費が高いからでしょう。

という部分です。日本は観光で得ている収入が日本の経済状態から考えると極端に少ないのです。だから、小泉さんが一生懸命、『日本に観光へ来てください!』と海外のCMに英語で出演しているのではないでしょうか?日本への観光客が少ないその理由は何点か挙げられると思います。
観光政策について、同じ学科の友達以外と話すこともなかったので、色々と勉強になりました。気を悪くされる部分があったらごめんなさい。
私は津波後にタイのカオラックの被災キャンプをいくつか見学したり、ステイしたりしました。
その被災地の中でも3つほど、海の近くの被災キャンプでは土地所有問題が起こっていました。
津波による被災の直後に資本家が勝手に土地を買い取ってしまい、もともとその土地に住んでいた人々が帰れなくなってしまったのです。
場所によって状況は違いますが、
資本家が土地を買い取った後に銃を警察が土地を包囲してしまい、住民の方々は家族の遺体を捜索することすら出来なかったところもあります。


現在は裁判の審議中であったり、住民たちがメディアを使って資本家を追い出し、土地を占拠し返したりと津波後の新しい「災害」と戦っています。


本当に美しい海と砂浜で、資本家が目をつけるのも分かるほどのところでした。
誰も観光客が知らないビーチにいるってすごく気持ち良かったです。
でも、、その土地を買い取った資本家の人々は私たち外国人がプーケットなど開発されたリゾート地の次に求めるような、隠れ家のようなリゾートを求めることを見透かしていたのかと思うと、
そこに住む住民の方々にすごく申し訳ないような恥ずかしい気持ちになりました。



あと、ランタ島では政府系の組織(CODI)と住民組織が「どうしたら観光産業と地元文化が共生出来るか」というテーマで集会を開いたりしているようです。
確かランタ島には海の少数民族・ウラクラオイが住んでいたので、ウラクラオイの住民リーダーも参加していた、という話を聞いたことがあります。
ピピ島はランタ島よりもメジャーなので、きっとこのような集会を開くよりも、観光産業に飲み込まれてしまったのではないか?と思ってしまいます。



答えになっていない上に長くなって申し訳ありません。
長文失礼しました。
すいません、上の文で訂正です。

X 銃を警察が

〇 銃を持った警察官が

です。
連続投稿してすいません。
それって「文化侵略」(もしくは、「文化帝国主義」)だと思いますよ。(もちろん「文化」をどう定義するかによると思いますが。)

もちろんやっぴぃさんがおっしゃるとおり、文化は常に影響を受け、変わっていくものだと思います。でも、ある特定の強い影響力を持つ文化が、ある特定の弱い文化を飲み込むとき、そしてその文化が脅威にさらされる時、淘汰される時、それは「文化侵略」と言えると思います。

「稼げるからまし」かどうかはわかりませんが、もし外国人が訪れることによって、その島で、コミュニティで貨幣経済が持ち込まれ、「絶望的な格差」を作ってしまったなら、現金収入があったとしても、(格差社会の底辺にいる人にとっては)悲劇としか言いようがありません。

グローバライゼーションは人や製品を通して、浸透していきます。多国籍企業だけではなく、私達が旅行者としてそこを訪れることによっても無意識に、そして意思に反していても「影響」を与えるのです。

この「影響」を誰の目線で見るか、それによって僕達は、それが正しかったのか、間違っていたのか判断がわかれるのかなと思います。

僕自身は、この近代化(もしくは西洋化)の波に世界中が飲み込まれ、世界中の人々がビルが立ち並ぶ町並みで英語を話している姿はキショイとしか言いようがありません。

そして、そんな環境でこの地球のすべての人々が「豊かさ」を享受できるとは思いません。
 去年はメキシコのカンクンでもハリケーン・ウィルマの被害を受けて、広大なビーチの半分以上が失われて壊滅的な被害を受けました。勿論、周辺では貧しいマヤ先住民の住居も大きな被害を受けたわけですが、政府は巨額の予算を投入してビーチをあっという間に復元したようです。一方でマヤ先住民の村落には予算が回ったのかどうか、分かりませんが、調べてみると面白いと思います。

