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古本迷宮コミュの古本の道ー日記にはまりこむ

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 「夢声日記」、「ロッパ日記」と読み進む内に、世の中には日記を書くことに異常な執着心を持っている人がいること、また「日記文学」なる分野が存在することを遅蒔きながら知るに至った。
 丁度そのころ、「日記の嘘実」(ちくま文庫)紀田順一郎著ーを読み、日記に関する関心が一層引き立てられることになった。
 荷風の「断腸亭日乗」山田風太郎の「戦中派不戦日記」そしてfictionとしては谷崎潤一郎の「鍵」をそれぞれ古本で手に入れ読みあさり始めた。
 小学時代の夏休みの絵日記以来、日記など書いたことのない私が他人の日記に熱中するとは自分でも思いもしなかった。
 古本業界では有名、無名に関わらず、直筆の日記蒐集を趣味、あるいは仕事の一部にしているひとがいます。私の以前、ある古書展で大学ノートに書かれた無名の人の日記を見つけ、買おうかなと思ったのだが、「ここまで手を出したらいけないと」やっとの思いで自制した。(でもあのとき買えば良かったと時々反省している)

コメント(2)

そういう意味では いわゆる The internetが軍部や学術団体以外に開放された 1995年以前の情報は非常にすくない。
 情報分野においては 95年の技術情報は古文書に等しい。
 
 Blogが発明?される以前の日記など、心理的内容に関しては、技術的内容より賞味期限?は浅くない。
 なので Webでそのようなコラムやエッセイを読んでいくと古書の海を泳ぐことと同義となってくると思われる。
 
 とかくネットワークは最新の情報のみがフォーカスされることが多いが、ストック性の情報も必要だと感じている。
 アーカイブの容易性こそが ディジタル化の大きな利点なのだから。
追記。

 Web人間論 という新書。 対談形式になっていてとても読みやすく奥の深い内容です。
 古書論?と共通する部分があるのではないでしょうか。
 
 http://www.amazon.co.jp/ウェブ人間論-梅田-望夫/dp/4106101939/sr=1-2/qid=1171957978/ref=sr_1_2/249-6083658-8529153?ie=UTF8&s=books

 なお この Web人間論は Web進化論という書籍を著した作者と同書に刺激を受けた小説家との対談です。

 

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