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MotoGP「1000ccクラス」コミュのレギュレーション変更・・・

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1.新レギュレーション詳細

2013年1月1日より適用規定:
"ルーキールール"の撤廃
※MotoGPクラスへの参戦初年度のルーキーのファクトリーチームからの参戦を禁止する規定の撤廃

メーカー参戦ライダーの制限
MotoGPクラスには、メーカーはファクトリーチームより2名の参戦、サテライトチームについては2名のライダーへのマシンの供給に制限する

エンジンのボア・ストロークの変更制限
MotoGPクラス参戦メーカーは2012年から2014年までの期間においてエンジンのボア・ストロークの仕様変更を規制する。現在使用中のスペックはテクニカルディレクターに通知されなければならない。

2013年1月1日より適用規定:
ギアレシオ規定
MotoGPクラスにおいて、ギア比は最大で24のギアレシオを使用出来る。プライマリギアは4種類までとする。

2.その他協議中の議題の審議結果

・1ライダー1マシン規制は棄却
・非鉄素材のブレーキディスク(いわゆるカーボンディスク)の使用の禁止は棄却
・すべてのクラスにおける、強度に関する統一基準のホイールの使用義務は導入は延期で今後のメーカーとホイールサプライヤーとの協議事項とする

3.ルーキールール廃止の真意

Moto2などからステップアップしてMotoGPにデビューするルーキーライダーがファクトリーチームでの参戦を禁止されたのは、2010年からでした。

この意図としては、サテライトチームへの配慮がありました。
有望な若手ライダーを獲得できるため、スポンサー等から資金調達がしやすくなり、メーカーからもサポートを受けられ、またレースでも上位に食い込みチームのプレゼンスを向上できることが挙げられます。

当時の状況では、スピーズのケースにまさに対応させたレギュレーションの設定だったと言えます。
WSBKで優勝し、ファクトリーチームを期待されていた大物ルーキーでしたが、初年度はYamahaのサテライトチームであるTech3より参戦しました。

さて、今回レギュレーション変更となった大きな要因はHondaであり、マルケスであると言えます。

現在Moto2で好成績を挙げ、大物ルーキーとなるマルケスですが、ストーナーが引退する来年にはMotoGPクラスへの昇格がほぼ確実視されています。
するとこのルーキルールは障害となり、マルケスはファクトリーチームから参戦できず、不都合が生じます。

ではスピーズの時のようにサテライトから参戦すれば良いのではということですが、実はどうもサテライト側もありがた迷惑なところもあるようです。

マルケスのような大物ルーキーの場合、レギュレーション上仕方なくサテライトで走っているという意味合いが強く、2年目にはほぼ確実にファクトリーチームへと移籍します。
すると1年間だけのために大物ルーキーための環境を整えなければならない問題がでてきます。

マルケスがサテライトチームに入るとすると、当然現在の専属のメカニック等を連れての移籍となります。
すると現在のスタッフはおそらくクビとなることとなります(あるいは現在のライダーに伴い移籍)。そして翌年には再度スタッフを雇用しなくてはなりません。

また、マルケス個人にはRepsolがスポンサーとしてついています。これもまた、サテライトチーム自体のスポンサーと揉める要因となります。

となると新たにチームを1つ設立する手段に逃げれる可能性もあるわけですが、すると今度は今回制定されたファクトリーチーム2名、サテライト2名の制限に引っかかる可能性が出てくるわけです。

このように、腰掛けで来られてもサテライトとしても困る、という事情があります。
いずれの立場からもこのルーキールールにメリット見いだせず、改正の運びとなったという経緯です。

こういった事情を踏まえて、DornaのCEOであるエスペレータは「多くの議論をサテライトチームと交わしたところ、ルールの廃止のほうが良く、チームの助けとなることと結論付けた」と語っています。

ちなみに、このルール廃止については、Dornaが他に通したい新しいレギュレーションについてのHondaとの交渉材料として使われたのではないかとも噂されているようです。

4.エンジンのボア・ストロークの凍結について

今回のレギュレーションの変更で最もコストカットにインパクトがあり、かつ今後のマシン開発にも影響があると思われるのがエンジンのボア・ストロークの現状凍結です。

これについて上記記事にて指摘がありますが、Ducatiに影響が大きく出る可能性があるとのことです。
Ducatiの今年からの1000ccエンジンについては、内外から実は完全に1000ccのエンジンではないのではとの推測がなされています。
こうなると、今後ボア・ストロークが変更不可なので、2014年まで排気量の変更が行えなくなる事となってしまいます。

Ducatiのライダー、とりわけロッシはエンジンの扱いやすさについて不満を述べているところもあるので、ボア・ストロークの凍結はエンジンの改善に影響を及ぼしそうです。

また、この凍結策は当然ながら、エンジン開発費の高騰の抑制を狙ったものと思われますが、CRTについてどうなるのか記述がありません。
もし、CRTについては変更を可能とするならばCRTがメーカーに追いつくことを助ける効果もあるかもしれません。
そもそもCRTはエンジンのメーカーは選択できわけですし、規制が難しいでしょう。仮にCRTマシンのボア・ストロークが凍結されればチームはエンジン供給メーカーを変えることも難しくなるでしょう。
そういったCRTの伸びを縛る規制を敷くとは考えにくいため、個人的にはおそらくCRTは除外されるのではないかと推測しています。

これまで継続してレギュレーションの展開について追ってきましたが
ここにきて具体的にエンジンの開発に制限がかかったことについては残念です。
できれば技術的な側面については、なるべく規制をせずに、あの手この手でマシンが開発されて競争するのを見てみたいという思いは強いです。似たようなマシンが競っていても面白く無いですし。

すると例えばチームの予算規制など、外枠に制限をかけるアプローチのほうが良いのかもしれません。

しかしながら以前記事でも取り上げましたが、ファクトリーチームなどはメーカーに紐付いているため開発費や設備投資費など必ずしも予算をクリアカットできないという課題も残っています。

となれば、こういった状況だからこそ、MotoGPに関わるさらなる需要の取り込みで観客、チーム、スポンサーを呼び込み、この業界への資金流入を増やす拡大路線が重要になるかと思います。

そうすればメーカーもサテライトへの供給などで費用を回収でき、健全性が担保されていくと思います。


この議論は丁度不景気時に緊縮財政にするか、景気刺激策をとるかといった話と似ています。
現状の運営の方向性はどうも緊縮の方に偏っている気がします。

うまくバランスをとった舵取りを今後期待したいと思います。

コメント(5)

ルーキールール撤廃に関して、ホンダは撤退のカードをちらつかせたとか
政治的駆け引きですネェ
DORNAにとってCasey Stonerさんの引退は全くの想定外だったはずです。あわててレギュレーションを変えたようにも見えるのは私だけでしょうか?
MotoGP存続の危機にならないように、いろいろ話し合ってもらいたいですね。また、SBKとの差別化なども難しいとは思いますが、キッチリと色分けもしてもらいたいと思います。
ルーキールール撤廃・・・・・・そこまでマルケスほしいんだー
撤退ちらつかせ・・・・・・・・ドルナとしては、プロトいらないくらい言ってたんだから別によかったのでは?・・・・・この撤退には、オールクラスの撤退をしめしていたのですかね?

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