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日記ロワイアルコミュのはたちの誕生日

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7月1日で20歳になった私。

同じ誕生日なのは
明石家さんま、江頭2:50、
ダイアナ元皇太子妃。

将来が非常に不安になる
お三方と同じ誕生日私

明石家さんまのように
物凄くポジティブで、
江頭のように
物凄く行動力があって
ダイアナ妃のように
物凄く自由なところが
友達の間では有名です。

そんな私は20歳を目前に
ひとり暮らしを始めました。

看護士である母に似て
軽く潔癖症なため、
お部屋の掃除もゴミだしも
洗濯も何もかも一人で。


父と母は20歳前半に恋愛結婚をし
今でも母はとてつもなく父を愛し、
お互い名前で呼び合い、
休日には2人でお出かけする
仲良し夫婦です。

そんな夫婦のもとに生まれた
ひとりっこの私。

父は最近インカメラの使い方を
覚え、夕日の綺麗さに感動し
アクエリアスと自撮り。

母は衰えた愛犬のオムツ変わりに
私の幼いころのパンツを履かせて
「もうあなたのパンツは履けません」
とメールをしてきます。

きっと寂しいんだろうなぁ

と思います。知ってます。

私の母は20歳のころは
仕事を始め、一人暮らしをし、
車も、バイクも全て自分で
賄っていました。
バイクは危ないから、と自分に
生命保険までかけて生活していました。

だからこそ、私も
【自立】という言葉を自分の
基にして育ってきました。

周りは親のすねをかじって
大学に行き、お小遣い稼ぎで
アルバイトをし、しまいには
遊びたいがために大学で
単位を落としています。

私は、大学も生活も
自分のアルバイトで賄って
生活をしています。
高校時代から、親からお金を
もらったことはありません。

それが私が私として生きるために
必要なことだと思ったからです。


ひとり暮らしは確かに大変だけど
自分で全て出来るし、
どれだけ遅く帰っても何も
言われないのですごく楽です。


20歳を迎え、たくさんの友達に
たくさんの言葉とプレゼントを
頂いて、友達とわいわい
夕食を食べて、誕生日も終わり
家に帰りました。

ひとりの部屋に。

合鍵で入った母からのプレゼントが
おいてありました。

冷蔵庫のなかには私の好きなチョコケーキ、
お花、そして手紙と、小包がありました。

(こんな時間に太るなぁ)と
思いながら、ケーキを食べながら
手紙を広げました。


涙が止まりませんでした。

たった3枚の便箋に書かれた母の文字は
私がよく知っている母の文字でした。

「子どもは天から授かると言われます。
本当は「天からの預かりもの」
だと聞いたことがあります。
自立するまで大事に育てたら
社会へ返す。あなたを社会の一員として
恥じることのない大人へ育てることが
出来たでしょうか」

と書いてありました。

若いころに結婚した両親は
生後6ヶ月の私を託児所へ預けて
仕事を再開しました。

「3歳児神話」が唱えられた頃で
「子どもが可哀想」だと言われ
それでも2人で乗り越えてきました。

一緒に入っていた小包には、
父が母に渡した「婚約指輪」が
形を変えて「ネックレス」として
届けられました。


生まれたばかりの私に父は
「華」と名づけました。

華やかで、光で、栄えを示す
この漢字を父は何故私に
名づけたのでしょうか。

そう考えたら自分の名前が
愛しくてたまりませんでした。

私は2人の光になれたのでしょうか。
そして、これからもその輝きを
与えられるでしょうか。

ありがとう、と伝えたいけれど
直接言うのはあまりにも恥ずかしいので、
ここに書くことにしました。

誕生日の朝、登校前に寄りました。
花屋さんに。
私は2人の子どもだなぁ、と思いました。


2人からの花束には、私が2人に送った
花と同じ花が入っていたから。







コメント(67)

俺ももうすぐ20歳やのに華さんと自分を比べるとこんなにも差があるんだと思った 『自立』って難しいと思う 俺も頑張らないとな 一票です
今の私が恥ずかしくなります。
頑張ることを怠っていたことを改めて思いました。
一票

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