世界陸上大阪ボランティアコミュの【ニュース】世界陸上大阪　代表６２人を決定

　日本陸連は２日、大阪市内で理事会を開き、８月２５日に大阪で開幕する世界選手権の代表６２人（決定済みのマラソン１０人を除く）を決定した。
全種目で選出し、アテネ五輪男子ハンマー投げ金メダルの室伏広治（ミズノ）と男子１００メートルの朝原宣治（大阪ガス）は最多の６度目の出場。
メダルの目標は「一般種目で３個、マラソンで２個」（高野・日本陸連強化委員長）としている。
初出場は女子１万メートルの絹川愛（仙台育英高）ら３０人。

　追加の代表は、最終選考会となる１５日の南部記念（札幌）の後に選出。参加標準記録突破者がいない種目からも開催国枠で１２人を選んだが、南部記念までに、ほかに標準記録を破った選手が出た場合は変更される。

　日本選手権の男子５０００メートルと１万メートルを制した松宮隆行（コニカミノルタ）と女子１万メートル２位の渋井陽子（三井住友海上）は、大会１カ月前までにそれぞれ標準Ｂと標準Ａを破れば代表になる。

◇代表は次の通り

　【男子】短距離　塚原（東海大）、朝原、山口（以上大阪ガス）、末続（ミズノ）、高平（富士通）、神山（作新学院大）、金丸（法大）、石塚（筑波大）▽中距離　横田（慶大）、小林（ＮＴＮ）▽長距離　三津谷（トヨタ自動車九州）、竹沢（早大）、岩水（トヨタ自動車）▽障害　内藤、成迫（以上ミズノ）、田野中（富士通）、八幡（モンテローザ）、為末（ＡＰＦ）、吉形（三洋信販）▽競歩　森岡（順大）、谷井、谷内（以上佐川急便）、杉本、明石（以上綜合警備保障）、山崎（長谷川体育施設）▽跳躍　醍醐（富士通）、沢野（ニシスポーツ）、荒川（大阪陸協）、杉林（チームミズノ）▽投てき　畑瀬（群馬綜合ガードシステム）、畑山（ゼンリン）、室伏（ミズノ）、土井（ファイテン）、村上（スズキ）▽混成　田中（モンテローザ）

　【女子】短距離　信岡（ミズノ）、丹野、青木、渡辺（以上福島大）、高橋（平成国際大）、北風（北翔大）▽中距離　陣内（佐賀大）、吉川（パナソニック）▽長距離　福士（ワコール）、杉原（パナソニック）、絹川（仙台育英高）、早狩（京都光華ＡＣ）、辰巳（和光アスリートク）▽障害　石野（長谷川体育施設）、久保倉（新潟アルビレックス）▽競歩　渕瀬（龍谷大）、坂倉（登利平ＡＣ）、川崎（海老沢製作所）▽跳躍　青山（大阪陸協）、近藤（長谷川体育施設）、池田（スズキ）、吉田（秋田ゼロックス）▽投てき　豊永（徳島・生光学園高教）、室伏（ミズノ）、綾（丸善工業）、吉田（京産大）▽混成　中田（日本保育サービス）

朝日新聞　2007年07月03日03時12分