1、2、3はこのコミュの1週間前辺りのとこに埋まっています。よろしかったら先にそちらをお読みになって頂いた方が話しがわかりやすいかもしれません。
ゲイだホモだレズだと言っても普通の人となんら変わりはない。
よくオカマは面白いとか勘違いしている人がいるが、つまらないオカマも山ほどいる。
最近オカマの方々をよくテレビで見かけるが、例えばIKKOだって汚いオッサンが女言葉を話しはしゃいでいるのが面白く感じられるだけであって、面白い話は一つもしちゃいない。
面白いのではなく物珍しいだけなんだと思う。笑わせているのではなく笑われているだけなのだ。
だからオカマバーに遊びに行ってみても、一回目は楽しいと思う。新鮮だから。
でも何回か行くと必ず飽きる。
物珍しさもなくなり冷静に話を聞いてみると大声を上げているだけで面白いことなんにも言ってないじゃん、となる。
結局、対オカマと飲みに来ている人はいずれ来なくなる。
対人間として飲みに来ている人たちは常連さんになる。
僕が働いていたペパーミントにもたくさんの常連さんがいた。
前も話したロマンスグレーのダンディな部長さんは普段の自分とペパーミントでの自分を完全に使い分けていた。
「それでね！ほんっとに取引先のバカ男！すっごいむかつくのぉ。アイツあたしのことばかにしてるのよ！ゆるせないっ！絶対契約してやらないんだからっ！」
と話している最中に携帯電話が鳴り
「もしもし。その件は明日会社で聞くから。あぁわかってる。少しは自分で考えたまえ！」
と波平がカツオを叱る時みたいな口調で話し、電話を切ったかと思うと
「もうぅ。それでねそれでね！そのオトコは許せないくらいムカツクんだけど、そこにいる若い社員がかっわいいのよ。だから迷っちゃ〜う」
こんな感じだ。
部長にたまに混ざっちゃうことはないのかと聞くと、今は絶対間違えないが、一度だけ部長の意見に反対する部下がいてヒートアップしてしまい
「冗談じゃないわよ！！あっ…」と言っていまい場が凍りついたことがあるらしい。
なんとかその場は取り繕ったらしいが、しばらく陰でカマ部長と囁かれ悩んでいたことがあったみたいだ。
テレビ関係の仕事をしている40歳くらいの常連さんは周りの人に自分がゲイだということがばれるのが怖くて、自分に好意を寄せてくれる女性と結婚をした。偽装結婚だ。
出会ってから結婚までわずか二ヶ月だったという。
もちろん結婚前に性交渉はなく、女性のほうからは何度かアプローチがあったらしいが「大切にしたいたいから結婚するまでは手を出さない」との言い訳でうまいことごまかしたらしい。
しかし結婚してしまったらそうはいかない。
三ヶ月位は仕事の時間も不規則なため、うまいことごまかせていたらしいが、やっと休みが取れ三ヶ月遅れの新婚旅行に行くことになった。
新婚旅行に行くに当たりどうやってごまかしたらいいかと皆で話をしていた。
オカマ達が出した結論は、バイブレーター（限りなく人間の肌感に近いやつ）をパンツにでもくっつけて、部屋を真っ暗にし、奥様には偽チンコを触らせることなく攻めて攻めて一気に挿入してしまえ、という稚拙なものだった。
僕の出した半分冗談のようなこの意見が採用された。
次の日ムーミンとディレクターはアダルトショップに偽チンコを買いに行き、その夜それのお披露目会が行われた。
4個ほどのバイブを買ってきていたが一つ目は不採用。
でかすぎる。こんなの突っ込んだら奥様がとりこになって毎日求められることになるだろう。
二つ目もだめ。
振動機能が付いているやつでもし間違ってスイッチがＯＮになってしまったら大変だ。
新婚ほやほやの夫のチンコが小刻みに揺れていたら医者に行き詳しく調べられ、レントゲンやらＣＴやらを撮られ、結果天然のチンコではなく機械であることがばれてしまう。
しかも色はスケルトンなブルー。人間のチンコには見えない。
三つ目はサイズ的にはちょうどいいし、ブルブルもしないやつだ。
しかし残念ながらイボイボが装着されていた。
新婚ほやほやの夫のチンコがイボイボでそれがちょうどいい場所に当たったら妻はさぞかし気持ちいいだろう。
