日記ロワイアルコミュの性の快速電車（エロ）

（この日記にはいろんな地名が出てまいります。
土地勘のない方はこちらをご参照ください）

http://www.jr-odekake.net/eki/pdf/index_02.pdf

それでは本題。

私は男女の秘め事の際、持久力がなくて困っている。

電車に例えるなら、私のパートナーは普通電車で、

私は新快速だ。

例えば「夜の交わり」のスタートを「神戸」、終息を「京都」とすると、

パートナーがゆっくり進行するのに対し、私は終着駅目指して突っ走る。

大幅な勇み足の私が一人めでたく「ゴールイン」した頃には、

パートナーは不満そうに「芦屋」あたりをのろのろ走っている。

しかしこれでも私の勇み足は以前に比べ改善されたものである。

二十歳前後の頃、「歩くリビドー」と言われた私は、

地元では「性のリニアモーターカー」として有名であり、

パートナーなど遠く彼方に置き去りにして、

瞬く間に一人（よがり）で終着駅にたどり着いていたものである。

そんな痛い過去を経て、現在は新快速まで落ち着いた私は、

最近パートナーから、耳を疑う恐ろしい事実を知らされた。

なんでも私のパートナーは先日、

同級生の女性の集まりに参加し久々に晩酌したのだが、

彼女達の間では「S○Xは義務よね」が共通認識だそうである。

その話を聞いて、私の頭の中は真っ白になった。

（、、、私に代表される殿方達が楽しみにしてる「晩餐の後の晩餐」は、

　　　女性にとってはただの義務でしかないのか）

（、、、彼女達の旦那は皆そんなに下手なのか、そして私も、、、）

（、、、我がパートナーはその場でなんと話したのか。
　　　　
　　　　皆と同調したのか。「短刀直入」の話を単刀直入にしたのか、、、）

私はその話を聞いて以後、我がパートナーの友人に会うのが怖くなった。

眠りにつけない日が数日続き、私は床の中で悔い改めて、

パートナーと手をつないで、一緒に「京都」に辿り着こうと心に誓った。

その後の私は、下半身にそびえたつ純国産松茸のみに頼らず、

己の肢体の全てを用いて、「古都」に辿り着く「こと」を起こす前の、

事前の「慈善事業」に精を注いだ。

私の新快速のスピードは変わらないが、

私が「神戸」から「京都」に向かうのに対し、

パートナーを「大阪」まで事前に走らせておいて、

同時に「京都」に着くことを私は目指した。

新たな作戦を試みる私達の、新たな「晩餐の後の晩餐」が始まる。

私の愛に満ちた奉仕により、気持ちよさそうなパートナーを眺めて、

満を持してゆっくりと、新快速は始動する。

ガタンゴトン、ガタンゴトン、ガタンゴトン、、、、

ガタンゴトン、ガタンゴトン、ガタンゴトン、、、、

ガタンゴトン、ガタンゴトン、ガタンゴトン、、、、ポッポ～!!

今までにない手ごたえを感じながら終着駅に辿り着いた私は、

K点越えのジャンプの後に掲示板を見る原田の表情でパートナーを見る。

、、、。

パートナーの表情は、今一つ冴えない。

パートナーいわく

「、、、今、、、高槻、、、」

らしい。

それを聞いた私の純国産松茸も残念そうにうな垂れた。

しかし私の愛の奉仕事業は確実に何かを掴んだようで、

それ以降めでたくダイヤが改正され、

より多くの電車が古都を目指して、

「発射」されるようになったのである。

大切なパートナーを持つ皆さん、私が言うのもなんですが、

パートナーへの思いやりを忘れ、新快速になってはいませんか？

そんなことだと、井戸端会議で、

「S○Xは義務よ」って言われちゃいますよ（笑）

全国の新快速の侍達に、幸あれ。