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日記ロワイアルコミュの私のNO.1 ツンデレホスト

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http://mixi.jp/view_diary.pl?id=590478485&owner_id=4625022

前にもこんな事あって次男に泣かされた。
いいお母さんになりたいと切望させられる原動力は子供から与えられる愛情以外にないと思っている。

私の愛情は間違っていない?
私の愛情はちゃんと届いている?

お母さんとして自信のない私はいつも怯えているんだけど
子供たちが大丈夫だよ!まぁまぁ、頑張ってるじゃん!といってくれたようで
すごくうれしかった。

今日はそんな出来事を書き留めておきたくて、日記を書くよ。









インド式教育って知ってる?

世界のいろんな分野のトップでインド人の活躍は著しくて
日本有名大学の研究室には、日本人学生よりインド人留学生の方が大勢いたりするんだって。

そんな優秀な人材を育てる小学校教育内容ってどんなかと言うと
9×9ではなく16×16や虫食い算が算数授業の主流だったり
PCを使ったIT授業やフランス語・中国語の授業が必須科目の中にあったりと
国際社会で通用する人材育成を目指した実践的な教育がなされてるらしいのよね。

すげ〜家も近所にあったら通わせて〜と
取り上げてた番組見ながら思ってたんだけど
その中でも私がこれはいいねぇ、社会へ出た時に絶対武器になる!と感心した朝礼の一コマがあったの。

それは、スピーチの時間。

決められたテーマに沿って毎日一人が、前に出て自分の考えをクラスの皆に発表し
その後クラスメイトから浴びせられる質問に答えるというもの。
下書きした原稿を読むとかは駄目で
人種や宗教という重いものから、友人や趣味などの軽いものまで
そのテーマは多岐におよび自分の考えをその場で他人に伝えるという訓練なのね。

分析力と判断力とスピーチ力は社会に出てとても大切。
やっぱいいなぁ〜インド教育。。と思っていたら
次男の学校でも2学期から毎朝スピーチ時間が設けられるようになったんだ。

次男はおしゃべりでそういうの得意だから楽しいらしく
スピーチやるとどんな話をしたか聞かせてくれた。

一番最近のテーマは自分の将来なりたいもの。
マイケルジャクソンのファンになる前の彼は弁護士だったけど、今は自然科学者になりたい次男。
絶滅危惧種や地球環境の変化についてごみの分別の観点から話したらしい。
クラスメイトからはいろんな質問が飛んで
それに答える為に1時間目の授業が押したんだよ!みんな環境問題に興味を持ったから天国のマイケルも喜ぶね!とうれしそうに話してくれた。


そして一昨日の懇談会。

そのスピーチについてのお話を先生から振られた。

私 「あぁ、それなら聞いてます!我が家は元々エコ家族なので、私と次男はマイケルジャクソンの大ファンなんですが、「Thisi Is It」という映画のなかでマイケルが4年で地球環境破壊を食い止める!と言っていたのにえらく影響を受けまして、それからディスカバリーチャンネルとかばっかり見るようになり拍車がかかったんですよ。
将来は地球温暖化を食い止め絶滅危惧種の動物達を救いたいそうです。
水のろ過の次は石を砕いて色砂を作るのに凝っていて、クリスマスのプレゼントも黄色い砂が大量に欲しいといわれホント参りました(笑)100均何件も梯子して、砂絵買占め、夜中に魔女の気分で砂の調合しましたよ(笑)」

とまくしたてた。


先生他方も

先生「そうですか!ごぞんじですか!ははは!次男君らしいですね〜素敵なクリスマスプレゼント!
マイケルは学校でも言ってますし踊ってますよ(笑)以前のスピーチで好きな芸能人というテーマの時、マイケルの肌の病気のことや人種差別、幼児虐待の事まで熱く語ってましたよ」

それから何故か息子の話題からマイケル談義に花が咲き(汗)
一緒に夜ダンス練習行く為に勉強頑張ってた話とか
マイケルイベントで踊らせてもらって社会貢献すると意気込んでるとか
そんな話をしていたら
先生がふっとおっしゃった。

先生「なるほど、普段から共通の趣味でコミュニケーションをとってらっしゃるからなんですね。次男君、スピーチの最後にお母さんを楽にしてあげたいと言って、僕ら感動したんです。」