でも、真珠なんか埋め込んで…この人テレビ局で働いているって言ってたけど本当は極道なんじゃないかしら…。
と誤解を受けるのも芳しくない。
イボイボが何かの病気かと思われ病院に連れて行かれ血液検査やら尿検査をされたあげく医者から深刻な顔でバイブだと診断されるのも問題だ。
結果、四つ目のごく普通の日本人の成人男性の平均値くらいの大きさの肌色のチンコが採用となった。
パンツに装着するのは万が一妻の手が触れたときに、この人もうチンコ出してるわ…なんか張り切ってて気持ち悪い…と思われたら困るので、紐で体にくくりつける形にした。
確かに薄暗い店の中でパッと見てもチンコ以外には見えない。
カーテンを閉め真っ暗にしたらこれなら間違いない。
質感もムニャムニャしていてほぼチンコだ。少し温めてから装着すれば触られても平気そうだ。
何度も装着実験を繰り返し最終的にディレクターは30秒ほどでの装着が可能になった。
これなら絶対ばれない。何年か経ったらインポになってしまったと言い、月に一回くらい妻をコチョコチョと触ってやれば潤滑な夫婦生活がおくれるはずだ。
意気揚々とディレクターはノルウェーに旅立っていった。
オーロラを見たいという妻の長年の夢だったらしい。
税関チェックでバイブが引っかからないかだけが心配だったが、欧米の淑女達はハンドバッグの中によくバイブレーターを持ち歩いているとどこかで読んだので大丈夫だろうと思い彼らを見送った。
しかし意気揚々と旅立って行ったディレクターは意気消沈して帰国した。
到着し観光をしたあとディナーを頂き、新婚初夜の時間となった。
結婚して３ヶ月。ようやく二人は結ばれる。
しかし思わぬ自然現象が彼を襲った。
ノルウェーの季節は夏。夜10時をまわり、ほろ酔い気分の妻はやる気満々なヒョウ柄Ｔバックの勝負パンツ。
ゲイディレクターのハンドバッグには偽チンコ。
準備は全て調った。
しかし暗くならなかったらしい。
白夜ってやつだ。
北欧辺りの地域で夏に起こる現象だ。
地球の公転面の垂線に対して地軸が約23.4度傾いているため、それぞれの地方の夏では、地球が自転しても太陽が見える位置にいることになる。そのため、夜になっても太陽がほとんど沈まない。
やばいと思ったがこれ以上妻を待たせるわけにもいかず覚悟を決めたらしい。
シャワーから出て装備をつけた彼は部屋に戻る。カーテンを閉めてもぜんぜん明るい。
まだ何もしていないのにパンツの中の偽チンコはいきり立っている。
それを見た妻も生唾を飲み、いざ決戦の時！
妻になるべく急所を触られないようにとにかく妻を愛撫愛撫愛撫。
かなり興奮した妻がパンツに手を掛けパンツをズリ下ろそうとした。
それを鋭いフットワークで避け、自分で下ろす。そして即挿入！
挿入実験もしておけばよかったと後の彼は話していた。
正上位はなんとかなったらしい。しかし思い切っては動けない。
あまりの緩い動きに妻が物足りなくなり上になった。
一瞬の出来事で対応できなかったという。
一心不乱に腰を動かす妻。
所詮ひもでくくってあるだけのチンコに妻の激しいグラインドを支える力はなかった。
それでも必死に根元を押さえて耐えていたらしい。
妻の声が大きくなりクライマックスまでいけそうだと少し気を緩めた瞬間だった。
かろうじて指と紐で支えられていたチンコがもげた！
妻の「ぎゃああああ！！！」という叫び声が夜10時半でも明るいノルウェーの町にこだました。
もげたチンコはまだ妻の中にいる。
妻は大丈夫？？だいじょうぶ？？と言いながらチンコを引き抜いた。
そしてすべてが終わった。
ディレクターは全てを話したらしい。正直に言えば許してもらえるという話を子供のころに聞いたことがある。
ワシントン君が桜の木を折ったのは自分ですと言ったら褒められたみたいだ。
チンコが折れたのは偽物で僕がゲイだからですと正直に話した男は帰国後すぐに離婚をした。
4ヶ月の結婚生活だった。
もし行き先がべたにハワイだったり、行く時期が夏じゃなかったら今でも結婚生活は続いていただろうか。
しかし離婚をした後の彼はすっきりしている顔に見えた。
人間何かを隠して生きて行くのは大変な事なのかもしれない。
追伸
次回で最終回にさせていただきます。よろしく！