 カンクンも世界最大規模のリゾート地ですが、元々マヤ先住民しか住んでいなかった場所が、政府の主導で1970年代に開発が進み、国内各地から入植者や観光で働く人が集まってきたようです。周辺には有名なチチェン・イツァなど、多くのマヤ遺跡があり、先住民文化も華やかですから、先住民は民芸品を売るなどして、ある程度は恩恵も受けているのかもしれません。

 ただ、アフリカの国立公園などを見ると、サファリなどの収入は、ほとんど外国資本に流れ、地元住民の生活向上には、あまり役立っていません。逆に、動物保護の観点により自然資源の採取が制限されたり、野生動物による農作物被害などが出ている場所などもあります。

 これからの観光のあり方は、小規模なエコツーリズムのようなものを、地域住民が主体的に進め、観光による直接的な収入を得ていくということが望ましいといえます。勿論、そういったものを大規模なリゾート地の周辺につくれば、リゾート客の何割かは、オプショナルでそれらの地域にお金を落としていくことが期待されるので、大規模リゾートも絶対的に否定することはできないかと思います。観光客にとっても、リゾートはどこも同じような感じですし、特色を出すという意味で、こうした小さな取り組みもなされていくべきであると思います。


 ちなみに、日本のリゾートといったら沖縄ぐらいしか思いつきませんね。国際的な観光地では、秋葉原と京都ということになるんでしょうか?
 いずれにしても物価が高いし、観光インフラを整備するほど日本にとって外国人による観光収入は魅力的ではないんでしょうね。
 はじめまして。私はタイの本土を挟んでピピ島の反対外にあるサムイ島で4年間生活し、信号機ひとつしかなかった、何もないのが売りの素朴な島が国際観光リゾートアイランドに変化するのを時下に体験しました。
 サムイ生まれの友達は開発が進むことを便利になると喜んでました。ある意味、島の手付かずの大自然を保護し続けたいと思うのは、帰るところのある一時的な休暇を楽しんでいる先進国から来た旅行者のきれいごと、エゴであると痛感しました。現実、タイは外貨収入の大部分を観光業に依存しています。農作物の育ちにくいタイの東北地域からどれだけ多くの人が建設ラッシュの中サムイ島に仕事求めてやってくるか、職業の選択も増えてあきらかにみんな経済的に潤ってきました。一家に一台のバイクが主流だった4年前。今、ようやく車が手に入るようになりつつあり、マイカーブームでサムイ島のカーディーラーでは爆発的に車が売れてます。
 サムイに初めてのゴルフ場ができるときも、「日本では環境保護のために反対運動とかやってるけど、サムイ島の人はみんな賛成なの?」と聞いたら、ゴルフ場の周りの人はみんなお金もらったからOKだ。」貧富の差が極端に激しい国では自らの育った地域の自然保護を唱えるより目先の生活を救うお金に手が伸びるのは仕方ありません。一般的なサムイ島民に、タイの大財閥やお金持ちの外国資本の会社に物言う力などこれっぽっちもありません。
 「外国人が来るからお金になる」ということを理由に開発ラッシュが続いて「何故外国人がサムイを愛しやってくるのか」が見えなくなってきているように思います。のんびりとした素朴な大自然に囲まれた島だから人々を魅了しているはずだったのですが。
 最近は海が濁り、椰子の木が極端に枯れ始めたのに危機感を感じ、「開発と環境保護の両立」を意識する島民を増えたように思いますが、開発の勢いには及びません。
 高度経済成長期の中、失ってみないとそのありがたみには気づけないのはどの国も経験することなのでしょうね。
 経済的な恩恵を受けながらも、サムイ島民の友達はこないだつぶやいてました。「昔の安い民宿とかで働いてころが懐かしいなー。どこも温かくて外国人観光客も家族みたいだった。今は大きなリゾートばかりなっちゃったね。」昔の素朴だったサムイを思い出して心に感じるさびしさを共に感じた言葉でした。
 
皆さん、色んな意見等、ありがとうございます。

 今、会社なので; 印刷して自宅で読ませていただきます。

 アメリカの人はリゾートしたかったらマイアミへ行けば
いいじゃない? と思う今日この頃。。。
(別に海外旅行してはいけないというつもりは毛頭ないが、
 「安いから」という背景には「安い労賃で働かざるを
 得ない人がいるから」ということを彼らに知ってもらい
 たい、と強く希望しています)
>なまけさん
>海外のリゾート地に行って思うのは、「不便だなぁ〜」ということ。

 不便を楽しみますか? 嫌だと思いますか?

