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青年劇場コミュの新作  みすてられた島 5月10日から上演です

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今稽古真っ最中の青年劇場公演「みすてられた島」について
4月28日東京新聞夕刊 一面で紹介されました。
「みすてられた感」今考える 福島、沖縄…みんなの問題
 来月、新宿で上演 架空の島を舞台に
稽古場も熱を帯びてきましたよ。
どうぞお楽しみに!

東京新聞ウェブサイトでも、記事が読めますよ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014042802000214.html

 福島や沖縄をはじめ、無策の政府や関心が薄れた世間から「見捨てられた」という感覚を考える演劇が、五月に東京都内で上演される。劇団「青年劇場」(東京・新宿)による「みすてられた島」。格差社会が広がり、生きづらさが忍び寄る今。舞台は「あなたも見捨てられているんじゃないですか」と問い掛ける。 (五十住和樹)
 物語の設定は、戦争が終わったばかりの近未来のある国。本土の都合で切り離されることになった離島で、独立への準備が始まった。漁業くらいしか産業がなく、国の補助がなければ何もできない人口約八千人の小さな島では、新たに憲法をつくるなど理想の国づくりをしようとする人たちや、進学や就職を考え本土へ脱出しようとする人たちの思いが交錯していた。その先にあるのは希望か、絶望か−。
 太平洋戦争直後に伊豆大島で、日本からの独立が真剣に話し合われ、平和主義などを盛り込んだ暫定憲法がつくられたという史実をモチーフに、コメディータッチで描いた。
 東京電力福島第一原発事故により多くの人が故郷を奪われた福島。長年にわたり米軍基地を押し付けられている沖縄。それぞれの住民の「見捨てられた」という思いを込めた。非正規労働者があふれ、孤立死や限界集落もある都会の情景も念頭に置いた。
 脚本、演出を担当した中津留章仁(なかつるあきひと)さん(41)は「特に今の若い人たちには、見捨てられているという感覚がないのでは。これが普通なんじゃないかと思っていて」と話す。人間関係が濃密な離島という設定にすることで、政治との距離感を縮め、お客さんに「国やコミュニティーの在り方を身近に見つめ直すきっかけをつくりたい」という。
 東日本大震災と原発事故を境に、日本は変わると予感があった。「だが、三年たっても思考は何も変わっていない。変わらないようにと3・11をうやむやにするものに対して、ひと太刀入れたい。変えるということをあきらめたくない」と中津留さん。稽古場は、本番に向けて熱がこもっている。
 公演は五月十日から十八日まで、JR新宿駅南口の紀伊国屋サザンシアターで。十二日は休演。前売り一般五千百五十円など。問い合わせは青年劇場チケットサービス=電03(3352)7200=へ。
<青年劇場> 1964年、日本の新劇運動をリードした劇作家秋田雨雀(うじゃく)と演出家土方与志(ひじかた・よし)の2人に教えを受けた8人の俳優や演出家が中心となって設立。現在の劇団員は111人。年間約300回の公演をしている。沖縄の基地問題を扱った2011年の「普天間」、原発労働者の被ばく問題などを扱った翌年の「臨界幻想2011」など、社会派の舞台で定評がある。

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