ゲイだホモだレズだと言っても普通の人となんら変わりはない。
よくオカマは面白いとか勘違いしている人がいるが、つまらないオカマも山ほどいる。
最近オカマの方々をよくテレビで見かけるが、例えばIKKOだって汚いオッサンが女言葉を話しはしゃいでいるのが面白く感じられるだけであって、面白い話は一つもしちゃいない。
面白いのではなく物珍しいだけなんだと思う。笑わせているのではなく笑われているだけなのだ。
だからオカマバーに遊びに行ってみても、一回目は楽しいと思う。新鮮だから。
でも何回か行くと必ず飽きる。
物珍しさもなくなり冷静に話を聞いてみると大声を上げているだけで面白いことなんにも言ってないじゃん、となる。
結局、対オカマと飲みに来ている人はいずれ来なくなる。
対人間として飲みに来ている人たちは常連さんになる。
僕が働いていたペパーミントにもたくさんの常連さんがいた。
前も話したロマンスグレーのダンディな部長さんは普段の自分とペパーミントでの自分を完全に使い分けていた。
「それでね！ほんっとに取引先のバカ男！すっごいむかつくのぉ。アイツあたしのことばかにしてるのよ！ゆるせないっ！絶対契約してやらないんだからっ！」
と話している最中に携帯電話が鳴り
「もしもし。その件は明日会社で聞くから。あぁわかってる。少しは自分で考えたまえ！」
と波平がカツオを叱る時みたいな口調で話し、電話を切ったかと思うと
「もうぅ。それでねそれでね！そのオトコは許せないくらいムカツクんだけど、そこにいる若い社員がかっわいいのよ。だから迷っちゃ〜う」
こんな感じだ。
部長にたまに混ざっちゃうことはないのかと聞くと、今は絶対間違えないが、一度だけ部長の意見に反対する部下がいてヒートアップしてしまい
「冗談じゃないわよ！！あっ…」と言っていまい場が凍りついたことがあるらしい。
なんとかその場は取り繕ったらしいが、しばらく陰でカマ部長と囁かれ悩んでいたことがあったみたいだ。
テレビ関係の仕事をしている40歳くらいの常連さんは周りの人に自分がゲイだということがばれるのが怖くて、自分に好意を寄せてくれる女性と結婚をした。偽装結婚だ。
出会ってから結婚までわずか二ヶ月だったという。
もちろん結婚前に性交渉はなく、女性のほうからは何度かアプローチがあったらしいが「大切にしたいたいから結婚するまでは手を出さない」との言い訳でうまいことごまかしたらしい。
しかし結婚してしまったらそうはいかない。
三ヶ月位は仕事の時間も不規則なため、うまいことごまかせていたらしいが、やっと休みが取れ三ヶ月遅れの新婚旅行に行くことになった。
新婚旅行に行くに当たりどうやってごまかしたらいいかと皆で話をしていた。
オカマ達が出した結論は、バイブレーター（限りなく人間の肌感に近いやつ）をパンツにでもくっつけて、部屋を真っ暗にし、奥様には偽チンコを触らせることなく攻めて攻めて一気に挿入してしまえ、という稚拙なものだった。
僕の出した半分冗談のようなこの意見が採用された。
次の日ムーミンとディレクターはアダルトショップに偽チンコを買いに行き、その夜それのお披露目会が行われた。
4個ほどのバイブを買ってきていたが一つ目は不採用。
でかすぎる。こんなの突っ込んだら奥様がとりこになって毎日求められることになるだろう。
二つ目もだめ。
振動機能が付いているやつでもし間違ってスイッチがＯＮになってしまったら大変だ。
新婚ほやほやの夫のチンコが小刻みに揺れていたら医者に行き詳しく調べられ、レントゲンやらＣＴやらを撮られ、結果天然のチンコではなく機械であることがばれてしまう。
しかも色はスケルトンなブルー。人間のチンコには見えない。
三つ目はサイズ的にはちょうどいいし、ブルブルもしないやつだ。
しかし残念ながらイボイボが装着されていた。
新婚ほやほやの夫のチンコがイボイボでそれがちょうどいい場所に当たったら妻はさぞかし気持ちいいだろう。
でも、真珠なんか埋め込んで…この人テレビ局で働いているって言ってたけど本当は極道なんじゃないかしら…。
と誤解を受けるのも芳しくない。
