検診は大切ですよね
※この日記は、私個人の体験から、子宮頚癌について伝えたいことを書いた日記であり、面白い内容ではないと思いますが、今後の人生の参考に、特に女性の方に読んで頂けたら嬉しいです。※
２月、初めて受けた人間ドックで見事引っ掛かり、初めて気付いた、体の異変。
その当時、ラジオでやたらと耳にしていた、子宮頚癌検診を推奨するエーシーのＣＭが、何らかの前触れだったのかもしれません。
子宮頚癌とは...
子宮頸部は、外側から皮膚・外陰・膣と連続性に、扁平上皮細胞で構成されています。子宮の入口を少し入ったところで、子宮頸部（頸管）の上皮を構成する腺細胞とぶつかり合うところがあります。この部位の未熟な細胞が異常に増えていく状態が、子宮頸ガンです。
明確なことは、セックスの経験のない子宮頸ガン患者はこれまで一人もいないということで、性行為による何らかの感染が子宮頸ガンのきっかけになることは間違いありません。最近その原因がHPV（human papilloma virus:ヒトパピローマウイルス）というイボをつくるウイルスの感染であることが明らかになりました。
↑というわけで、今まで性行為を1度でも経験した事のある人は、誰しもなる可能性のある癌という事で、
最近はようやく日本でも、予防ﾜｸﾁﾝにより事前に防ぐ対策等が普及してきているようですが、このｳｲﾙｽは型が何通りもあり、↑の予防ﾜｸﾁﾝも、ｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞ同様ごく一部にしか対応していない。ネットで調べてみると、副作用の話も出ています。
若いうちは、たとえｳｲﾙｽに感染していても、免疫力で流れたりして、知らないうちに消えていたりするもののようです。
私の場合では、最初人間ドックで引っ掛かってから、4月に精密検査を受けた段階では、
【中等度異形成】
と言われました。
これは、子宮頚癌では無いものの、正常細胞では無い変化した状態のことを『異形成』といい、大半は免疫力で自然排除し、自然治癒するそうです。
ただ、それが自然に治らなかった場合、中等度異形成→高度異形成→やがては癌になるとのことで、
私の場合は、三ヶ月後の検診では【高度異形成】になっていた為、今回『円柱切除手術』という手術を受けました。
レーザーを使用したり、他にも何通りか方法があるようですが、↑を行う事になったのは、
検査したのはごく一部の細胞ですが、他の部分がどうなのか分からないので、この手術をする事により、更に大部分を取り、それをまた検査に回す為です。
よって、私の場合、今の段階で手術は成功ですが、↑の検査結果が出るまで安心は出来ませんし、今後子供を産む可能性を考え、子宮自体は残してありますので、子宮全体を取ってしまえば、全ての癌に発展する可能性のある細胞は当然取り切れますから安心ですが、妊娠に必要な部分を残して取るやり方なので、まだ安心は出来ません。
今回私の場合は、手術前日の入院で、
手術当日朝食を食べ、8:30以降は食事はダメ、13:30手術室入室予定の30分前、13:00まで飲み物（お茶、水、スポーツドリンクのみ）は飲んで可でした。
この日、私の手術は三番目だったようで、他の手術がおした為、結局16時頃手術室に入室しました。
全身麻酔だったので、手術自体は30分程ですが、麻酔から醒めるのに１時間かかるとの話で、手術室で目が覚めてから、看護士さんがベッドでお迎えに来て下さり、話に聞いていた通り、意識がハッキリと戻ったのは、病室ででした。
その時は酸素吸入のくだを鼻に、それと点滴を付けられていました。
その後、夕飯は普通に食べましたし、３つ程点滴を追加、夜には点滴も終わりはずれました。
次の日から普通にシャワーも浴び、ご飯も食べれました。
特に出血や痛みもなく、予定通り、手術の二日後退院となりました。
今個人的に思う事は、やはり検診は定期的に受けておくべきだなという事です。
子宮頚癌なんて、ラジオでエーシーのＣＭを何気なく聞いていた時は、自分には関係無い話だと思っていましたから(ﾟσ ﾟ)ﾎｼﾞﾎｼﾞ
あと、当然ですが、今回産婦人科病棟に居た中で、新しい命が生まれゆくのを見ていて、感じました。
自分の親も同じように、自分の面倒を見てくれて、育ててくれて、今があるのだということを。
大部屋で、隣の妊婦さんが一日がかりで赤ちゃんを産んだようで、
「死ぬかと思いました！」
と話しているのが聞こえました。
お母さんて、
偉大ですよね(*´･ω･)(･ω･｀*)ﾈｰ
私も最初は恥ずかしくて、友達から言われても検診なんて行かなかったけど、今はあのタイミングで人間ドックを受けて、早い段階で見つかった事、ラッキーだなって思います。
この病気は、初期段階ではまったく痛みもないので、痛みが伴い気付いた時には、かなり癌が進行している状態です。
将来お母さんになりたいと考えている方は特に、一度は検診を受けられた方がいいと思います。
ちなみに、偶然にも私より前に同じ手術を受けていた友人がいますが、その後妊娠・出産し、今では立派なお母さんです。
今回初めての入院・手術で不安はありましたが、励ましてくれた友人や病院の方々のおかげで、無事乗り切る事が出来た事、本当に感謝しています。
長くなりましたが、最後まで読んで下さりありがとうございました。
２月、初めて受けた人間ドックで見事引っ掛かり、初めて気付いた、体の異変。
その当時、ラジオでやたらと耳にしていた、子宮頚癌検診を推奨するエーシーのＣＭが、何らかの前触れだったのかもしれません。
子宮頚癌とは...
