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Gaia・ガイア 動物の世界コミュのジャングルキャット・スナネコ・クロアシネコ

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●ジャングルキャット(英名jungle catまたはSwamp Lynx、学名Felis chaus)は比較的短い尻尾を持つ、小型のネコ科の一種。中近東からインド、パキスタン、アフガニスタンにかけて分布。イエネコとの間にchausieという雑種をつくることができる。
■形態
体長50〜75cm、尾長23〜35cm。体重5〜16kg。イエネコに比べると大型で四肢が長い。体色は灰黄色や黄褐色、砂色がかった褐色、黒と淡い褐色の霜降りなど、亜種によってさまざまに変わる。斑点を持たないものが普通だが、淡く不明瞭な横に並ぶ斑点を持つものもある。頭と四肢と尻尾に黒い縞があり、尻尾の先端は黒い。耳は三角形で後ろ側が暗褐色。オオヤマネコほど長くないが、耳の先端に黒い房毛がある。虹彩は明るい黄色。寒い地方に住むものは毛深い。
■生息地
乾燥した森や林、サバンナ、開けた低木地帯、湖や沼の近くの葦原などさまざまなところに生息している。村や町の近くにも住み、時には廃屋に住み着くこともある。標高2,500mまでに生息しているが、低地に生息するものが多い。
またジャングルキャットは熱帯雨林には生息しない。ジャングルキャットという名前から熱帯雨林に生息していそうなイメージがあるが、このジャングルは、草や低木の密生する「やぶ地」を指す。
■習性
昼夜問わず動き回るが、昼間活動することの方が多い。主食はネズミやノウサギなどの小型哺乳類。トカゲ、ヘビなども捕食し、頭上を飛ぶ鳥をジャンプして捕らえたりもする。さらに水辺に棲む個体は水に潜って魚を捕らえる。
交尾期になるとオスはイヌのような鳴き声でほえる。妊娠期間は普通66日で、一度の出産で2〜5子を産む。
■亜種と分布
F.c.chaus トルコ南東部、コーカサス山脈、ヨルダン北西部、レバノン南部、シリア、イスラエル、イラク、イラン、パキスタン、アフガニスタン、トルキスタン
F.c.affinis カシミールからキッシムにかけて、ネパール、ブータン、雲南省、インドシナ北西
F.c.fulvidina 雲南省、タイやベトナムなどの東南アジア
F.c.furax シリア、イラク、イラン南部
F.c.kelaarti スリランカ
F.c.kutas クッチ湾、インドからベンガル湾沿岸
F.c.maimanah
F.c.nilotica ナイル川下流域
F.c.oxiana タール砂漠
F.c.prateri インド西部

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●スナネコ(英名:Sand cat 学名:Felis margarita)は、アフリカからアジアの砂漠にかけて分布する、小型の野生ネコ科動物の一種。体長50cm、尾長20cm、体重1.8kg〜3.6kg。耳は大きく尖っている。毛色は黄色で青白い線が走っているが、この線がほとんど見えない個体もいる。尻尾の先は黒っぽい。熱い砂から皮膚を守るため、足の裏は長い毛で覆われている。
■亜種
F.m. margarita(サハラ砂漠)
F.m. thinobia(アラビア半島)
F.m. scheffeli(パキスタン)
F.m. harrisoni(アラビア・ヨルダン)
■分布
サハラ砂漠より、タルキスタン中東部にかけての砂漠地帯に分布。
■生態
夜行性。日中は岩陰に潜み、夜になると活動を開始する。主食は主にネズミ類。またトカゲ、ヘビや昆虫も食べる。スナネコは水分をそれらの獲物から摂取する。
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●クロアシネコ(Black-footed Cat)は南アフリカ共和国、ナミビア、ボツワナ、そしてわずかにジンバブエにも分布する、小型の野生の猫である。カラハリ砂漠の半砂漠地帯やサバンナ地帯に点在する。平均的な体重は1.6kgで、現存する猫の中で最も小さいものの一つである。メスは1.3kgなのに対してオスは1.9kgくらいになる。体長は36-52cmで、加えて13-20cmの尾を持つ。肩高は約25cmである。体の大きさと比べて頭が大きい。毛はシナモンのような薄茶色から黄褐色で、はっきりした黒い斑点がある。肩からは筋が流れ、脚と尾のところで輪になっている。これらの斑紋はオスよりメスのほうがはっきりきている。名前が示唆するように、足の裏側は真っ黒である。歯の本数は28で、他の多くのネコ科の種に比べて上顎前臼歯が1対少ない。イリオモテヤマネコも同じ歯の特徴をもつ。クロアシネコは夜行性で夜に活動するため、滅多に見られない。日中はトビウサギの巣穴や、岩や低木の陰、シロアリの塚に隠れている。
その小さなサイズのため、クロアシネコは主にネズミや小鳥などの小動物を捕食するが、時には自分の体重よりも重いハジロクロエリショウノガンやケープノウサギを捕まえることもある。餌に占める昆虫やクモの割合は1%にも満たない。クロアシネコは少しでも人間が近づくと逃げようとするシャイな動物である。しかし、追い詰められると獰猛に反撃することが知られている。このような習性から南アフリカでは「アリ塚のトラ」と呼ばれることもある。カラハリ砂漠に住むサン人の間では、クロアシネコは非常に勇敢な動物とされ、キリンの頸静脈を狙って襲うこともあるという。
分布域には比較的多く棲息していると言う学者もいるが、一般には珍しい動物だと考えられ、近年国際自然保護連合のレッドリストにも登録された。妊娠期間は59〜68日で、通常南半球の春から秋の時期に一度に2匹の子を産むが、1匹から4匹になることもある。子猫は5ヶ月齢ほどになると自立するが、しばらくは親の行動範囲の中に留まる。
1年ほどたつと、メスは約10km2、オスは約22km2ほどの縄張りを持つようになり、1匹のオスの縄張りが1-4匹のメスの縄張りと重なっている。しかしクロアシネコは極めて単独性が強く、繁殖期もオスとメスは5〜10時間ぐらいしか一緒に過ごさない。これは生息地に獲物となる動物が極めて少数しかおらず、一緒にいると食料が不足してしまうからだと考えられている。クロアシネコは狩りのために一晩に8kmも移動する。エネルギー効率は非常に良く、一晩に250gも肉を食べれば自己の体重の6分の1を維持できる。また2つの亜種に分けられる可能性も指摘されている。ナミビア、ボツワナ、クルーガー国立公園などに棲息し、比較的小型で色が薄いのがFelis nigripes nigripesで、南アフリカのカルーやケープ地方に棲息する比較的大型で色が濃いのがFelis nigripes thomasiである。さらに両亜種の特徴を持った一群が南アフリカ中央部のキンバリー近郊に棲息している。

コメント(3)

[ 撮 影 日 ] 2008.03.15

[ 撮影場所 ] 伊豆高原ネコの博物館

[動物名など] ジャングルキャット
[ 撮 影 日 ] 2008.03.15

[ 撮影場所 ] 伊豆高原ネコの博物館

[動物名など] クロアシネコの骨格標本

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