イボイボが何かの病気かと思われ病院に連れて行かれ血液検査やら尿検査をされたあげく医者から深刻な顔でバイブだと診断されるのも問題だ。
結果、四つ目のごく普通の日本人の成人男性の平均値くらいの大きさの肌色のチンコが採用となった。
パンツに装着するのは万が一妻の手が触れたときに、この人もうチンコ出してるわ…なんか張り切ってて気持ち悪い…と思われたら困るので、紐で体にくくりつける形にした。
確かに薄暗い店の中でパッと見てもチンコ以外には見えない。
カーテンを閉め真っ暗にしたらこれなら間違いない。
質感もムニャムニャしていてほぼチンコだ。少し温めてから装着すれば触られても平気そうだ。
何度も装着実験を繰り返し最終的にディレクターは30秒ほどでの装着が可能になった。
これなら絶対ばれない。何年か経ったらインポになってしまったと言い、月に一回くらい妻をコチョコチョと触ってやれば潤滑な夫婦生活がおくれるはずだ。
意気揚々とディレクターはノルウェーに旅立っていった。
オーロラを見たいという妻の長年の夢だったらしい。
税関チェックでバイブが引っかからないかだけが心配だったが、欧米の淑女達はハンドバッグの中によくバイブレーターを持ち歩いているとどこかで読んだので大丈夫だろうと思い彼らを見送った。
しかし意気揚々と旅立って行ったディレクターは意気消沈して帰国した。
到着し観光をしたあとディナーを頂き、新婚初夜の時間となった。
結婚して３ヶ月。ようやく二人は結ばれる。
しかし思わぬ自然現象が彼を襲った。
ノルウェーの季節は夏。夜10時をまわり、ほろ酔い気分の妻はやる気満々なヒョウ柄Ｔバックの勝負パンツ。
ゲイディレクターのハンドバッグには偽チンコ。
準備は全て調った。
しかし暗くならなかったらしい。
白夜ってやつだ。
北欧辺りの地域で夏に起こる現象だ。
地球の公転面の垂線に対して地軸が約23.4度傾いているため、それぞれの地方の夏では、地球が自転しても太陽が見える位置にいることになる。そのため、夜になっても太陽がほとんど沈まない。
やばいと思ったがこれ以上妻を待たせるわけにもいかず覚悟を決めたらしい。
シャワーから出て装備をつけた彼は部屋に戻る。カーテンを閉めてもぜんぜん明るい。
まだ何もしていないのにパンツの中の偽チンコはいきり立っている。
それを見た妻も生唾を飲み、いざ決戦の時！
妻になるべく急所を触られないようにとにかく妻を愛撫愛撫愛撫。
かなり興奮した妻がパンツに手を掛けパンツをズリ下ろそうとした。
それを鋭いフットワークで避け、自分で下ろす。そして即挿入！
挿入実験もしておけばよかったと後の彼は話していた。
正上位はなんとかなったらしい。しかし思い切っては動けない。
あまりの緩い動きに妻が物足りなくなり上になった。
一瞬の出来事で対応できなかったという。
一心不乱に腰を動かす妻。
所詮ひもでくくってあるだけのチンコに妻の激しいグラインドを支える力はなかった。
それでも必死に根元を押さえて耐えていたらしい。
妻の声が大きくなりクライマックスまでいけそうだと少し気を緩めた瞬間だった。
かろうじて指と紐で支えられていたチンコがもげた！
妻の「ぎゃああああ！！！」という叫び声が夜10時半でも明るいノルウェーの町にこだました。
もげたチンコはまだ妻の中にいる。
妻は大丈夫？？だいじょうぶ？？と言いながらチンコを引き抜いた。
そしてすべてが終わった。
ディレクターは全てを話したらしい。正直に言えば許してもらえるという話を子供のころに聞いたことがある。
ワシントン君が桜の木を折ったのは自分ですと言ったら褒められたみたいだ。
チンコが折れたのは偽物で僕がゲイだからですと正直に話した男は帰国後すぐに離婚をした。
4ヶ月の結婚生活だった。
もし行き先がべたにハワイだったり、行く時期が夏じゃなかったら今でも結婚生活は続いていただろうか。
しかし離婚をした後の彼はすっきりしている顔に見えた。
人間何かを隠して生きて行くのは大変な事なのかもしれない。
追伸
次回で最終回にさせていただきます。よろしく！
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