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強度行動障がいの方を支援するコミュの車中での他害行為

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はじめまして。知的障害者自立訓練施設職員のレフティーと言います。
当施設では行動援護も行っています。
その行動援護での事例で、皆さんの意見を聞かせて頂きたいと思います。

中学1年男子のA君で、自閉症です。

うちで放課後の時間に行動援護を利用されています。
このA君ですが、車で後部座席から運転席を叩いたり、運転手のヘルパーの頭を叩いたり髪を引っ張ったりすることがあるようです。

おそらく、自分の好きな場所に行けという合図のようです。
好きなものはエレベーターです。
エレベーターに乗って、上に行ったり下に行ったりするのが好きみたいです。
どのエレベーターでも構いません。

なので、エレベーターがない公園では車から降りないし、そしたら上記の行為があるようです。
この他害行為の原因は、学校で嫌なことがあったからというのもあるとは思います。
時期的な調子の良し悪しもあるようです。(夏休み明けの新学期など)
A君はおそらく、『叩いたりすれば自分の好きな場所へ行ってくれる。』と思っていると思います。
現にエレベーターのある場所に行けば他害行為はないようです。

このようになると、ヘルパーはやっぱり叩かれたくないので、行き先がいつも同じようになります。
たまには違う場所へ行こうとすると、車から降りないし叩いてくるので、やっぱりいつもの場所・・・
利用者の思う所に連れて行くサービスなので、このような変わり栄えのない行き先のサービスではありますが、アリといえばアリでしょうか。


僕がここで一番心配しているのが、運転中の他害行為であり、万が一事故があれば即命に関わるということです。
A君だけでなく、ヘルパーの命もです。

僕は自立訓練サービスの職員で、行動援護は他に主任がいます。
僕の考えでは、親に状況を説明し、
『A君だけでなく、ヘルパーの安全も保障出来ないので、車の使用をしばらく控えさせてもらいたい。』
と、施設を守る意味でもこのように話をすべきではないかと思っています。

この件の話を皆でしたことはあるのですが、現状は変わっていません。

もちろん利用者のA君のための支援を第一に考えています。


それと、A君の他害行為自体について。

A君の親は傷だらけです。
家からA君に髪を引っ張られながら出てきたこともあるみたいです。
帰りの養護学校のバスから降りてきたとたんに、親の首を絞めたこともあるみたいです。(程度はわかりません。)
その時の親の様子は、
『A君やめなさい。』
と、特に厳しく叱っているほどでもありません。

車中での他害行為があった時は、親に状況報告はしているようですが、
『いつもすいません。』
と、親は謝られますが、特にこれといって何もないので、
【Aのことを全面受容して下さい。】
とゆうことだと思われます。
『Aのことを厳しく叱って下さい!』と、言われたこともありません。


問題行動があれば、家族と連携をとって家と施設の対応を同じようにして、利用者がわかりやすいようにすべきだと思います。
しかし、親がこのような方針では、ヘルパーだけが厳しく叱っていいものでしょうか?

極論ですが、ヘルパーの安全が確保できないなら契約解除も全く無しではないと思います。管理者は職員の安全も確保しなければなりません。
A君の他害行為を服薬で抑えることも選択肢の一つだとは思います。あまり勧めることではないかもしれませんが。

もちろんですが、A君が活き活きと生活できるサービスを提供したいと考えています。


?車の使用をしばらく控える対応
?子供の他害行為を受容しているかのような保護者の方針では、ヘルパーも他害行為に耐えるしかないのか。

この2点について、皆さんの意見を聞かせて頂きたいと思います。

長くなりましたが、よろしくお願いします。

コメント(13)

一点目だけで、申し訳ないのですが、
車の利用を控える対応はアリだと思います。安全確保が何より大切です。
自分は以前ショートステイの仕事をしていて、車での送迎中、助手席に座っていた小学生の子にギアをいじられ、腕を噛まれたことがあり、その時は本当に命の危険を感じました。なんとか片手で彼をおさえながら車を寄せて助かりましたが、一歩間違えたら大きな事故になっていたと思います。さすがに思い切り叱ってしまいました。
スガンチャイさん

ありがとうございます。事故にならずよかったですね。
車中では大変危険ということを文字で書いたり、写真を使ったり、見通しを立てたりと利用者に伝えることはもちろんですが、突発的に起こることもありますよね。
今後車を使わないではなく、観察して行動統計をとったりして、時期的に使用を控えるという対応という風でどうだろうと思っています。
車の利用について、いつも同じサービスになって、どのような問題があるのかよくわかりません。他の場所に連れて行く必要がなければ、いつもと同じ公園でいいのではないでしょうか?

これも勿論、いつもの所に行く場合は運転中の問題行動が見られない、という条件でです。

おっしゃるように命に関わるので、暴れることならば、車の利用を中止されることを考えるべきだと思います。

尤もレジャーのレパートリーを増やしてあげたい、ということかも知れません。そうならばそれなりの計画と準備が必要だと思います(例えば少しずつ新しい場所に慣らす手続とか、運転手を邪魔しないようにブロックする追加の要員とか)。

お子さんの他害行為をヘルパーさんが甘受する必要はないと思います。叩かれそうになったり髪の毛をつかまれそうになったら、すばやくかわしたり、手を払うなどしてブロックしましょう。

しかってよいかどうかですが、(体罰を伴うのでなく)口頭で注意するということならば、親御さんの了解を取られるべきでしょう。しかってもよいか、親御さんに相談されたらいかがですか?これも勿論、職業上(ヘルパーとして)やお勤めの施設の倫理指針に則ってということですが。