子宮頸部は、外側から皮膚・外陰・膣と連続性に、扁平上皮細胞で構成されています。子宮の入口を少し入ったところで、子宮頸部（頸管）の上皮を構成する腺細胞とぶつかり合うところがあります。この部位の未熟な細胞が異常に増えていく状態が、子宮頸ガンです。
明確なことは、セックスの経験のない子宮頸ガン患者はこれまで一人もいないということで、性行為による何らかの感染が子宮頸ガンのきっかけになることは間違いありません。最近その原因がHPV（human papilloma virus:ヒトパピローマウイルス）というイボをつくるウイルスの感染であることが明らかになりました。
↑というわけで、今まで性行為を1度でも経験した事のある人は、誰しもなる可能性のある癌という事で、
最近はようやく日本でも、予防ﾜｸﾁﾝにより事前に防ぐ対策等が普及してきているようですが、このｳｲﾙｽは型が何通りもあり、↑の予防ﾜｸﾁﾝも、ｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞ同様ごく一部にしか対応していない。ネットで調べてみると、副作用の話も出ています。
若いうちは、たとえｳｲﾙｽに感染していても、免疫力で流れたりして、知らないうちに消えていたりするもののようです。
私の場合では、最初人間ドックで引っ掛かってから、4月に精密検査を受けた段階では、
【中等度異形成】
と言われました。
これは、子宮頚癌では無いものの、正常細胞では無い変化した状態のことを『異形成』といい、大半は免疫力で自然排除し、自然治癒するそうです。
ただ、それが自然に治らなかった場合、中等度異形成→高度異形成→やがては癌になるとのことで、
私の場合は、三ヶ月後の検診では【高度異形成】になっていた為、今回『円柱切除手術』という手術を受けました。
レーザーを使用したり、他にも何通りか方法があるようですが、↑を行う事になったのは、
検査したのはごく一部の細胞ですが、他の部分がどうなのか分からないので、この手術をする事により、更に大部分を取り、それをまた検査に回す為です。
よって、私の場合、今の段階で手術は成功ですが、↑の検査結果が出るまで安心は出来ませんし、今後子供を産む可能性を考え、子宮自体は残してありますので、子宮全体を取ってしまえば、全ての癌に発展する可能性のある細胞は当然取り切れますから安心ですが、妊娠に必要な部分を残して取るやり方なので、まだ安心は出来ません。
今回私の場合は、手術前日の入院で、
手術当日朝食を食べ、8:30以降は食事はダメ、13:30手術室入室予定の30分前、13:00まで飲み物（お茶、水、スポーツドリンクのみ）は飲んで可でした。
この日、私の手術は三番目だったようで、他の手術がおした為、結局16時頃手術室に入室しました。
全身麻酔だったので、手術自体は30分程ですが、麻酔から醒めるのに１時間かかるとの話で、手術室で目が覚めてから、看護士さんがベッドでお迎えに来て下さり、話に聞いていた通り、意識がハッキリと戻ったのは、病室ででした。
その時は酸素吸入のくだを鼻に、それと点滴を付けられていました。
その後、夕飯は普通に食べましたし、３つ程点滴を追加、夜には点滴も終わりはずれました。
次の日から普通にシャワーも浴び、ご飯も食べれました。
特に出血や痛みもなく、予定通り、手術の二日後退院となりました。
今個人的に思う事は、やはり検診は定期的に受けておくべきだなという事です。
子宮頚癌なんて、ラジオでエーシーのＣＭを何気なく聞いていた時は、自分には関係無い話だと思っていましたから(ﾟσ ﾟ)ﾎｼﾞﾎｼﾞ
あと、当然ですが、今回産婦人科病棟に居た中で、新しい命が生まれゆくのを見ていて、感じました。
自分の親も同じように、自分の面倒を見てくれて、育ててくれて、今があるのだということを。
大部屋で、隣の妊婦さんが一日がかりで赤ちゃんを産んだようで、
「死ぬかと思いました！」
と話しているのが聞こえました。
お母さんて、
偉大ですよね(*´･ω･)(･ω･｀*)ﾈｰ
私も最初は恥ずかしくて、友達から言われても検診なんて行かなかったけど、今はあのタイミングで人間ドックを受けて、早い段階で見つかった事、ラッキーだなって思います。
この病気は、初期段階ではまったく痛みもないので、痛みが伴い気付いた時には、かなり癌が進行している状態です。
将来お母さんになりたいと考えている方は特に、一度は検診を受けられた方がいいと思います。
ちなみに、偶然にも私より前に同じ手術を受けていた友人がいますが、その後妊娠・出産し、今では立派なお母さんです。
今回初めての入院・手術で不安はありましたが、励ましてくれた友人や病院の方々のおかげで、無事乗り切る事が出来た事、本当に感謝しています。
長くなりましたが、最後まで読んで下さりありがとうございました。
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