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野中広務―弱者に対する眼差し―コミュの南京事件71周年12・13集会開かれる〜野中広務氏が講演

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12月13日(土)14時より、明治大学リバティタワーで「過去と向き合い、東アジアの和解と平和を 南京事件71周年12・13集会」がひらかれ、約300名が参加した。主催は実行委員会と子どもと教科書全国ネット21。集会はもと内閣官房長官で自民党幹事長も努めたことのある野中広務氏の講演ではじまった。「戦争体験と歴史和解」というタイトルで約一時間立ちっぱなしで話をした。野中氏は政治家としてはじめて南京大虐殺記念館を訪れたときのことを語り、過去から歴史とむきあって、東アジアの傷というものを見つめて修復するということを民族の責務としてやらなければならない。この先短いが私に課せられた仕事だと思っている、と語った。

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【「過去と向き合い、東アジアの和解と平和を 南京事件71周年 12・13集会」報告】
(レイバーネット日本より転載)
「過去と向き合い、東アジアの和解と平和を 南京事件71周年 12・13集会」報告

 12月13日(土)14時より、明治大学リバティタワーで「過去と向き合い、東アジアの和解と平和を 南京事件71周年12・13集会」がひらかれ、約300名が参加した。主催は実行委員会と子どもと教科書全国ネット21。

  集会はもと内閣官房長官で自民党幹事長も努めたことのある野中広務氏の講演ではじまった。「戦争体験と歴史和解」というタイトルで約一時間立ちっぱなしで話をした。

  野中氏は政治家としてはじめて南京大虐殺記念館を訪れたときのことを語り、過去から歴史とむきあって、東アジアの傷というものを見つめて修復するということを民族の責務としてやらなければならない。この先短いが私に課せられた仕事だと思っている、と語った。

  野中氏は小泉元首相の北朝鮮との国交回復と拉致問題解決のことにも触れて、「北朝鮮が日本と国交を回復しようというのはよっぽど日本の側がおおきな見返りを提示していたはずです。それがなんなのかを今は話せませんが、もうすこしで確証がつかめそうです。もし私が殺されたら、そのせいだとおもってください」と物騒なことを語っていた。

  休憩後は「かつて、百人斬りが賞賛された時代があった」題して笠原十九司(歴史学者)氏と能川元一(哲学者)氏のお二人が対談した。

 実は日中戦争当時に新聞に「○○斬り」の記事が報道された事実があり、中国人を斬った話や、親類が「身内の手柄を自慢」するような手紙を新聞社に送ってきたという。

 「百人斬り」に関する論争や裁判の経過などを紹介し、プロジェクターで「百人斬り」に似たような話が掲載された当時の地方の新聞記事を紹介して、民衆に歓迎された記事だということだ。

 そして当時も兵器としての日本刀について有効性を認めていたようで、切れ味など科学的に検証した研究も存在するという。

 当時でも残虐であるとしていて否定する意見も一部あったが、戦略戦争の熱気にのみこまれた。今日から考えると、いろんな問題がみえてくるとして、例として今年の「秋葉原事件」のような誰でもいいから殺す、という理不尽さが共通しているという。そして事実を否定しようとする人は当時とおなじような価値観で現代を考えているのだろうと語り、他者を知る想像力の大切さを強調した。  最後に今後課題として弁護士の尾山宏氏が問題提起をおこなった。

 日本人はアジアでの優越意識があり敗戦により考え直す機会だったが、経済成長により優越意識が復活した。それで過去の問題が克服できない。戦後、ドイツの戦争責任を比較してみれば日本が歴史の和解をしていないのは歴然である。ドイツの例をひけば政治家がリーダーシップを発揮して市民運動のイニシアティブの勢力と結合してそのような展開ができると書いてある。

 日本のばあいは政治については期待できないので、市民、NGOの活動を強めるしかないだろう。日本人の歴史認識にたいして啓蒙活動をしていくことが大切で、このままでは国際社会のなかで孤立してしまう。わたしたちのような市民団体の声をおおきく協力しあっていこう、と結んだ。

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