私 「・・・えっ?( ̄. ̄;)」



先生「? お母さん、スピーチのお話聞いてらっしゃるんですよね?」

私 「はい、でもそんな話は始めてで。。。私にはそんなこといってませんでした。ただ、自然科学者になりたいって。。。」



『お母さんを楽にしてあげたい』



もう、もう駄目だった。
この一言で涙腺は崩壊。

その時の私の格好ときたら、店の配達ジャンパーにポロシャツにくたくたのズボン。
帽子かぶって仕事してる中抜け出してきたので髪の毛ぺっちゃんこで帽子すら脱げない。
歩けば犬も寄ってくるほど揚げ物の匂いをまとったそんな状態で号泣。
その様ははんぱなく小汚かったに違いない。

涙は止まらなかった。
声も出てた。
涙はあふれ続けた。

言葉にも詰まって号泣する私に先生がおっしゃった。

先生「・・・そうですか。クラスで次男君だけだったんです、将来の夢と言うテーマで家族の事を話したのは。なので私達(担任は二人)は、話の内容の濃さも去ることながらそちらの方にとても感動しまして。やっぱりお母さんの頑張ってる背中を見てるんだなと思ってたんですが、今日お母さんとお話してお子さんとちゃんとコミュニケーションもとってらっしゃる様子に納得しました。」


私は、平日昼間に行われる子供の授業参観に行った事が無い。
店定休日に行われる運動会や学芸会にも
仕事が入ればそちらを優先し満足に行ったことが無い。
保育園の時も、親が来てない家の子供達だけ、先生に手を繋がれて参加していた。

長男がバスにひかれて入院していた時も
次男がインフルエンザで高熱を出していた時も

私は子供を置いて、昼だけは店に出かけて行った。



私はいいお母さんではない。
子供の命を天秤に掛けて仕事をしてきた事も1度や2度ではない。
私はお母さんだけど、経営者だから。

子供たちからそれを攻められた事はないけど
絶対絶対、いつか私みたいな母親は

「いつもいつも仕事仕事って!俺達の事ほっぱらかしにして!だったら産むなよ!」

と言われる日が来ると覚悟をしていながら、恐々と暮らしているんだ。

子供を愛してる愛してるって毎日言うけどね
それって結構、手前勝手な愛よ。
愛と呼ぶのもどうかと自分で思ったりもしてるのよ。

自分の機嫌で愛しくなったり鬱陶しくなったり
親の不調で振り回される子供はそういうの敏感に感じてすごしたりしてるのよ。
そんな駄目駄目母ちゃんの私を、子供たちが許してくれる時



私はたまらなくなるんだ。



将来の夢は私に教えてくれたけど
私への想いは照れて言わなかった次男。

その日の夜に「今日懇談会行ってきたよ。ねぇねぇ、母ちゃんの話したの?」って聞たら
「うん?そんな話したかなぁ?忘れたー。」と
読んでいた本から視線も外さずそっけなく答えられた。

てめー。。昼間ぐちゃぐちゃに泣いた私の涙は一体なんだったのよ(笑)

でもさ、思うんだ。
息子達が生まれたときに、ただそれだけでありがたかった
「生まれてきてくれてありがとう」の気持ちがぶり返す瞬間て、こんな時なんだと思う。





いつものように疲れて帰ってきたら部屋は汚くて
持ち帰ったプリントがばら撒かれてたんだけど
そのかなに「子どもの人権110番」のカードが混ざってたのね。

私 「ねぇ、これ大事なカードじゃないの?またこんなとこにほかりっぱなしで誰にも言えないような悩みがあるとき助けてもらえんよ。」

次男「えー?俺それいらない。だってパパも母ちゃんもにいにも居るもん。」


プリントをばらまきっぱなしという部分に対して怒っていたんだけどね。
この明らかに論点のずれた答えに対して、私がまたやられたというのは言うまでもない。


またたらし込まれた。。と自覚したけど
来年もこのツンデレNO1ホストと暮らせると思うと
もう何もいらないと思えるほど、私は幸せだった。

ありがとう、うちの子に生まれてきてくれてありがとう。

コメント(236)

一票です。これ実話なら素晴らしいです。フィクションだったら…作者の才能はきわめて高いですね。

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