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日記ロワイアルコミュの今、素敵な恋をしていますか?

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8月某日、台風が伊豆半島に接近したニュースを受け、俺は授業日程変更のお知らせを保護者のメールアドレスに向けて一斉送信していたパソコン
激しい雨と風が教室の窓を叩き、数少ない休日の一つが代替授業で潰れることをけたたましく告げた。
あと数人で担当人数分の連絡も終わる。
と思うのが早かったか。
日程変更への了解を示す返信の中に場違いな件名のメールを見つけるのに時間はかからなかったメール
「今、素敵な恋愛をしていますか?わーい(嬉しい顔)


アドレスを確認すると保護者からの返信のはずのメールである。
本文には「突然ごめんなさい。先生の理想の女性像があったら教えてください///」とあった??(((((゚д゚;ノ)ノ

すべての連絡を片づけてから真意を問うべく返事を書く俺。
イケメソ講師に惚れた色っぽい人妻がエプロン姿で挑発する場面が脳裏に浮かぶ(*´∀`*)ドキッ!!
「参ったなあ。世の中には許されない恋もあるのですよ。保護者と塾講師の間でこういう類のメールを交わすのは慎みましょう」
そんななるべく相手を傷つけないような断わりの言葉を探す。

するとまたメールが届いた。
「先生、ウチだよサオだよハート」(゚  д  ゚)....ェ?!

数日前に保護者の携帯アドレス変更の申し出をしてきた高校2年のサオリ(仮名)が、今やりとりをしているアドレスが実は自分の携帯電話のものであるという真相を明かした。
なんてこったい!!ド━━━<(;゚;Д;゚;)>━━━━ン!!
美しいサオリの母親の挑発ポーズが妄想の彼方へ吹き飛んでいくのを感じながら悪ふざけを叱る。
「仕事の連絡用のメールにこんな悪戯しちゃダメじゃないかぷっくっくな顔ダッシュ(走り出す様)
さっきまでのドキドキぶりはどこへやら、立派な大人そのものの説教である^^;

「悪戯じゃなくて本気だよ?先生がメルアド教えてくれないからしょうがないじゃん泣き顔
返ってきたのは予想外の言葉であった。
いや、本当は予想の範囲内の言葉であったのかもしれない。
サオリから向けられた好意が、講師へのそれを超えたものであるという自覚はありながら、気付かないふりをしてきたのだから┣¨キ(*゚Д゚*)┣¨キ

「先生は友達と恋人のどっちを優先する?チューリップ
サオリの質問は続くが講師が生徒と授業以外の場で接触を持つわけにはいかない。
俺は心を鬼にして質問を放置し翌日の授業の準備を始めた。

30分も経っただろうか。
事務室の電話が鳴った瞬間にそれが誰からのものであるか理解した電話
「さっきの質問だけど…」とサオリ。
事務の女の子にしばらく席を外してくれるように目配せしてから「今は恋をしていない。理想の女性像は天然さんで一途な子。恋人と友達なら先に約束のあった方を優先する。どちらも大切だから」と俺は努めて優等生的に、そしてぶっきらぼうに答える。
生徒が講師に個人的な感情を持つケースは多く、この辺の対応は事務の女の子も慣れたものである。
「血液型と相性は関係あると思う?あせあせ」質問ばかりでごめんなさいと謝りながらサオリは会話の途切れることを恐れていた。

もう半分諦めた。
心に弱いところのあるサオリの質問に今日はとことん付き合って、最後には現実を理解してもらうしかないexclamation ×2
いくらサオリがムチムチ巨乳の天然娘でも自分の立場を考えたら据え膳を全部残す以外に道はない(ぇ
「俺は他人の分類した血液型別の性格分類や相性診断を信じない。自分の判断を信じる」
「へ〜そうなんだ?電話とメール、どっちが好き?」
もはや会話を長く続かせることが目的で質問への答えはどうでもいいみたいだ・:∵(;´∀`A)
「バカバカしいやりとりや口に出すのが照れくさいことはメール、要件を誤解なく伝えたいときは電話」

そこからはもう相槌すら打つこともなく質問を繰り返すサオリと話を広げないために答えに疑問文を入れない俺の寒々しいラリーが続くテニス
「初キスはいつ?」「高3」
「自分から告白はする?」「相手の気持ちに確信が持てたときには」
「失恋から立ち直る方法はある?」「ベタだけど新しい恋を探す」
「好きな人に男として見ることはできないと言われたら諦める?」「諦めない。俺は三井、諦めの悪い男(スラダンより)w」
「嫉妬や束縛はどれくらい受け入れる?」「相手をスゲー好きな間はどれだけでも」
「元恋人とは今どんな関係?」「全員音信不通」



しばしの沈黙…



そして。


「先生、好きです揺れるハート



やはり来た┣¨キィ───Σ(゚Д゚;)───ンッ !!!!!

「ちょwwww待て待て。落ち着け。俺とお前は講師と生徒。講師としてお前に与えた優しさは他のみんなに与えたものと同じ大きさだ。それを勘違いして軽々しく好きなんて言っちゃダメだぞあせあせ(飛び散る汗)
あらかじめ用意しておいたセリフを俺は情感たっぷりに伝える。
「先生は私のことが嫌いなの?」ここからはもうお決まりのパターンである。
「生徒としては好きだよ。でもそれと女の子として好きかどうかは別だふらふら


泣かれるかもしれない、と思った。
こんなやり取りには悲しいほど慣れている。
自慢ではないが生徒から告白された経験は一度や二度ではない。
失恋の痛手を退塾という結論に繋げられることだけは避けなければならないのだ。
俺は次の言葉を慰めのリボンで飾る準備をした(・´д`・;)ゞ

そのとき。

また沈黙があって今度は微かにサオリが笑ったような気がした。
「え?私も先生として好きって言っただけなんだけどwww何勘違いしてるの?ウッシッシ

お決まりのパターンじゃなかったあああああああああああガ━━( ゚д゚ ;)━━ン!!

「恋愛にセックスは必要だと思う?」
からかわれたことに今頃気づいた俺を掌の上で転がすようにサオリの質問は続く。
「なー、仕事中の大人をからかって遊ぶのやめてくれない?あせあせ(飛び散る汗)
カッコ悪い俺はひたすら不機嫌である。
「質問に答えてexclamation ×2
「サーセンwwww(←強い口調で命令されて思わず2ch語がポロリ)。愛されるための手段に使うのは間違いだけど必要だと思います」
立場がすっかり逆転し俺の返事は敬語になっている。

「じゃ最後の質問ね。このバトンを回す人を3人挙げてください」



とまあマイミクさんから半強制的に回ってきたバトンをただやってもつまらないので物語仕立てにしてみました。
※ この物語はフィクションです。登場する人物、団体等は実在のものとは一切関係ありませんw

コメント(62)

バトンをそんな風に書くな〜んてハート達(複数ハート)

ナイスるんるんセンス

関係ないけど
ムチムチ巨乳のアピールを拒み通す人

いいね(笑)

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