>やっぴいさん
>日本は観光で得ている収入が日本の経済状態から考えると極端に少ないのです。

 NGOMAさんが言われるように、日本が国際リゾート化しないのは
「観光に頼らないでも国を維持できる」からだと思いますよ。

>コウさん
カオーラックにいらしたんですか
>私たち外国人がプーケットなど開発されたリゾート地の次に求めるような、隠れ家のようなリゾートを求めることを見透かしていたのかと思うと、そこに住む住民の方々にすごく申し訳ないような
恥ずかしい気持ちになりました。

 ああ、自分も、こんなことを書きながら、自分自身この島の
こういう状態に一種加担していると思うと悪びれちゃったりします
(日本語変?)
>政府系の組織(CODI)と住民組織が「どうしたら観光産業と地元文化が共生出来るか」というテーマで集会を開いたりしているようです。

 ああ、この言葉です! 観光産業と地元文化の共生。 これを
言いたかった。でも難しいことなんでしょうね。言われるように
ピピはあまりに面積が狭いので、「全土観光地」と化してしまって
私が冒頭に書いたような状況に陥っているのでしょうね。

>さだ@まにらさん
>グローバライゼーションは人や製品を通して、浸透していきます。多国籍企業だけではなく、私達が旅行者としてそこを訪れることによっても無意識に、そして意思に反していても「影響」を与えるのです。

 そうですよね。

>僕自身は、この近代化(もしくは西洋化)の波に世界中が飲み込まれ、世界中の人々がビルが立ち並ぶ町並みで英語を話している姿はキショイとしか言いようがありません。

 私もそう思います。

>NGOMAさん
>これからの観光のあり方は、小規模なエコツーリズムのようなものを、地域住民が主体的に進め、観光による直接的な収入を得ていくということが望ましいといえます。

 うん、そうかと思うのですが、方やピピに集まり、欧米文化
の中で楽しんでいる欧米人客を見ると、エコツーリズムが
普及するにはまだまだ時間がかかるのかな、と思います。

>Agua Angelさん
サムイ島ですか。プーケットと同様のリゾート地と思って
いましたが、歴史はそんなに古くないのですね。
>ある意味、島の手付かずの大自然を保護し続けたいと思うのは、帰るところのある一時的な休暇を楽しんでいる先進国から来た旅行者のきれいごと、エゴであると痛感しました。

 それはそうですね。

>「外国人が来るからお金になる」ということを理由に開発ラッシュが続いて「何故外国人がサムイを愛しやってくるのか」が見えなくなってきているように思います。
>サムイ島民の友達はこないだつぶやいてました。「昔の安い民宿とかで働いてころが懐かしいなー。どこも温かくて外国人観光客も家族みたいだった。今は大きなリゾートばかりなっちゃったね。」

 はい、私も不思議に思うんですよ。リゾートに遊びに来る
人って、自分の普段の環境とは違う所を得に来るのではないのか?
例え場所は違っていても、普段と同じ食事をし、普段と同じ
メンツで、普段よりちょっぴり綺麗な海で、普段しているレジャー
を楽しみに来ているのかなー。
 違う場所で、違う文化、違う人々との触れ合いを楽しもうとは
思わないのかも知れませんね。
 「観光客」あるいは「旅人」と「リゾート客」はもう完全に
分けて考えるべきものかも知れません。

 ピピ島はもう、一度文化的侵略を受け、そして一度リゾーター
による収益を島人が経験したからにはもうこれからも変わらない
でしょう。私は多分もうピピには行かないと思いますが、
もし行くことがあったら、せめて地元資本のお店などで消費
したいと思います。
 そして、まだ間に合う観光地には、コウさんの言われる
「観光産業と地元文化の共生」が両立するよう願って止みません

(長くなりました)

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