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飛行機で死にたくない!コミュの県営名古屋空港 F2戦闘機 離陸失敗、炎上し2人重軽傷 

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10月31日午前9時13分ごろ、愛知県豊山町の県営名古屋空港で、航空自衛隊のF2支援戦闘機が離陸に失敗、滑走路を外れて停止し、炎上した。戦闘機には製造元の三菱重工業社員、永田恵嗣機長(52)と水島光男副操縦士(56)が搭乗していたが、2人とも脱出し、永田機長は重傷、水島副操縦士は軽傷。火災は約30分後に鎮火した。戦闘機は同社の定期修理中で、試験飛行の予定だった。空港事務所は9時20分、滑走路を閉鎖、対策本部を設置した。

三菱重工業などによると、炎上したのは滑走路(全長2740メートル)と誘導路の間の芝生上。戦闘機は離陸直後に機首が突然下がり、再び滑走路に降りた後、滑走路から西側に外れて芝生上に停止し、機体後部のエンジン付近から出火、炎上したという。また同県航空対策課によると、戦闘機は離陸しようとした際、エンジンから出火したため芝生に退避したとの情報もある。乗員2人は停止後、コックピットから脱出した。

戦闘機は04年、同社から航空自衛隊に納入された2人乗りの「F−2B」機で、同隊松島基地(宮城県)所属。3年目の初の定期修理のため、空港に隣接する同社小牧南工場で整備中で、この日は点検後の試験飛行だった。計画では午前9時〜10時半、タッチアンドゴーの訓練をしたり、日本海上空などを旋回して同空港に戻る予定だった。戦闘機の飛行時間は740時間。空港事務所によると、事故原因の究明は防衛省が担当する。

乗員2人は脱出する際、背中や肩などを打撲し、病院に搬送された。いずれも同社飛行管理課社員で、元航空自衛隊員。事故当時の操縦者は不明だという。

目撃者によると、戦闘機はいったん機首を上げた後、急に降下し、機首から突っ込む形で落ちた。近くに住む男性(62)は「家にいたらドーンという音がして駆け付けた。着いた時には煙が15メートルくらいの高さまで上がっていた」と話した。

同空港は名古屋市中心部の北約15キロにあり、2740メートルの滑走路1本がある。同隊小牧基地と併用で、空自は輸送機などによる訓練をしている。


◇「乗員に助けられて機外へ出た」
戦闘機に乗っていた永田恵嗣機長(52)が収容された小牧市民病院の小川裕副院長によると、永田機長は胸つい骨折や肺挫傷などで2カ月の重傷。意識ははっきりしており「脱出の際、体の痛みがひどくて後部座席の乗員に助けられて機外へ出た」と話しているという。

▽F2支援戦闘機 米国のF16を参考に、F1支援戦闘機の後継機種として、日米共同開発された。旋回性能を向上させたほか、軽量化も進め、最新レーダーなど先進の電子機器も採用している。95年10月に試作機が初飛行し、00年9月に初納入、現在75機が配備されている。最高速度はマッハ約2.0。価格は1機約120億円。初期不良で配備が遅れたこともあった。 

コメント(7)

機体が浮いてすぐに機首が下がって、そのまま滑走路に墜落した(目撃者)という映像がテレビ朝日で見れます。

墜落炎上の衝撃瞬間映像!自衛隊の戦闘機 2人けが (テレビ朝日)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20071031/20071031-00000014-ann-soci.html

JNN
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20071101/20071101-00000003-jnn-soci.html
NNN
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20071031/20071031-00000056-nnn-soci.html
機長の永田恵嗣さん(52)が愛知県警の事情聴取に対し、「通常通り離陸した。エンジンに異常はなかった」と説明、操縦ミスについても否定していることが5日分かった。

防衛省事故調査委員会と県警は、離陸直後にトラブルが起きた可能性が高いとみて、押収したフライトレコーダーや機体の損傷状況を詳しく分析している。

永田さんは当時の状況について、「計器類にも異常はなく、ミスがあったとは思えない。なぜこんなことになったのか分からない」などと話しているという。

原因は配線ミス=機体制御できず落下−名古屋空港のF2機炎上・防衛省事故調

 愛知県豊山町の県営名古屋空港で航空自衛隊のF2支援戦闘機が離陸に失敗し炎上した事故で、防衛省事故調査委員会は15日、機体を制御する2種類の装置の配線を逆に接続していたことが原因だったことを明らかにした。
 事故調によると、機首の上下方向の動きを感知するピッチ・レート・ジャイロと、機体の横回転の動きを検知するロール・レート・ジャイロの配線を逆に接続。このため、離陸しようと機首を上げた際に、飛行制御するコンピューターが正しく認識できず、水平尾翼が過度に動いたため急上昇し、異常に気付いた機長が機首を下げようとして急降下、墜落した。機長の操縦に問題はなかったという。
事故調は整備上のミスとの見方を強め、今後、事故機を整備した三菱重工業小牧南工場(愛知県豊山町)からさらに事情を聴く。

 フライトレコーダーを解析した結果、パイロットの操縦と機体の動作が連動していなかったことが判明。飛行を制御する配線などを調べたところ、機体の上下変化を検知する「ピッチ・レート・ジャイロ」と、横回転方向を認識する「ロール・レート・ジャイロ」の装置の配線が逆に取り付けられていた。このため、事故調は「二つの装置の配線が逆だったため、コンピューターが機体の状態を認識できず、水平尾翼を異常な角度で作動させた」と結論付けた。
一機当たりの平均単価は約百二十億円で「史上最高額の戦闘機」と呼ばれているものが、たった一つの配線でパァになっちゃう事例です。

戦闘機に限らず、一般の航空機でも同じことがありうる事故でした。

ヒューマンエラーというのはホント予測のつかないものですね。

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