全般的には、よい子でいられたら、褒美をあげる、等といった手法を取るのですが、詳しくは、ロブ・ホーナーや平澤紀子先生等の著作を参考にされるとよいと思います。

また私のHPにも問題行動への対処の概略について記載していますので、参考にどうぞ。


最後に...障害があろうがなかろうが、わがままはわがままです。

◇元隠れ生協職員さん
ありがとうございます。
施設側だけで、どうすれば良い方向に進めるかと考えていても、すぐ行き詰まりますよね。
うちの主任も一歩踏み込んでほしいんですけどね。

僕自身、支援方法のレパートリーも増やさなければならないと感じました。
HPで勉強させてもらいたいと思います!
はじめまして
自分は居宅介護の事業所の職員をしています。行動援護の提供もしていて、自分もヘルパーとして支援提供しています。


車の支援提供に関しては、積極的に控えていった方が良いかと思います。地域の実状もあるかと思いますので一概には言えないかとは思いますが、利用者さんが今後も地域生活をしていく上で公共機関を利用していける事は、必須かと思います。


うちの事業所では、2年半前に車の使用を辞めました。その際様々な議論がありました。自分も行動障害が激しい方等の支援では、車の使用は必須と思っていました。でも今になると当時、車でしか出かける事が出来なかった人が公共機関を利用して出かける事が出来る様になりました。車に乗るのが好きな方でしたが、電車に乗るのも好きになって頂いたようです。地域の状況や御本人の状況に照らしながら、このような視点で考えてみるのはいかがですか。


「同じ支援内容になる」と言うのは、利用者さんが自閉症の方ならしょうがい特性からみて、なおさらそうなるべきかと思います。丁寧なアセスメントの上で本人が見通しを持てる様に同じ内容を繰り返すのも選択肢の一つかと・・・見通しが持てる安心感の中で様々な力を身につけて貰うのが良かと思います。それ以外に視覚支援や構造化なども有意でしょう。



自傷他害は、その理由が想像しやすい場合「そういう表現でしか意志を現せない」という視点で、違う表現方法の獲得を検討しないといけないかと思います。人を傷付ける事で希望がかなうと本人が思っていると見ていて感じるとすれば、それは明らかに誤学習をしているのであり、二次障害です。叩く行為が派手なだけに支援する側は、やめさせる事ばかりに集中してしまいますが、やめさせるだけでは彼の表現方法の一つを(発語がない場合は、唯一の)奪う事です。代替の表現方法の獲得が必要になります。
うちの利用者でもマカトンを使用して表現するようになってから格段に他害が減った方がいます。


勝手な事を長々とすいませんでした。的外れな内容でしたらスルーして下さいお願い
自閉症の方の支援は本当難しいですよね。自分も上手くいかない事ばかりです。

頑張って行きましょう!
◇パドゥさん
ありがとうございます。
全然的外れではありません。
事業所で車の使用を止めたんですね。そんな考えはありませんでした。

代替えの表現方法の獲得は必要に思いました。このままで年齢を重ねることになると、卒業後の進路の幅も極めて狭いものになると感じました。
◇純ママさん
利用者さん側の立場からのご意見ありがとうございます。

徒歩圏内ではエレベーターがあるショッピングセンターはあるのですが、人も多く、本人の気の済むまでエレベーターに乗っているというのも迷惑になるとのことです。
また、エレベーターに気の済むまで乗っているとゆう光景は相応しくないと思います。エレベーターに乗って、動いて、止まった階で降りるとゆうことを覚えてほしいですよね。

2人体制を組むのはやはり難しいですバッド(下向き矢印)
2(ヘルパー)対1(利用者)は無理ですが、2対2で一緒に行動することもあります。これも正直、良い方法かと言われれば疑問の余地がありますが。

ヘルパーさんらの推測では、徒歩移動にすると、車が無いことで他害行為があるだろうとのことです。
僕はこの部分は検討の余地があると思っています。自分らの推測で支援の幅を狭めていないかと。
◇純ママさん
他害が起こるパターンは、思いが崩れた時というのが多いと思われます。
こちらも思いが崩れないようにしますが、やっぱり崩れてしまうことがあり、他害を起こしてしまうと。
ヘルパーとしても、それを恐れて言いなりになってしまっているんだと思います。
だから、A君主導で事が進むということに。
もっと見通しを立たせてあげるなど、出来そうな気はするのですが。

2人体制は、よほど1人体制では困難と思われる利用者でないと認められないようです。

今はもうA君が他害を起こすことは当たり前という雰囲気なので、何とか他害の代替法をA君が覚えてくれるようになるなど、していきたいと思っています。
自閉症支援施設で働いています。
同様の方、何名もいらっしゃいます。私自身も運転中に顔や手を傷だらけにされてしまったこともあります。

1つは乗車を控えること(乗車するときは必ず誰かもう一人と乗車)
2つ目は作業でも何でも良いので、何かの報酬的に乗車やエレベーターに乗る

最初はご本人が受け入れ難いと思いますが、今のままではどんどん強化しているだけだと思います。根気よく対応をしていく必要があります。

以上、ご参考まで。
はじめまして★
生活介護事業所勤務です。

文章だけで判断は大変難しいですが、
まず、利用者さんの再評価の必要があるのではないでしょう?

特にコミニケーション分野で問題があるようにおもいます。
当然、安全確保(危機管理)も大切ですが、私的には、あまり本人の資源をなくすのは嫌なので、まず再評価し、解決できない部分は制限をかけていきたいです。

すいません、素人見地ですが・・・

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